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小雨の近畿自然歩道を行く
この道は冬になると落ち葉が半端でなく積もってふかふかの落ち葉のじゅうたんがすごく気持ちいいところです。

《奈良帰省日記2011》(3)大和の青垣散歩 (2011.11.5)

奈良高専学園祭から大和民俗公園へ

野鳥の群がる池


民俗博物館
天気がよくない。天気予報は昼から雨も、というので傘を持っていつもの矢田山へ向かって歩き出します。

家を出るとすぐに池があるのですが見ると野鳥がびっくりするほどいました。川鵜(カワウ)がどうして盆地の池に・・と思ってしまいました。だっていつも深圳湾に隣接した香港湿地公園で見ているので海というイメージなのです。おまけに横にいるのは小鷺(コサギ)の群れではないのかな。これもいつも深圳湾で見ているもの。ほかにもカルガモ、それにここでもハクセキレイ。かわいい。うれしくなって写真を撮りまくりました。自宅からこんな近いところにウォッチング・ポイントがありました。

国立奈良高専(奈良工業高等専門学校)を通ると高専祭という学園祭。まだ高専内に入ったことがないのでちょっと見学。創立50年以上なのでかなりガタがきているような感じですが木々は美しい。
そして大和民俗公園。久しぶりに民俗博物館に入館後、付近を散歩。

矢田寺から矢田山頂の展望台へ

頂上展望台
そして矢田山中腹の矢田寺へ。まず門前の休憩所で昼食。時々ぱらぱらだった雨がしとしと雨になりそう。
矢田寺は金剛山寺(こんごうせんじ)と呼ばれ1300年前に建立された天武天皇の勅願寺。
そして矢田山四国というのがあり、四国八十八カ所のお寺の名前を冠した地蔵が山頂を巡るようになっているのでこれに沿って山頂へ。最高点と思われる地点から矢田山四国を離れ頂上展望台へ。前回は時間切れで行けなかったので今回の目標。
雨がしとしと降っているのですが深い樹木で遮られて余り雨を感じることなく30分足らずで展望台。展望台は完全に木造。木が腐って途中の階段が落下して・・とか気になりましたが何とかてっぺんへ。あいにくの天気で生駒山が見えず。とりあえずきたという実績だけ。

東明寺
展望台の後は東明寺を目指します。
東明寺は今は小さなお寺ですが、693年舎人親王の開基とされるお寺で重文の仏像が3体あります。前回来たときは紅葉がすごくきれいでした。今回はしとしと雨の中。途中初めてハイキングをしている家族に会いました。普段なら人も多いのでしょうがこの天気ではね。

帰途
東明寺の後は矢田寺へのルートになるのですが矢田寺へは寄らずに直接家へ。
途中、矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)というのに気づき寄り道。この神社も縁起が古そう。6世紀前半には畿内随一の大社となったとか。
そして先ほどの野鳥の池を確認。雨がしとしと降る中、川鵜と小鷺はいなくなってました。カルガモだけでした。
家の近くの池にいた野鳥たち


大和民俗公園


矢田寺


矢田山四国


東明寺






かわいいハクセキレイ
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