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2012-03-28  カテゴリ: ハプニング

階下の住人をまき込んだ春節越しのマンション水漏れ騒動(1)

《水漏れ騒動2012》

トイレの水が流れっぱなし!
2012年の新年明けて間もない頃、そして春節を2週間後にひかえたとある日、トイレに行くと水が流れっぱなし。TOTOの便器とウォシュレットを2005年に設置してから初めての不具合にちょっと憂鬱。水ももったいない。
タンクの中を見ると栓のひもがひっかかっているのか栓が上がりっぱなし。自分なりに栓をいろいろいじくってみましたがおかしいところもなく偶発的な事故みたいでした。でもおそらく半日ほど最大水量で景気よく水を流していた・・・
後日請求書を見ると普段なら5~6m3ぐらいなのにこの月は8m3になっていました。2m3ほど浪費してしまったようです。

水漏れ!
2、3日タンクの様子を見ましたが問題なさそうなのにちょっと安心したところで階下の住人(女性)が管理所の人を連れてなにやら苦情の様子。水漏れといっているのが聞き取れました。
彼女はまず管理所に連絡して管理所が配管をいろいろ調べたあげく私の所に原因があるとしてやってきたようです。管理所の彼は私のトイレで水漏れがあると考えてトイレを観察していましたが原因が分からない様子。私にトイレのタイルをはがして調べてみたらと言う・・
冗談でしょう・・胸騒ぎ・・大事(おおごと)になってきたと内心穏やかではありません。
でも内装工事ではトイレの配管をみんな厚いコンクリートで覆ったし、まさか水漏れすることはないとは思うのですうがタイミング的に不安がよぎります。

階下の彼女の部屋を確認に行くと天井から水がぽたぽた・・・これは間違いなくこちらの原因と思えました。 うっとうしい展開になってきました。
とりあえず内装工事屋に電話することになり、私が内装工事をした時のファイルや資料から内装会社の電話番号を調べて階下の住人の彼女に電話してもらうことにしました。私が説明できるはずもないし、こちらが日本人だと言うことは皆さんご存知ですから・・

翌日やってきた内装会社の担当員、一通り状況を確認してから憂鬱そうな面持ち。実は春節も近いので工人がすでに故郷へ帰っていて自分も来週に帰ると言う・・・
そうなんです、内装工事の時も春節にまたがったので工人がみんな帰省して1ヶ月以上内装工事を中断しました。なので時期悪く問題が起こってしまったことに。
とはいいながらいろいろ電話をしてまだ残っている人を探し出せたようで私が修理をする決断をすれば次の日来るという。もう覚悟は決めました、修理するしかありません。修理してもらうことに。
ただ内装の契約で内装不具合は2年、配管関係は5年の保証なのですでに保証期間が切れているので全額こちら持ちと言うことになります。

この日水道メーターの指針を確認、次の日確認すると指針は同じ値を示していました。ほんとに漏れているのか・・でも内装してから7年、なぜ急に水漏れが・・合理的な理由を導き出そうとしますがなかなか推測できず・・

水漏れ修理
翌日まず来たのは実際の作業員。彼にメーターのことを言いますが「それは関係がない。水漏れがあるのは間違いない」と言い切りました。メーターを回す力がない程度の水漏れということでしょうか。配管の継ぎ目の部分から漏れていることが多いと言います。


水漏れ部位を探す・・
床はフローリングなので1枚1枚無垢板をはがします。1枚はのみで削り取って・・・フローリングの修復を考えると憂鬱がつのります。
階下の水漏れ状況からあたりをつけてフローリングを剥いでいくので当たるも八卦・・状態でどんどん剥がして配管付近で水がたまっているのが確認できました。ただ漏れている部分が見つからず・・
そうこうするうちに管理所から人がやってきました。この日はちょうど日曜日に当たるのでした。

マンションではオーナーが変わるたび頻繁に内装工事が行われますが規則がありまして18時以降は工事ができません。週末や休日も同様工事ができません。ドンガンドンガンやっているとすぐ苦情を受けて管理所から人がやってきます。
実は打ち合わせで修理は週末はだめなので月曜日に来るようにしていたのですが彼らは日曜日にやってきたのです。しかたがないので水漏れで緊急ということで管理所と話をすると管理所に連絡してくれと言うので管理所へ出向いて説明。(インターホンで管理所と話をするだけでよかったようなのですがどう話せばいいか分からずおもむきました)
管理所ではちょうど工事の苦情の電話がかかっていまして係員が「水漏れで・・」と対応している真っ最中。

部屋に戻ってくると別の箇所も剥がすことにしてどこを剥がすか、二人で相談していました。始めに剥がした部分に継ぎ目があったのですが水漏れはないと言っています。彼らはしばらく話し合ったあと別の所の無垢板をはがし始めました。間がかかりそうなので私は別室でPCを。
しばらくすると彼らは水漏れ箇所が見つかったと言ってきました。見てみると・・「!!」
継ぎ目部分ではなくパイプがのこぎりで切られたようになっています。明らかに人的ミス。でもこのパイプはマンション側が設置したもので建設時のミスなのか、内装時のミスなのか特定できません・・
とりあえず彼らに5年の期間外の保証を主張しますがまあ受け入れられません・・なんか後味の悪い水漏れ部位の発見でした。

それにしてもよくこれで7年分からなかったものだと不思議でした。まさかトイレの突発事故がこういう結果を招くとは・・


水漏れ箇所。明らかに人的ミス・・
作業をしてくれた気のよさそうなおっちゃん、「あんたは運がいい!」とのこと。今までには水漏れ部位を見つけるのに数日かかったこともあるそうでタイルを剥がしまくったようでした。こうしてすぐに見つかるのは滅多にないとのこと。
この日のうちに修理を終えてまあとりあえずめでたしめでたしというか。


そしてあとはフローリングの復帰工事と言うことになるのですが、階下への補償の他にいろいろ複雑な問題があって簡単には行きませんでした。

つづく
タグ: 水漏れ
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