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2008-01-27  カテゴリ: 深圳の山と公園

《梧桐山・登山道》(7)古道をさがして その1

梧桐山煙雲への道Ⅱ いろいろな登山道 【7-1】 古道をさがして(1)

2008年 01月 27日
古道から ( 2008年1月19日 )
古道を探す 山登り日記 2008年1月19日(土)から


マンションを出発
JUSCOで買った寿司とペットボトルカバーを持って朝8時過ぎ路線バスで出発。

9時50分見慣れた梧桐山村に着く。
ペットボトルの紅茶とサンドイッチを買う。僕は腸が悪いので下痢には神経質になる。紅茶はいつものブランド、サンドイッチはいつも買うパン屋。
パン屋の店員が僕を見て表情を変えた。僕の顔を覚えたか?

大門に着く。天気はまあまあ、でも梧桐山の頂上付近には傘雲がでている。もしかしたら今日はいい写真がとれるかな、と言う気持ちがよぎる。


貯水湖
泰山澗の入り口へは10時2分。泰山澗は大勢の人。泰山澗へ入りすぐにダムを渡る道をとる。
貯水湖の水は前回よりもさらに少なくなっていた。右の方はすでに湖底が見えている。どうなるのだろう。





古道を行くためダムの向こう岸へ渡る。今日は前回下りてきた道の隣の道。地図に書かれている「百年古道」と思われる径を行くつもりだ。
え・・危険のため通行禁止の立て札。躊躇していると男3人のグループ、勢いよく歩いていった。中の一人はこの道は初めてだ、と言っていたが一人が知ってい そうだった。僕も進んでみることにした。
彼らの足取りはすごく速い。僕は写真を撮りながらだし、すぐに引き離されて見えなくなった。ま、一人マイペースで行くか。


道は通行禁止と書かれているだけあってちょっと危険そうだった。道と言っても草などに隠れたりしているが踏みつけられた痕跡が残っていると言うだけのもので 右は斜面のようだ。なるべく左に寄って歩く。たまに道が崩れている。用心しながら歩く。夏だと草ぼうぼうになって危険かも。

途中で行く手にコンクリートの台のようなものがあり道がとぎれた。下の谷川を歩く。時には谷川を飛び石づたいに歩く。谷川を10分ぐらい行くと斜面にほの かに踏みつぶした痕跡。上るとおそらく本道であろうと思われる道に出る。
ここから左へ。ダムに出ます


古道を


谷川を歩きます。先へ行けるのかちょっと不安・・・


やっと景色が見えました


さらに谷川を




本道へ戻れるか・・・




これがたぶん本道

さて困った。道が分かれている。一つは左の登り坂、右は下り気味の道。少し行ってからどうするか決めることにしてとりあえず左へとってみる。どうにか続い ているので引き続きこの道を行くことにする。

出発から1時間が経過した。時々ポリ袋などが捨ててあるのにほっとしながら進んできたが目の前には大きな岩、道の痕跡はなくなった。この岩を越えてみると 心細く続く痕跡があるので続いて歩く。

と上の方から人の話す声、ほっとする。心なしか少し早足になって彼らのいる所まで上る。
熟年の男女4人組、僕を見つけて中の一人の女性が話しかけてきた。

「一人か?」
「そうだ」
「・・・わはは」
何で笑う?彼女は続けて
「ここは以前通ったことがあるのか?」
「いいや、初めて通る」
「・・・わはは」
また。どうして笑うのだろう。彼らはどうやら下るようだ。今度は僕が聞く。
「上へ登っていけるのか?」
「大丈夫、上へ行ける」
この言葉で勇気百倍、これまで先へ行けるのか不安だらけだったのが明かりが見えた。
「ここを行けばいいのか」
「そうだ」

山中にほのかにわかる痕跡だ。歩き出したすぐにどれかわからなくなった。適当に歩く。でもすぐに視界が開けてやっと外界が見えた。

上へ行ける、と言う確信があるのに、その後も何度も不安になりながら20分ほど歩いて痕跡がほとんどわからなくなった頃、見覚えのあるところに出てきた。 左を見ると・・
あった、標石。おそらく37号・・
近くに寄ってみると「龍崗37号」、やった。何がやったなのかどうかわからないが・・・
前回大梧桐山から下ってきたところだ。これで大梧桐山へ上れることはわかったが残念ながらめざした「百年古道」からずれたことも同時にわかった・・・最初 の分かれ道で右へ行くべきだったかな。まあいいか。百年古道は次の機会に。

古道をさがして (2) へつづく


道が心細くなって


途絶えて・・




ちょっと行けそう・・・


人がいた!


さらに歩いて・・


歩いて


歩いて


あった、龍崗37号(龙岗37)


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