深圳 深圳通と分段収費バス
2007年 12月 08日
深曙V通詳細は → 深曙V案内【6】深曙V通
香港では1997年に非接触式プリペイドカード、オクトパスが導入されてまず地下鉄やKCRで回数券のように使用され、今ではバス、買い物のほか、自動販売機、マンション入り口での個人認証用など幅広く応用されて必携品のようになりました。
深圳でも「深圳通」というオクトパスとの相互利用を念頭にしたカードが作られて地下鉄の開通と同時に一般的になりました。
まずは地下鉄で利用され、その後一定料金のバスに読み取り機が設置されて使用できるようになりましたが、行き先で料金の変わる(分段収費)バスでは今まで通り車掌さんが乗り込み切符を売っていました。
1ヶ月ほど前のとある分段収費バス車内で。
「XXまで」
「3元です」
車掌さんに行き先を告げて切符を買いました。
ところが・・・
「えっ・・」
向かいにいた男性、行き先を告げ「深圳通」を出しました。車掌さんはカバンから電卓のようなものを取り出してぴっぴっと入力してこの深圳通に宛てると「ぴっ」と音がして・・・
いつの間にか分段収費のバスでも使えるようになっていました。電卓のようなものが読み取り機だったのです。
切符と小銭を手に持った車掌さん
ぶら下げているのが深圳通の読み取り機 香港でKCR(今のMTRですが)の一等車に乗ると時々検札でオクトパスの読み取り機を見ますが、あれよりももっと小型にしたものでした。
切符は発行されません。深圳通もオクトパスも、使用すると使用した時間金額など履歴がカードに残されていますのでおそらくあの器械で確認できるのでしょう。また一つ便利になりました。
あとは早く香港オクトパスと深圳通の相互利用を実現して欲しいものです。今期の5カ年計画に入っていると聞きましたが遅れに遅れているだけにすこーし気をもんでいます。
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