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2006-06-25  カテゴリ: 生活

香港人・深圳人のマナー (1)

香港人・深圳人のマナー (1)

 普通電車の乗降は降りる人が先のはずなのですが、深圳や香港では様子が違います。混雑する駅ではうまく降りないと降りそびれてしまうかと思うほど乗ってくる人に迫力があります。


香港KCR粉嶺駅


香港のとあるバス停

 普通、駅で列車を待つ人はドアの両側付近に待機しているのですが、ドアの真ん中に待機、列車が着いてドアが開くと降りる人も関係なく一目散に空いている座席めがけて突進。親に怒られていた自分の子供時代を思い出しました。とすれば、こちらでは子供のままの状態?
 深圳と香港の境界駅の羅湖ではこれが一番ひどい状態でした。今は乗降ホームが別になったので楽ですが。

 私は電車内の携帯電話の使用は全く問題ないと思っているのですが、こちらでは話す声が馬鹿になりません。対岸の人に大声で話しかけるぐらいの声で話します。そんなに大声なら携帯電話がなくても相手に聞こえるだろうに・・・

 と、マナーは最悪のように思えますが、ここにも彼ら独特のマナーがあることを発見することができます。老人やハンディのある人が乗ってくると必ず誰かが席を譲ります。香港でも中国でも観察しているとこれは徹底しています。妊婦さんにも譲ります。
 香港では以前、日本のシルバーシートのような座席ができたことがありましたが、今ではなくなったようです。こういうシートは必要ないのです。誰かが席を譲ってくれます。

 深圳のバスには「老・弱・病・残・孕・抱?者?座」と書かれています。(?は譲の簡体字)。老人、虚弱者、病人、身障者、妊婦、それに赤ちゃんを抱いた人には席を譲りましょう、というものです。
 これらに該当する人や準じる人が乗ってくると必ず席を譲ります。時々はバスの車掌がそういう人が乗ってきた場合、すぐさま周りを見渡して「あなた、席を替わって!」と指示することもあります。その指示は絶対的なようで乗客も素直に従います。
 私はこういう場面に数え切れないくらい遭遇していますが見ていてもほんとに気分のいいものです。


 深圳に引っ越して1年。時々香港に行きますが、香港では急速にマナーが改善されていまして電車を降りる前に突進する人もぐっと減ってきましたし、携帯電話も声がかなり小さくなりました。

 道路横断のとき、赤信号を無視することも少なくなってきました。ただ...
小さい声で言いますと、これは改善しなくても良かったのですが....実は私がそうなのです・・・やりにくいなあ

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