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塩田区最高峰・梅沙尖 753m (2012.4.22)

《深圳の山》 梅沙尖(753m)へ (2012.4.22)

1週間ほど雨模様の天気が続き身体がうずうずしていたらやっと晴れました。
天気予報で22日は雲が多いが雨はないというものでしたので前日に特製麦茶を作って冷蔵庫へ、タケノコご飯を作って刻み海苔にごまをまぶしておにぎりを作って冷蔵庫へ、山歩きの準備が万全だったところへこの晴れ間。
短パン半袖姿にリュックを背負って飛び出しました。マンションから香港側を見ると香港は見えない能見度の悪さですが、まあしゃーないということで出発。行き先は最近また登りたいなあと思っていた塩田区最高峰の梅沙尖753m。前回は2010年8月ということでほぼ2年ぶりです。

梅沙尖への道は3つのブロックに分けて考えています。
まず水管横の「石段」をひたすら40分ほど登って標高350mぐらいの三洲塘水庫のふもとへ。これがブロック1。
そしてここからまにあわせの通路をかき分けて3、4分登って公路(舗装道)に出ます。この公路を10分歩くと梅沙尖への入り口があります。これがブロック2。
この入り口までたどり着くとあとは踏み分け道を山頂めざして推測しながら753mをめざします。登りもあれば下りもあるのけっこう疲れるルート。これがメインのブロックです。

いずれにしてもこのルートは前回あちこちさまよいながら初めて下ってきたルートで今回初めて登りますのでうまくたどり着けたら拍手・・・


出発

水管コース


公路
塩田・西山吓のバス停を降りて登山道への通路に向かいました。2年も経っていてもあの怪しげな入り口は残っていました。水管横を登って最初の嶺へ。能見度はよくないながらも香港八仙嶺が見えていました。
ここまでは地元の人たちの散歩コースになっているのでそこそこの人とすれ違います。

ここで短パンを脱いでランニングパンツ姿に。汗をかくと足を上げ下げする時に短パンの裾が腿にからみついて歩きにくいのです。おまけに汗が乾きにくい。ランニングパンツの場合スリットが入っているのでこの感覚も、汗がたまることもなく爽快。今年初めてランニングパンツを買い裏山で試してみて実に爽快だったのでやみつきになりました。
まあ、普通の登山なら変な虫からの保護、けがをしないためになるべく肌の露出をさけた方がいいのでしょうがそこはそれ、娯楽登山ですから多少リラックスしてもいいかな。
日焼け止めをとリュックをさぐると・・なぜか入っていない。まあしょうがないか・・

ブロック3 山頂へ

ブロック3
抜け通路を通って公路へ。
さてここから10分歩いてわかりにくい梅沙尖への通路を探そうとすると・・ おっ、通路が拡幅されてはっきり分かるようになっていました。さすが2年の歳月、入り口には砂利が積み上げられていて整備しようとするポーズ。
でもしばらくは以前の径が続きました。そして道とする線引きをするように土が削られていました。ここに砂利を敷く?
また石段にでもなるのかと思うとちょっといやな気分。でも削られている部分が遠くまではっきりしているので迷うことはなさそうで安心感があります。
灌木ばかりのルートと思っていたので足を保護するためトレーナーパンツを持参してきたのですが必要なさそうです。

梧桐山が常に見えています。今日はいい天気なので梧桐山はいつものように満員だろうなと思いながら梅沙尖登山道を登り下りして1時間、山頂まであと少しまで来たところでおなかが減ってきました。かなりのカロリーを消費するルートなんでしょうか。
梅沙尖の山頂を見ながらおにぎりを食べて食事休憩。

ふたたび登り初めます。山頂付近は傾斜もきつくなかなかの難関なのですがここもうねるように土が削られてルートの準備をしていました。30分で山頂に到着。公路の入り口から昼食休憩込みで2時間。水管のルートを上り始めて昼食休み込みで3時間。ここまで一人の登山者とも出会いませんでした。全くの一人登山。
山頂をひとり占めして展望を楽しみます。
山頂から梧桐山

下山
さて下山。登ってきたのと反対側へ下ります。 30分もかからずに公路へ。ここで初めて登山者に遭遇。5、6人のグループ、あいさつを交わします。

さてこれからどのルートをたどるか・・・どのルートにしてもひたすら公路を歩くという退屈なコースです。
山は興味深いのですがこの長い公路歩きのために次また来ようという気になりにくいのです。
公路の利用を少なくするのに梅沙尖から園山風景区の鵝公髻へ縦走するコースを考えてはいるのですが試算してみると8時間以上かかると見られるかなりハードなコースになるので周到な準備が必要。いつかはこのルートを踏破してみたいのですがとりあえずは梅沙尖のいいコースを発見できないかなあ・・・

水管コースへ戻る道と塩田検査站へ向かう道への分かれ道、検査站へ向かう道をとります。梧桐山や香港の山々を眺めながら1時間半、やっと検査站に到着。
深圳全部が経済特区になってから検査站はほとんど廃止されているのですがどういう訳かここではまだ検査をやっていました。

ここで身分証を持っていないことに気がつきます。万一の時のために香港IDカードのコピーをリュックに入れてあるので試しにこれを提示、OK。
アイスキャンディーを買い、短パンをはいてバスと地下鉄で帰宅。帰ってみると手足が真っ赤っか、ひりひり。やっぱり3月に焼けるのとは程度が違います。次から日焼け止めに気をつけなければ・・

写真は次回
下山の公路でたくさん咲いていたハイビスカス
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2012_04


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