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日本と中国 QRコード決済事情

スーパーなんかでの現金払いは小銭がたくさんポケットにたまって管理がめっちゃうっとうしかったのですがやっと日本にもデビットカードができ日本ではデビットカード専門。これでだいぶストレスが解消できています。
最近はQRコード決済が話題になっていますので今回日本に帰ってすぐQRコード決済の検討を始めて状況を見ていましたが・・


QRコード決済事情


日本のQRコード決済事情
ほとんどのQRコードのサービスが支払いをクレジットカード、もしくはプリペイドで行っています。プリペイドはあらかじめチャージが必要です。
 → https://no-genkin.com/entry/code-pay/


原理的にはクレジットカード会社とQRコードサービス会社の二つの手数料が必要になるはずです(加盟店が必要な手数料です。消費者には関係ありません)。加盟店を確保するためか数年は手数料無料となっているのもありますが基本的にクレジットの手数料(平均3.09%)は必要なはず。そこにQRコードサービス会社への手数料が加わります。消費者には手数料の要求はないでしょうが製品価格に反映されるか加盟店が泣くか・・・
個人的には嫌いなクレジットカードが必要と言うことも含めて全く興味がわきません。


銀行のスマホ決済10月(2019年)から・・ Bank Pay
ところが少し前
「銀行のスマホ決済、700機関が参加へ 10月開始」
  → https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43568560Q9A410C1MM8000/?n_cid=NMAIL007
と言うニュースが入ってきました。
金融機関が準備を進めるスマートフォン(スマホ)を使った決済サービスに、半数程度の約700機関が参加の意向であることがわかった。政府が10月の消費増税に伴い、キャッシュレスでの買い物にポイント還元をするのにあわせ、開始時期も2020年4月から半年早める方針だ。

決済サービスを利用する加盟店が支払う手数料を抑え、普及を図る。店頭で金融機関のキャッシュカードを使って払うと、銀行口座から代金を引き落とすデビットカードのシステムを活用する。利用者はスマホのアプリに銀行口座を登録し、店舗でQRコードを読み取れば支払いが済む・・・・
これなら私が希望していたシステムに合致。すごく興味が出てきました。中国ではだいたいこのシステムだと思いますが加盟店が支払う手数料は0.6%(支付宝、アリペイ)のようです。
10月からのこのシステムは手数料を1%台にとどめるとか。ただグローバル化するときは0.6%と競争できるところまで下げられるシステムを構築する必要がありますね。あとはセキュリティをどのようにしているか・・期待してます。

 → Bank Pay


中山、マカオで・・
中国の銀行キャッシュカードは銀聯デビット機能が付属していますのでデビットカードとしても使えます。
中山の賃貸住宅に住んでいたときの管理所で管理費をデビットで支払おうとしたときは2%をプラスして要求されました。マカオでタブレットを買い銀蓮デビットで払おうとしたときにも2%をプラスすることを要求されました。

調べてみると銀聯デビットカードの加盟店の手数料は0.5%~4%とのことでスーパーマーケットでは0.5%の手数料、飲食業では2%とのことです。上記のようなタブレットとかの場合も2%なのでしょうか、中山やマカオではデビットの手数料を払うのを嫌がってるようです。ただ深圳では管理所とか町の商店で銀聯を使うときはこちらが手数料を負担することはありませんでしたので都市によって考え方が違うみたいですね。それにしてもスーパーマーケットの0.5%は安いですね。

よく行くマカオのスーパー、銀聯は使えませんがQRコード決済支付宝(アリペイ)はOKです。支付宝の手数料は0.6%。してみるとマカオのスーパーで銀聯を使うと手数料が中国本土と違い高いのでしょうか。

あと、支付宝の0.6%は銀聯のデビット手数料が入っているはずでデビット手数料を0.5%とすると支付宝の手数料は0.1%と言うことなのでしょうか・・・まあ支付宝のQRコード決済サービスは全体のサービスの一部に過ぎませんので他にもいろいろと儲け方があるのかも・・

支付宝サービスアプリ

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2019-04-19 コメント(2)
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