雨上がりの圓頭山登山道から深圳湾大橋と深圳を展望
《香港の山と公園》 雨の香港圓頭山
久しぶりに香港・屯門 圓頭山へ
圓頭山へ
能見度(空気の透明度)もよくなってきたしそろそろ香港圓頭山から深圳を展望してみるかと圓頭山へ出かけました。
コースは香港軽鉄の鍾屋村駅から20分ほど歩いて登山口へ向かう郊区地図にもないマイナーなルートです。前回から1年半ぶりの登頂で元々香港人もあまり行かない山のマイナーなルートなのでちゃんと登れるかどうか気になりましたがとにかく出かけました。
登り - 雨(夕立)
登山口
小さな花の咲く★崗松をかき分けて登ります
鍾屋村駅を降りて西へ、西鉄線高架をくぐりさらに高架道路の下をくぐると登山口まではあと少し。雰囲気はだいぶ変わっていましたがともかくも入り口は確保されていました。というのもこのあたりはお墓が結構あるのと高圧電線の鉄塔があるので途中まではルートがある程度整備されています。それにしても登山口は知っていないと全く分からなくなってしまっていました。
短パンをトレーナーパンツに履き替えて出発。途中のルートもなかなか厳しいですね。ルートがあるのが分かっているので進めますが、それでもまだルートが残っているか気になります。ルートを示すリボンもだいぶ古くなっているし・・
雲の多い状態ですが雲を透過して日焼けしそうな感じなので日焼け止めを。
どうにか山頂まであと少しとなったところで天候が変わってきました。深圳の南山あたりは雲に覆われて雨が降り始めた様子・・ちょっとやばいなあ・・
自然に足が早まります。急坂で足場の悪いところなので夕立が来れば間違いなく小さな滝のように水が流れ落ちてくるでしょうから雨の前に山頂に着きたい・・
山頂で
深圳から雨がやってきました
ほとんど山頂に来たところで雨。間に合いましたが、風が強い上遠くで時々雷・・・
ちょっと最悪の気分。山頂は木がないので傘を出して山頂で雨宿り。しかし横殴り風が強くだんだん靴の中が洪水状態に・・
雨が小降りになって下りようとするとすばらしい視界が開けてきました。 香港・青山あたりは雲が思い切り流れて背後にランタオ島がはっきりくっきり。雨で空気が洗われたか?靴の中が洪水になっているにもかかわらずあちこち写真を。
深圳側も南山から深圳湾大橋がはっきりしてきました。すばらしい能見度。これで青空が見えていれば・・と思いましたが雨上がりの展望もまた貴重でしょう。
下山
下山
さてポピュラーなルートで下山することにしました。このルートは山頂付近は険しいですが、安全のため鎖の「手すり」を準備していますし、ここをすぎれば灌木のない気楽なコースです。とはいえ、雨のあとで足下がよくない。慎重に下りていきます。用心のため片手に軍手をはめて手を保護。
さっきから首輪椋鳥のような騒がしい声で鳴いている鳥が姿を見せました。私が近づいてきたので身体を隠すように茂みの中へ・・
一瞬目についた鳥の姿、首輪椋鳥かと思っていたら全く違いました。初めて見る鳥でとても印象に残る柄をしていました。帰って図鑑を繰ってみると中国語で虎斑地鶇、学名と英名から和名は虎鶫(トラツグミ)と分かりました。体長30cm。それぐらいでした。まず間違いないと思います。カメラに収めたかったなあ・・
最後もまた頼りないルートで心細くなりながらも最後に出てきたのは霊渡寺でした。雑草の中に埋もれた「出口」。
霊渡寺を少し見学して着替え。
軍手を脱ぎ絞るとびっくりするほどの水がしたたり落ちました。 たっぷり水を含んだトレーナーパンツを短パンに履き替え、これまたたっぷり水を含んだ靴下を新しいのに履き替えます。靴が濡れているのですっきりするわけではありませんが大きな違い。
どうして帰ろう・・
霊渡寺
霊渡寺へは以前来ているはずなのですがどのようにして来たか思い出せません。とにかく適当に歩き出しました。40分ほど適当に歩いたところでバス停がありました。高架にはMTR西鉄線。案内板を見ると待つバスは30分ぐらいに1本と頼りない状況。
同じようにバスを待つ香港人のおばあさんがなにやら話しかけてきますが広東語なのでほんの少ししか分かりません・・・北京語で話すと北京語で返ってきたのでほっと一息。
私はバスが少ないので歩いて軽鉄の駅に出る、というと彼女は遠いからだめ、と。
どうやらおばあさんも福田口岸へ行くと言うことで成り行き上、お相伴することになりました。彼女とMTRバスで西鉄線天水圍駅へ、そして西鉄線で元朗へ、元朗からB1のバスで福田口岸へ。
B1は高いのにどうしてミニバスを使わないの?と聞くとミニバスは高いという・・・
「??」
うーん、思い当たりました。彼女は65歳以上なので、7ドルのミニバスは割引がないのですがB1なら半額になります。そしてこの日は日曜日、11ドルのB1も彼女には2ドルぽっきりでOK。なるほど。今後参考にしましょう。
天水圍から2階バスB1の初コースで福田口岸へ戻ってきました。
イミグレを抜け深圳に入って1元バスでわが家へ、と思いきや・・
バスに乗ってしばらく行くと「どしん」という音とともにバスは停車。どうやら乗用車と接触したようです。警察を呼んだり時間がかかりそう。1元ですので次のバスを待って乗り換えるのも面倒なので地下鉄に乗って帰宅。
霊渡寺についたのが17時、帰宅は20時過ぎ。さんざんとラッキーが入れ混じった日でした。
圓頭山へ
コースは香港軽鉄の鍾屋村駅から20分ほど歩いて登山口へ向かう郊区地図にもないマイナーなルートです。前回から1年半ぶりの登頂で元々香港人もあまり行かない山のマイナーなルートなのでちゃんと登れるかどうか気になりましたがとにかく出かけました。
登り - 雨(夕立)
登山口
小さな花の咲く★崗松をかき分けて登ります
短パンをトレーナーパンツに履き替えて出発。途中のルートもなかなか厳しいですね。ルートがあるのが分かっているので進めますが、それでもまだルートが残っているか気になります。ルートを示すリボンもだいぶ古くなっているし・・
雲の多い状態ですが雲を透過して日焼けしそうな感じなので日焼け止めを。
どうにか山頂まであと少しとなったところで天候が変わってきました。深圳の南山あたりは雲に覆われて雨が降り始めた様子・・ちょっとやばいなあ・・
自然に足が早まります。急坂で足場の悪いところなので夕立が来れば間違いなく小さな滝のように水が流れ落ちてくるでしょうから雨の前に山頂に着きたい・・
山頂で
深圳から雨がやってきました
ちょっと最悪の気分。山頂は木がないので傘を出して山頂で雨宿り。しかし横殴り風が強くだんだん靴の中が洪水状態に・・
雨が小降りになって下りようとするとすばらしい視界が開けてきました。 香港・青山あたりは雲が思い切り流れて背後にランタオ島がはっきりくっきり。雨で空気が洗われたか?靴の中が洪水になっているにもかかわらずあちこち写真を。
深圳側も南山から深圳湾大橋がはっきりしてきました。すばらしい能見度。これで青空が見えていれば・・と思いましたが雨上がりの展望もまた貴重でしょう。
下山
下山
さっきから首輪椋鳥のような騒がしい声で鳴いている鳥が姿を見せました。私が近づいてきたので身体を隠すように茂みの中へ・・
一瞬目についた鳥の姿、首輪椋鳥かと思っていたら全く違いました。初めて見る鳥でとても印象に残る柄をしていました。帰って図鑑を繰ってみると中国語で虎斑地鶇、学名と英名から和名は虎鶫(トラツグミ)と分かりました。体長30cm。それぐらいでした。まず間違いないと思います。カメラに収めたかったなあ・・
最後もまた頼りないルートで心細くなりながらも最後に出てきたのは霊渡寺でした。雑草の中に埋もれた「出口」。
霊渡寺を少し見学して着替え。
軍手を脱ぎ絞るとびっくりするほどの水がしたたり落ちました。 たっぷり水を含んだトレーナーパンツを短パンに履き替え、これまたたっぷり水を含んだ靴下を新しいのに履き替えます。靴が濡れているのですっきりするわけではありませんが大きな違い。
どうして帰ろう・・
霊渡寺
同じようにバスを待つ香港人のおばあさんがなにやら話しかけてきますが広東語なのでほんの少ししか分かりません・・・北京語で話すと北京語で返ってきたのでほっと一息。
私はバスが少ないので歩いて軽鉄の駅に出る、というと彼女は遠いからだめ、と。
どうやらおばあさんも福田口岸へ行くと言うことで成り行き上、お相伴することになりました。彼女とMTRバスで西鉄線天水圍駅へ、そして西鉄線で元朗へ、元朗からB1のバスで福田口岸へ。
B1は高いのにどうしてミニバスを使わないの?と聞くとミニバスは高いという・・・
「??」
うーん、思い当たりました。彼女は65歳以上なので、7ドルのミニバスは割引がないのですがB1なら半額になります。そしてこの日は日曜日、11ドルのB1も彼女には2ドルぽっきりでOK。なるほど。今後参考にしましょう。
天水圍から2階バスB1の初コースで福田口岸へ戻ってきました。
イミグレを抜け深圳に入って1元バスでわが家へ、と思いきや・・
バスに乗ってしばらく行くと「どしん」という音とともにバスは停車。どうやら乗用車と接触したようです。警察を呼んだり時間がかかりそう。1元ですので次のバスを待って乗り換えるのも面倒なので地下鉄に乗って帰宅。
霊渡寺についたのが17時、帰宅は20時過ぎ。さんざんとラッキーが入れ混じった日でした。
山頂へ
圓頭山
連なる★崗松と★桃金娘、●天人花を分けて登ります
天人花
雨がやってきた
連なる★崗松と★桃金娘、●天人花を分けて登ります
天人花
雨がやってきた
山頂で
雨の三角点
雨が過ぎ青山が見えてきました。後ろにはランタオ島の山々がはっきり
下山
山頂付近の急坂 鎖が張ってあります
下山路の展望
羊台山がこんなにはっきり 手前には塘朗山、一番右には裏山、聖人大座に続く山
「通天閣」と建築中の高層ビル
地王大厦と98階建て京基100 孤高を保っていた地王大厦の影が薄くなりました
深圳最高峰梧桐山から香港八仙嶺へと続きます そして香港天水圍のマンション群
霊渡寺
下山路の展望
羊台山がこんなにはっきり 手前には塘朗山、一番右には裏山、聖人大座に続く山
「通天閣」と建築中の高層ビル
地王大厦と98階建て京基100 孤高を保っていた地王大厦の影が薄くなりました
深圳最高峰梧桐山から香港八仙嶺へと続きます そして香港天水圍のマンション群
霊渡寺
コメント (8)
相変わらず山回りお元気そうですね。山での落雷は注意して下さい。日本も最近竜巻や(香港はあるかわかりませんが)落雷で怪我された方もおり 十分ご注意下さい。またブローグ楽しみにしております。
koshinyamaさん お元気ですか?
落雷はちょっとビビりました。山頂に鉄柱があったのでまずそちらに落ちるかな、と考えていました。
日本での特大竜巻、動画ニュースで見ました。ものすごい勢いでしたね。
関東は竜巻が起こりやすいと言っていましたが気をつけてくださいね。
と言ってもどう気をつけたらいいものか・・
豪快優雅な撮影大変ですね。体力撮影頑張ってください。
お花の彩色大変綺麗だす。
目の保養に嬉しいです。
斧田さん
ブログのおかげで撮影にも身が入ります。
目の保養にしていただいて嬉しいです。
斧田さんと同じく雄大さを感じました。雲が地上ちかくにある写真がすばらしいと思います。また、scenewayさんの現地の中国の人達とのコミュニケーション能力はいつもながらすごいと感じます。 私の会社の周辺は、中小企業が集まった場所で、中国から働きに来ている人達が結構いて、少し顔見知りになった人もいますが、私はいまだに単語のみでしか会話できません。
hayate-11さん
いわれてみれば雄大かも。実際見ていたのは雲が早く流れてすごく雄大でしたが写真では漢字が薄いのですがそれでもすごいということかな。
中国語の会話はブログにすると留鳥に聞こえるのですが、けっこう分からないところも多くて笑ってごまかしたりも・・
深圳から雨がくるのが見えるのですね.わくわくします。
齊藤 邦宏さん
香港の山は木のない山が多いので全体がよく見えます。
で、雨とかの動きがよく分かります。