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2006-06-27  カテゴリ: 生活

香港人・深圳人のマナー (3) 深圳の交差点で

香港人・深圳人のマナー (3) 深圳の交差点で

 以前よく通った4車線どおしの道が交差する小さな交差点。朝の通勤時間帯にはバスや乗用車、トラックなどが行き交いよく渋滞しています。

 青信号が黄色に変わる頃、渋滞で交差点を渡りきれる可能性も全くないまま駆け込みで交差点に飛び出す車。案の定、交差点を抜けきることができずに交差点内に留まります。で、せっかく青になった方はこの車がじゃまをして交差点へ入ることができません。渋滞が加速していきます。とまあ、こういう状況も数多く見受けます。

 ある日、この道がスムーズに流れていたので何があったかと思っているうちに交差点にさしかかりました。信号灯を見てびっくり、停電らしく信号がついていません...
で、各車が自分たちの判断で走っているだけなのです...ほんとにぼーぜんとしてしまいました。信号機は必要ない?? で、私は普段より緊張しながら交差点を横断したのでした。



 そういえば、深圳の街角で横入りとかあってもそんなに気にしている様子がなくクラクションも鳴らさず道を譲ることも多くて寛大だなあと思っていたのですが、その影響なのでしょうか...ただ競争心は強いみたいです。せっかちの人も多いみたいで、バスなどでもとんでもないスピードで走り抜ける時があります。

 深圳で中国を感じるにつけ、現在の欧米中心に決められたマナーではなく、中国独特のマナーを確立した方がいいのでは、とよく思います。この小事件もそれに属する事項なのでしょうか...



 ついでに...
歩行者の道路横断方法ですが、まず中央分離帯までの安全を自分の責任で判断してとにかく分離帯付近までわたります。分離帯でふたたび対面までの安全を自分で判断できたら渡ります。分離帯がなくても立ち止まっていても大丈夫です。車の運転者は頭の中で認識して注意しています。したがって非難するクラクションもありません。

 ただ私が杭州へ旅行した時、杭州で友人の杭州人は「上海なら難しいが狭い道だから大丈夫」と8車線と6車線の道が交差する交差点を信号無視で斜め横断し始めましたのはちょっとまねできない行動でした。

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