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《奈良帰省日記2013》 (19) 城下町(2013.11.27)

明日は深圳に戻ります。 戻る前にふるさとの町を歩いてみました。

私の住んでいた所は城下町。戦国時代に筒井順慶が居城としたあと、豊臣秀吉の弟、豊臣秀長が百万石で入城したときが最高潮で最後は柳沢吉保の子の吉里が十五万石あまりで入り明治に至ります。
たいした天災もなく戦災にもあわず大きな都市計画もなかったので、まあ昔のままの狭い道に袋小路の多いわかりにくい道が残ります。

豊臣秀長の時に城下整備で外堀内に箱本十三町を作りましたが、名前が茶町とか塩町とか魚町とかなかなか面白いのです。ちなみに私が生まれたのは十三町の一つ、雑穀町(ざこくまち)でした。20年ほど前に1km余り離れたところに家を買い引っ越しましたが同じ市内には違いありません。

というわけで十三町付近を歩きました。かなり雰囲気が変わっています。
ふつう木造の民家というものはお寺とは違い寿命は最長でも200年といわれています。古い家というか長屋みたいなものが多かったので建て替えられて多くが新しくなっていました。古いままの家もありましたが町の名前もあやふやなほど変わっているところも。

見ているとどうも市の方針として城下町として整備しているようで各所に案内板ができ昔の町並みに沿った整備がされていました。方向性がはっきりしているようなので見ていても気分はよくてほっとしました。あとは狭い町並みをどのように変えていくか、難しいでしょうが・・・

箱本十三町を取り囲む外堀には外堀緑地として整備されていました。





















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