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《奈良帰省日記2019①》(14)散歩 - 唐古鍵遺跡とARアプリ (2019.3.1)

我が家から12kmほど南の田原本(たわらもと)町に国史跡に指定されている弥生時代の環濠集落があります。最近資料館ができたり史跡公園として整備されたりと学習しやすい環境が整ってきました。

VR(Virtual Reality;仮想現実)は仮想世界を作り出すのですが現実世界にCGなどで作った仮想現実を現実世界に反映(拡張)するAR(Augmented Reality;拡張現実)と言うものがあります。唐古鍵遺跡のこのARアプリができたと言うニュースを聞きタブレットにアプリ"AR唐古・鍵遺跡~よみがえる弥生のムラ"をインストール、体験すべく行ってみました。


唐古鍵遺跡史跡公園へ


まずは唐古・鍵考古学ミュージアムへ


唐古鍵ミュージアム
近鉄で田原本駅へ。遺跡公園の前にまずは前回休館で見そびれた唐古鍵ミュージアムへ。

田原本駅から20分ほど歩きます。入館料200円。史跡の説明と発掘品を展示。



唐古鍵遺跡史跡公園へ


遺跡入口
遺跡へはミュージアムからさらに20分ほど歩きます。

公園としてきれいに整備されました。桜の木が多くありましたのでもう少しすればきれいに咲きそろいそう。奈良盆地東の山々の背景で美しくなるでしょう。

遺跡アプリを試してみました。GPSを利用しているので指定の場所で使えます。柱跡付近。アプリを起動してタブレットのカメラを向けると建物や生活している人のCG画像が風景と重なって表示されます。
手袋を脱ぐ必要がありますが寒いのでなかなかじっくりできませんが雰囲気は味わえました。



今回は行きませんでしたが遺跡から真東にこれまた20分ほど歩いた大和川沿いの高台に展望台(しきのみちはせがわ展望公園2号)があります。ここからは奈良盆地を取り囲む山々が一望できて絶景です。


AR唐古鍵遺跡アプリ 「AR唐古・鍵遺跡~よみがえる弥生のムラ」

 



柱跡にタブレットを向けるとCG画像が出てきます。左側には人も。自分の立つ位置を変えると角度や大きさも変わります。面白い。





2月が終わりました
現在自分の健康キャンペーン中。2月の歩行距離は38万歩あまりでした。平均一日あたり1万4000歩足らず。天候や気分で休憩したり歩数を少なくしたり・・

目標は1ヶ月40万歩1週間10万歩だったのですが月末近くで朝起きたとき足に疲れが残っているような感じがあったのでペースを落としました。月35万歩ぐらいにした方がいいかも。あと食事制限をしすぎているような気も・・

朝晩の安静時血圧は108/66ぐらいで安定、体重も3kg落ちてお腹が締まったあとは安定しています。ウォーキングと食生活の大変更がきいているのかもしれません。



唐古鍵遺跡史跡公園





復元された大環濠と楼閣




いつもの池で日本で初めて見た鳥 - 田鷸(たしぎ) (2019.3.2)

民俗公園へ散歩に行く途中のいつもの池を見るとくちばしの長い・・シギのようです。写真を。帰って写真を大きくして見るとタシギでした。日本で初めて見るシギにちょっと楽しい。
つがいなんでしょうね、2羽仲良くお食事でしょうか・・

田鷸 (たしぎ)
扇尾沙锥・扇尾沙錐 (shàn wěi shā zhuī)

学 名Gallinago gallinago
目 科チドリ目シギ科
全 長26cm
雌 雄同色
渡 り冬鳥




田鷸(たしぎ)











隣の池では鷺


大和民俗公園では


《奈良帰省日記2019①》(16)梅が満開(2019.3.5)


郡山城の梅が満開


まもなく桜のシーズン。でもその前にまず梅ですね。郡山城では盆梅展を開催中。前では梅の花が満開です。



郡山城の梅














鷺池の緋鳥鴨



羅生門跡から朱雀門を。大極殿南門を復元建設中の素屋根が背後に見えます。そしてJR大和路線快速電車。


《奈良帰省日記2019①》(17)散歩 - 薬師寺へ (2019.3.9)

良くなった天気に誘われて家を出ました。行き先は薬師寺。


薬師寺へ


いつもの道順は飽きたので適当に歩いてまずは奈良県総合医療センターを経由、そこから薬師寺へ。
地図で見ると薬師寺まで4.7km、唐招提寺までは6kmとなってます。薬師寺の手前にある青いのが大池です。

大池は昔から薬師寺を撮影する穴場的なところでした。朝日をバックに池面に映る東塔を撮影した写真がよくありました。
たしか、はじめは奈良写真の故入江泰吉氏が撮影されたのだと思います。当時(高校生の頃・・)は大池と言うよりも勝間田池と呼ばれていたように覚えています。

行きはごくおおまかに地図のような経路。
帰りは薬師寺から少し北の唐招提寺に寄ってから少し東の秋篠川づたいに帰りました。







薬師寺へ

歩き始めて少し、思わぬ立派な神社に会いました。ちょこっと見学。広くて立派な神社ですが昔ながらのような鎮守の森。郡山にもこんな所があったのか・・と思ったらすでに奈良市に入っていました。
地元の人でしょうか、丁寧なお参りをされていました。




真新しい高台の奈良県総合医療センターをぬけていきます。植樹がきめ細かいので木々の育つのが楽しみです。




薬師寺へ
大池の向こうに小さく薬師寺が見えます。白い素屋根に覆われているのは解体修理中の東塔。来年(2020年)の4月22日-26日に修理を終えて落慶法要が営まれる予定です。楽しみです。また撮影に・・・


若草山をバックに。2塔のそろうのが楽しみです


薬師寺にやってきました








黒い鵯(ひよどり)です。
真っ黒な鳥がたくさんとまっている木がありました。鵯のようなのですが黒いのは初めてです。時期による?


御陵前に河原鶸(かわらひわ)と紛れ込んだ鴲 (シメ)- ふるさとで見かけた鳥(2019.3.13)

矢田丘陵を歩くかな・・と出発。足が少し疲れているような感じがしたので大和民俗公園へ行くことにして歩いていくと途中の歌ヶ崎廟(郡山城歴代城主・本多家のお廟)の前で群がっていた小さな鳥、雀ぐらいの大きさ、でも雀ではなさそう・・写真に撮ってみるとお久しぶりの河原鶸(カワラヒワ)でした。
河原鶸は2011年に偶然撮影したのが初めてでした。それ以来お目にかかっていなかったのでとても嬉しい。
そして河原鶸の雌かと思っていたら鴲(しめ)も混じっていました。

河原鶸 (かわらひわ)
金翅雀 (jīn chì què)

学 名Carduelis sinica
目 科スズメ目 アトリ科
全 長14 - 17cm
雌 雄異色
渡 り 留鳥・漂鳥
鴲 (しめ)
锡嘴雀 (Xīzuǐ Què)

学 名Coccothraustes coccothraustes
目 科スズメ目 アトリ科
全 長19cm
雌 雄異色
渡 り冬鳥



河原鶸(かわらひわ)と鴲(しめ)

たくさんたむろして・・・4羽見えてます


カップルでしょうかね・・


♂です


シメの♀のようです。まぎれこんでました。


《奈良帰省日記2019①》(19)光の京都へ - 東山花灯路(はなとうろ)(2019.3.16)

ニュースで京都の東山花灯路のことを知りまして早速出かけました。
17日までとのことですが17日は天気が悪そうなので比較的良いと思われる16日に行きました。


京都・東山花灯路へ


懐かしい雰囲気の残る町並みを光で装う催しのようです。3月8日~17日。


近鉄で京都へ。今回は初めて京都駅てっぺんの展望層に行ってみました。どこで展望できるのかと思ったらガラス越しに眺めるようになっていました。ところがガラスがスモークドっぽいし二重ガラスになっているようで鮮明度がない。ちょっと残念でした。

東山花灯路の会場は東山の五条あたりから三条あたりまでなので京都駅(七条~八条付近)から歩くことにしました。まずは清水寺へ。清水寺で暗くなるのを待って散歩開始。寒い。

それにしてもすごい人です。聴覚的には中国語の普通語と広東語が多く聞こえます。ときおり韓国語。視覚的には欧米風の人種も多い。そして催しのおかげか日本語もけっこう聞こえてきます。

久しぶりにたくさん写真を撮りました。最後は手が寒さでしびれてきていました。ポケットに手を突っ込んでもなかなか暖かくならない・・

20時半、鴨川沿いの清水五条駅から京阪電車に乗り近鉄電車を乗り継いで帰宅。


そんな歩くことはないだろうと思っていたのですが・・



京都 東山花灯路へ

初めて京都駅の展望層に行ってみました。残念ながらガラスはスモークド風で透明度が悪く鏡みたいにこちらの方を反射させるのでさっぱり・・・

展望層へのエスカレータ


展望。こちらがガラスに反射していて見にくい・・





東山花灯路へ
まずは清水寺へ向かいます


暗くなるのを待って・・・




産寧坂と二年坂を通ります














八坂の塔(法観寺)をバックに帰ります


《奈良帰省日記2019①》(20)古墳群の広域公園・馬見丘陵公園へ(2019.3.20)

復元された古墳

東側が製作時の姿、西側は芝生。
奈良県は大きな古墳の多い地域ですがこの馬見丘陵公園は馬見古墳群にあります。
このあたりは郡山からはそんなに遠くないのですが近鉄を乗り換えて単線区間に入るので不便そうな印象のためか今まで来たことがありませんでした。

ニュースでこの公園に復元古墳があるのを知り訪れることにしました。土地柄、博物館なんかで古墳の説明や発掘品の展示はよく見ているものの古墳の全体像を実感する機会がありませんでしたので・・

公園全体の広さは65.3ha。

県営馬見丘陵公園HP


馬見丘陵公園へ




近鉄でまず田原本(たわらもと)駅へ、王寺行きの単線区間に乗り換えて箸尾(はしお)駅で降りそこから公園まで2kmほど歩きます。電車も不便かと思っていたら単線なのに1時間3-4本あります。これならまた来るかな。



高田川
箸尾駅で降りて歩き始めると由緒ある旧家のような風格の家屋が続きます。土蔵を持った家もたくさん・・
大和川支流の高田川沿いは見事な桜並木。まだ花は咲いていませんがもう少ししたらきれいでしょうね。

公園の周りは柵をめぐらしていて出入り口が限られているみたいでちょっと面倒。柵づたいに歩いて出入り口を探します。


馬見丘陵公園へ
馬見丘陵公園館と言うのがありました。入ってみると古墳の説明や展示。面白そうなのですが時間がかかりそう。で、また改めて来ることにして・・・

まずは目的の復元古墳を見学してあちこち歩きました。


それにしてもきれいな公園でした。少し高みに行くと盆地を取り囲む青垣山が見渡せますし園内には桜の木がいっぱい。満開になったらさらに美しいでしょうね。すでに咲いている桜がありました。葉が出て花が咲く種類のもの

平日のこの日も人がたくさんでした。桜のシーズンならどれくらいの人が来るのでしょうか・・
今回は復元古墳を見るので箸尾で下車しまして北エリアは行ってません。花見は池辺駅から北エリア、南エリアと歩きましょうかね。






馬見丘陵公園へ

馬見丘陵公園です


復元されたナガレ山古墳










公園内は美しい


桜が咲いていました。満開。






公園を出て歩いていると民家に黄水仙が咲いていました


箸尾駅へ(正面)


《奈良帰省日記2019①》(21)大阪・黒門市場~グランフロント大阪へ(2019.3.27)

大阪へ行くのは久しぶりです。大阪が成長していくニュースはよく流れていますので今は唯一楽しみな都市です。
昔・・時おり帰省して大阪に行きましたが少しずつみすぼらしくなっていくのを感じてこれで古商都になっていくのかな・・と思っていたのですが橋下知事が誕生したあと、あちこちで建設が始まり少しずつ良くなっていくのを感じました。首都優先の法律を変更させたり、大阪をコントロールする権利を国から大阪に取り戻したり「法律インフラ」も整えていっている情報もありました。
そして今では彼の政策の結果が出てきたのか、当時からは信じられないほどの復活ぶりでLCC誘致も成功してインバウンドがさらに追い風になっています。

で、今回はインバウンドで人気があるという黒門市場に行ってみることにしました。あとは大阪北エリアの建設がどうなっているのか・・


大阪・天王寺へ ミナミへ


いつものように郡山からはJRで天王寺へ、天王寺で下車して歩きます。天王寺公園、通天閣を経由して黒門市場へ。

天王寺から通天閣へ



黒門市場へ


黒門市場は初めてですが少し異様な感じ。観察してみると日本人はほとんどいない!買い物している客、買って食べている人、全部外人。特に人気がありそうなのは神戸牛でしょうかね。100g5000円と書かれているのを食べている人も・・
店の人も各国語を片言で対応していらっしゃいます。なんか香港の女人街みたいなやりとり。



私を外人と間違えたのか、タブレットを向けて写真を撮ろうとするとこちらににっこり笑顔で愛想してくれました、店員さん。


買ってすぐ食べています。香港人かな・・




神戸牛、神戸牛丼の名前が乱舞


なぜか高級いちごも。びっくりするほど高いですがけっこう売れていました。


それにしても外人ばかり。もし外人観光客がいなくなれば・・シャッター街?


道具屋筋からよしもと、なんばグランド花月へ


吉本興業の本拠地、なんばグランド花月(NGK)へ。入場料は4700円と高いし時間もないので入りませんが・・








道頓堀へ


ここはいつも観光客が多いですね。おかげで地価が大幅に上がりました。
今年の全国地価調査で上昇率の高かったトップ10の7ヶ所が京都と大阪の地点だとか。インバウンド様々か・・
写真はたぶんほとんどが観光客です。日本人もけっこう多くいました。








このあと少しぶらぶらして地下鉄で梅田に向かいました。


そして大阪キタ、梅田・グランフロント大阪へ


大阪駅の北部分、再開発の進む梅北エリアです。

大阪駅・梅北側


現在建設中の最後の一等地、梅北。地下は北梅田駅になります。地上は緑豊かになるはず



しばらく遊んでJRで帰宅。楽しい一日でした。



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