SSブログ
カテゴリ <深圳スポット> ( 75件  古い記事順 )
前の15件 次の15件

深圳  龍崗区 龍崗

2006年 12月 24日

龍崗

パノラマです。クリックしてください。広々しています。


龍崗
前に龍崗にJUSCOができたというニュースを聞いていましたのでどんな所かと興味を持っていました。心の赴くままにバスに乗って龍崗に出かけました。土、日曜の2日連続で。

経済特区から北東の方角、東莞市に近い所に龍崗区の中心、龍崗があります。
深圳市なのですが私のマンションからは50km近い道のりがあります。

365番のバスで龍崗へ。11元(170円)と聞いて高いなと思ったのですが50km近い距離と高速道路を20分ほど走るので逆に安いなと感じました。

高速道路を抜けて龍崗の入り口にはいると広々とした町並みに出て少しびっくり。マンション群は低層で少し古いながらも整然と区画されて道路は広くゆったりしていて緑は深く清潔感があります。特区内の渋滞がうそのよう。
JUSCOはさらに行った龍崗バス停の前にありましたがここまで来るとかなり清潔感はなくなりました。ただJUSCOがある付近は巨大なショッピング街として整備されてきているようです。JUSCOの中は特区内のJUSCOとは違って中国スタイルのレイアウト、中国スーパーの臭いを感じました。場所柄でしょうか・・・

12800歩

適当なところでバスを降りたらパイナップル売り。
思わず買ってしまいました。1元。


龍崗もマンション建設が盛んです。不動産屋に聞くとけっこう高くなってます。
それでも福田区に比べたら半額。
























散髪をしました。20-30元程度だと予想していたら40元と書いてあってヘエー。洗髪がはやりのタイ式というやつ。仰向けに寝たままで洗います。洗髪しているうちに気持ちがよくなってきて あんまを30分してもらいました。あんまは20元。
カットははさみできっちり丁寧にやってくれました。


散髪を終えたらもう日は落ちて






JUSCOです

写真を見直してみると、うまく表現できてないのが残念です。ゆったりと清潔感のある町でした。好きになったみたい。

Intermission 羅湖商業城散歩(2006年 12月 31日)

今日は大晦日。深圳・羅湖駅前の有名な羅湖商業城へ久々に訪れました。香港人客の多いショッピングセンター。ま、一種の観光地ですのでブースの賃貸料も半端でなく客の引き合 い合戦も激しく、品物によっては3倍以上の値段をふっかけてくるので要注意。


深圳イミグレを出たところ。羅湖商業城は右端(クリックしてください)


長距離バス乗り場。商業城の下です。エスカレーターは地下鉄から直行。




羅湖商業城










足のマッサージ


服のオーダーメイドもOK

厨安居と道具屋さん(2007年1月22日)

深圳で有名なショッピング街の東門、その東にあるカーテン商店ビルを散策中に見つけた厨房器具専門の厨安居です。
→  厨安居 HP 

店は4階まで。香港のレストランからの買い付けも多く、店内は広東語であふれ、繁体字の表示が目につきます。香港へのデリバリサービスもあります。
大阪道具屋筋に比べると値段はかなり安いです。

近くには小さな道具屋が軒を連ねますが、少しごちゃごちゃしています。

厨安居




深圳買単香港提貨(深圳支払い、香港受け取り)
この香港人向けと思われるコメントだけ簡体字とは・・・


日本料理用もあります


肉のスライサー






「人気商品」と日本語で書かれたものも・・




厨安居付近の通り



福田区 ジャスコ - 吉之島

2006年6月13日
深圳に引っ越していろいろなスーパーで買い物をしてみましたが、値段を除いてはやっぱりJUSCOが安心。福田区の福田店はとなりが西武です。
→  JUSCO HP 





一般的に深圳では卵を冷蔵保存していないのですが、香港でも冷蔵保存でしたのでこれはちょっと心配でした。JUSCOでは冷蔵保存しています。
深圳では普通、卵を冷蔵保存してないようなので、地元B級のスーパーで買うとけっこう腐りかけの卵があったりします。

で、私のマンションの近くのウォルマート系の山姆会員店で買うようにしていました。ここも冷蔵保存をしていないのですが、客が多いため回転が速く安心していたのです。
ここでは標準的に小ぶりの30個パック、21元(300円)。

ある時この30個パックのうち腐りかけたのが1つ出てきましてこれが2回続いたたため、遠いのですがJUSCOで買うことに決め、これ以後はJUSCOで買い物をすることが増えました。
JUSCOでは標準サイズの15個パック、10元ちょっと(150円)。




たこ焼きに使うたこが1kg187元、8時半以降ではたこの半額サービスがあったのですがなくなってしまいました。
たこは山姆会員店の寿司/刺身コーナーでも売っているのですがネタが古いうえ、1kg200元。保存に関してはやっぱりJUSCOが安心です。

JUSCO福田店では平日150元、土祝日300元買うと無料配達サービスがあり便利ですが、生ものは自分で持って帰らなければなりません。配達は4時間後くらい。ある程度時刻指定もできますし、配達時は電話がかかってきて在宅を確認してきますのでけっこう楽です。






JUSCO内にある日本料理屋「千登勢」


2007年4月10日
購物公園にできているCOCO ParkのJUSCOへ。 家からは福田店よりも近いし、店がバス停から近いので将来便利と感じるはずなので慣れるため開店してから数回続けて行ってます。73路のバスもバス停の案 内を見ると運行時間が9時半までになってましたので・・・
無料の送迎バスも3路線走っているのですが私のマンションまで来てくれません。ま、他店と同じようにデリバリサービスはあるでしょうし。

写真は撮りためたものも含んでいます。不思議なことにJUSCOの中国名「吉之島」の文字を見なかったのですが・・・


「开业」は開業の簡体字です 庆祝は慶祝


ウルトラマンショーをやってました。もちろん中国語で。「皮卡丘」はピカチュウかな?








ここの日本料理メニューは安くておいしいです






南山区 南頭古城博物館

2007年 04月 30日
2002年11月にオープンした博物館


深圳博物館によれば、南頭(南头)は西暦331年、深圳の前身である宝安県が誕生してその政治、経済、文化の中心地となったところです。
618年からは東莞県になり、1573年に再び東莞から分かれ新安県として成立、現在の深圳、香港を含んでいました。このときの中心も南頭です。これがアヘン戦争によって新安県が分断されるまで続いた模様です。
(羅湖の北側に宝安北路という道があります。宝安区からはかなりはずれているので変だなあと思っていたのですが、宝安北路の名前はこの歴史と関係があるのでしょうか・・・)

したがって南頭地区は歴史的に有意義な場所であるのでしょう。
ただ、見学客は少ないようで私が行った時、券売り場の小姐は居眠り中、館内は電灯が消えていて、私が訪れたことで電灯がつきました。そして案内の小姐がやってきました。
門票20元。

展示は古代の考古学遺跡の発掘資料とアヘン戦争、抗日戦争。




博物館の近くにあったお廟




南頭古城博物館












アヘン戦争




抗日戦争


龍崗区 客家民俗博物館 (1)

2007年 05月 03日

囲屋

中国の鄧小平、台湾の李登輝などいずれも客家人です。客家(はっか)という名前はずっと以前から知っていたような気がするのですが、意識しだしたのは鄧小平の新書本を読んだ時からです。
香港に来る前か、来てすぐの頃か定かではないのですが、予備知識として鄧小平のことを書いた新書本で彼が客家人と知ったのです。

ところで客家と言うのは民族ではなく、中国人主流派の漢族の一集団ということです。元々、華北に住んでいた集団が南下して広東省、福建省などに住むようになったといわれる人たちで、 彼らは独特の住居、囲屋というものを作って集団で生活していました。


円形の囲屋
囲屋は外面を防御用にしていて、日本でいうなら堀はないですが、環濠集落でしょうか。私のふるさとの近くに環濠集落遺跡があるので何となくそんな気がしました。
現代の深圳では団地全体を塀で囲い、一般人の出入りをチェックしていますが、これの原型でしょうか・・・
(写真の円形の囲屋はウィキペディアから転載しました)

華僑と華人と客家
海外に出ている中国人を全部華僑と思いがちですが、国籍が中国にある人だけを華僑と呼び、住んでいる国に帰化している人は華人と呼ぶそうです。世界に出ている華僑は客家が多いとか。

更に現在深圳には300万人の客家人がいてその大部分が龍崗地区に住んでいるとのこと。深圳が経済特区になった1979年頃は30万人だったといいますから、当時の10倍になったということ。 でこれは外来の客家も多いと思われます。

で、この博物館、龍崗にあるのも納得できるわけです。




博物館となっている囲屋












それでは中へ




まずは信仰から






外壁部分を内側から










客家民俗博物館 (2)へつづく

龍崗・客家民俗博物館 (2)

2007年 05月 06日
龍崗へ
龍崗は2009年に全長33kmの地下鉄3号線(と言っても26kmが高架線)が開通する見込みですが、今は深圳福田区からですと高速道路を乗り継いでバスで行きます。
 → 深圳の地図  「龙岗」が龍崗の簡体字です。

博物館へは、いろいろ調べてみて地図では確認できたのですが、行き方がはっきりしないのでとにかくバスで龍崗へ行きました。大まかにねらいをつけた停留所で降りて地図と照らし合わせてみたのですがほとんど役に立たず、結局バイクタクシーを利用。でもバイクタクシーでも半分くらいは場所を知らないと言う・・・


はあ、どんなところなのだ・・ちと不安。
知っている運ちゃんでも、博物館までは遠いので10元だという。そんなはずはないだろうと思い、値切り交渉をしてみましたが、全く聞く耳持たず状態で、何台目かのバイクで仕方なく受けることにしました。
だって、高速道路も走りながら1時間以上かかったバスの料金が10元、数キロ程度の距離のバイクタクシーが10元と言うのは受け入れがたいのです。緑のタクシーなら初乗り7元のはずだし・・
緑タクシーもなかなか来ないので、まあ道案内料として割り切りました。


客家民俗博物館
最大級の囲屋と言うことですが、面積が限られているので中へ入っていくとやっぱり狭いです。日本でも戦国時代に商人の街として自衛をしていた今井町なども同じように。
守りに便利なのでしょうか・・

実際に見ていくと守りを第一に考えて生活性を犠牲にしているようなところも感じます。外敵の攻撃が激しかったのでしょうか・・
近代では日本軍とも戦って焼き討ちにあったと書いてありました。










壁から突き出ているのは「とい」のようです。壁には雨だれのあとのような黒いシミ。
してみると、香港の古い建物が汚いのはやっぱりカビやこけでしょうね。
やっぱり導管で水を下まで導くようにしないとだめかな・・・ 汚い




















客家民俗博物館(3)へつづく

龍崗・客家民俗博物館 (3)

2007年 05月 07日

囲屋の構造は・・
長屋のようになった住居の中を見てみますと、1階にはキッチン(かまど)とトイレ、その奥に小さな暗い部屋があります。ダイニングかな・
2階はベッドルームのようです。
でも・・暗く狭いですね。ここに住むことを想像してみると気分が陰気になってしまうような感じ。まあ、誰も住んでいませんので廃屋みたいになってるので住むイメージをするのが難しいだけかも知れません。


でもあちこち苔とカビだらけ・・湿気やすい構造だと思いました。うーーん。
排水の便宜のためでしょうが玄関口にキッチンとトイレ。おそらく排水路は玄関前の溝の地下かな?





住居の入り口にはいるとまず「厨房」、かまど。




その反対側にはトイレ


1階奥にダイニングらしき暗く狭い部屋があって2階にはベッドルームか・・・













農具もありました。見てほんとうにびっくり。奈良県立大和民俗博物館にある農具とうり二つ。
使ったことはありませんが、おかげで何に使うものかすぐわかりました。

これは稲穂から籾を取る器械ですね。取っ手を回すと中の「針金群」が回転、籾を取ります


もみがらと米に分離する器械。取っ手を回して風を起こすと軽いもみがらは遠い方に落ちます
大和民俗博物館のものは・・・  唐箕 




これはサトウキビをしぼるもののようです。木の突起は歯車



番犬を飼うのも、犬を食べるのも好きだったと書かれています






それにしてもここには今まで見たありとあらゆる「タクシー」が揃っていました。バイクタクシー、力車、自転車タクシー、三輪タクシー・・・ もっとあるのでしょうか・・

写真上は三輪タクシーとバイクタクシー。
下は自転車タクシー、荷台に背もたれを付けています。




そしてこれが緑の正当派タクシー。ただし特区内は走れません。特区外専用。

隣の自転車は・・・
おっと、タクシーではありませんね。
がんばって!



初めて龍崗を訪れた時の印象は清潔感でした。調べてみるとあるwebの旅行記にも別の客家村での印象を清潔としてありました。
でもこの博物館背後の住宅地のすさまじいこと。道を歩けばマンションの上の階の窓からバナナの皮やらが降ってくるし、おかげで道はゴミだらけ。一昔前の中国の悪い部分の印象がそのまま残っていました。
途中の住宅街はほんとに清潔的なのにショックでした。
写真は博物館裏にあたるところ。


でも対照的に地下鉄3号線の駅ができるところでは豪華なマンション建設が・・・
好奇心で久しぶりにモデルルームを見学。
値段はもうすぐ決定するとのことですが1万元/㎡ぐらいになるとか・・・
ちょっと前なら数千元だったのに・・


客家民俗博物館 終わり

肖像画の注文制作 - 深圳大芬油画村

2007年5月28日
日本からのお客さんと一緒に大芬油画村へ行きました。

ある油絵工作室では注文を受けて描いた肖像画をカスタマーの要望で変更していました。
感じのいい吉林省出身の画家さんで27歳の時に独学で絵を勉強したとか、絵をとても丁寧に描いていました。

カスタマーは若い頃の自分とご主人さんの写真を2枚提出して、それをもとに新婚の肖像を描いてもらったとか。明日が結婚記念日。
中国出身でアメリカへ渡ったあと、香港人の旦那さんと結婚して今は香港に住んでいると。今日は香港から。



カスタマーから髪の花を大きくする要望があって、提示された写真をもとに修正しています。




できあがりの肖像画とカスタマー。若い時の雰囲気があります。ちなみにこの肖像画は1200元だそうです。


タグ: 大芬油画村
2007-05-28 コメント(0)

深圳 羅湖区 深圳市動画制作中心

2007年6月24日
113路という、南山区の蛇口から福田区を横断、深南路を通って羅湖区東端の蓮塘という所へ行くバスがあり、蓮塘へ行く時はよく乗ります。途中で漫画を派手に描いたビルと塀が見えるところがあり、いつもなんだろうと思っていたのですが、とうとう気が向いて降りてみました。






どうやらアニメの制作会社が集まったビルのようです。門の中には入れたのですが、建物の中に入るには普通の工場同様に入門手続きをとらなければならないようでしたので今回は断念。誰か知り合いがいれば中に入って見学したいのですけど。



門には「深圳市動画制作中心」と「深圳怡景国家動漫画游戯産業培訓基地」と書かれています。怡景と言うのは土地の名前のようです。怡景花園というマンションが向かいにありますので。



塀に書かれていたのは世界の有名な漫画です。日本人のは手塚治虫の鉄腕アトム(阿童木)や千と千尋(千与千寻)が描かれて顔写真付きで作者の紹介もされています。手塚治虫は「日本現代漫画の父」、宮崎駿は「日本動画大師」となっています。



























塩田区 沙頭角と明思克航母世界 その入り口まで

2007年 07月 12日

梧桐山トンネルを抜けて塩田区に入ったところ。山の向こうは羅湖区

塩田区へ
塩田区は羅湖から東へ、深圳最高峰の梧桐山、その梧桐山トンネル(2300m)をぬけると経済特区の東端、塩田区です。

私はここを通るたび、大阪から奈良へぬける近鉄の生駒トンネル(3400m)のような気がしてしまいます。大阪の雑踏からトンネルを越えたら静かな奈良の住宅街(田舎)みたいな感じが符合するのです。おまけに梧桐山(944m)にも生駒山(642m)にももテレビ塔があり、どちらもテレビ塔は600mちょっとのところです。ほんとに深圳はふるさとを連想させるところが多いです。
・・・それとも自分で勝手に思いこんでしまうのか・・・


大梅沙の海水浴場
塩田区は日系企業が少なくて日本人にはあまりなじみのない地域とか。72平方キロ、15万人(2000年)。貿易港の塩田港があります。
羅湖と塩田区を結ぶ路線バスは意外と多くひっきりなしにバスがやってきます。
とくに経済特区東端付近には大梅沙、小梅沙の砂浜の海水浴場があり、今はシーズン真っ最中。海水浴客でバスは満員。

テーマパーク 航母世界
そんな中にもテーマパークがあります。「ミンスク航母世界」。ソ連製の本物の軍艦を使ってテーマパークにしています。
入場料110元。今のところ入場する予定がないので外側の風景を・・・ミンスク内のは多くのHPやブログで公開されてました。


左隅に貿易港の塩田港が見えます

ミンスクは全長284m、排水量4万3000トンで1978年に進水したソ連軍の本物の軍艦です。
1995年に韓国に売却されたあと1997年に中国の企業が買い取り。2000年6月にテーマパークとして公開、2005年に親会社の倒産で経営会社が変わって運営しています。各国を転々と売却される間、2度の火災に遭っているため内部は張りぼてのようすです。


明思克(ミンスク)航母世界 入り口




なに・・全票(おとな)110元!高い・ で入場せず






遠くにもう一つの船が・・






デジカメで写してその場でプリント 1枚10元


子供を風船に入れて・・・




近くの誰もいない緑地の木陰。ひとりで本を読んでいました。なんかいいですね。




梧桐山


塩田区 夏・旬の街 大梅沙と小梅沙

2007年7月15日
深圳でポピュラーな砂浜の海水浴場が塩田区(盐田区)にあります。沙頭角からさらに東へ海岸沿いに10kmあまり、まず大梅沙、さらに東へ小梅沙。


罗湖=羅湖、盐田=塩田、沙头角=沙頭角

大梅沙には「大梅沙海浜公園」、小梅沙には「小梅沙度假村」があり砂浜で遊ぶことができます。大梅沙海浜公園は無料、小梅沙度假村は20元の入村料が必要です。

小梅沙にはほかにも「海洋世界」というのもあり、イルカショー、水族館などがあって、テーマパーク風になっている模様。3億人民元で作られたというこの施設、入場料が100元とか。
ほんとに中国の(深圳だけかな?)テーマパークというのは規模も半端でなければ入場料も半端ではありませんね。
大梅沙海浜公園


ここは2004年、マンション探しのとき初めてやってきたところで、海のそばまで山が迫ってきて山の中腹にでも家を建てれば眺めがいいなあと思っていました。ここへ来る途中の海岸線も海岸線のきれいな観光地ほどではありませんがそこそこ見応えがあります。

羅湖から見てこの手前の沙頭角はマンションが安かったのにこの梅沙へ来ると深圳中心区なみの高価格でびっくりしました。そのころからリゾート地としての価値を見られていたのでしょう。

2004年当時にはなかった本格的リゾートホテル、シェラトンホテルも海岸線にできていてびっくり。一気に砂浜に高級感が出てきました。そのせいでしょうか、香港人をよく見かけます。一目で香港人と分かる人もいますし、マクドへ入ったりすると隣で広東語、よく聞いてみるとどうやら香港広東語みたいに聞こえます(私は広東語を話せませんのであくまで感覚的に)。
今年の5月の中国版ゴールデンウィークには1日数十万人の客が訪れたというのもうなずけます。


小梅沙へ




深圳海洋世界




小梅沙度假村






パラセーリングも・・ 感覚的にはリーズナブルな値段のように思えます



小梅沙から大梅沙へ
(クリックすると大きくなります)




新しくできたシェラトンホテルが


大梅沙の海岸


大梅沙海浜公園




よく売られている水着。お値段は・・・・
泳裤(海パン)5元(80円)、泳圏15元、泳衣20元。あとの二つは女性用でしょう。
おそらくセパレートとワンピースの違い・・ 安いですねえ、使い捨て感覚でOK


シェラトンホテル


大梅沙








そう言えば福田区でよく見る1路の2階建てバス、梅沙まで来てました。
乗ってみるとほかのバスとルートが違いました。ちょっと近代コース。

龍崗区大鵬半島  大鵬所城

2007年 07月 22日

大鵬所城


深圳唯一の全国重点保護文物
羅湖の東、塩田区の大梅沙、小梅沙を更に東へ。経済特区を超えて龍崗区に入りどんどん東へ行くと大鵬と言うところがあります。


クリックすると大きくなります。

ここに深圳唯一の全国重点保護文物(重要史跡みたいなものでしょうか)「大鵬所城」正確には「大鵬守御千戸所城」というところがあります。1394年から海防の要塞として倭寇、ポルトガル、イギリスなどから国を守る役割でした。当然アヘン戦争との絡みもあります。
初めて深圳に歴史的なものがあると知り、歴史的なものに興味のある私はちょっと感激で訪ねてみました。地図を見ると私の住んでいる福田区からは50km以上はありそうです。

大鵬半島へ
バスの車掌さんに尋ねながらバスを3つ乗り継ぎました。合計15元。小梅沙から東への海岸線がとってもきれい。片側に山を見ながら進んでいくのですが山は青々としているし、見える家は時々ゴーストタウンがあったり古かったりするものの、ここが深圳か、と思うような美しさで気持ちがいい。

所々に植林植樹のようなものを感じます。以前は赤茶けたところも多かったのでしょうか。
それにしても深圳はあちこちの植樹に力を入れていて量も莫大だと思います。資金もさることながら物資(木)がよくあるなあと思います。まあでもそこは南国、木の育ちも早いのでしょうか・・・

バスの中はさすがに広東語が多く聞こえてきます。所要時間2時間半あまり、3時間近くかかって昼前に大鵬に着きました。
付近を少し歩いてみると近くには大鵬所城らしきものが見あたりません。
近くにいた白タクの男性が声をかけてきました。

「どこへ行く?」
「大鵬城」
「20元だ」広東語でした。
「高い!」とりあえず言います。普通語で。
「18元」
「10元にしろ」
「だめ15元」
「距離は?」
「7、8km」

こういう状況の場合7、8kmといわれることが多いです。ほんまかいなと思いながらも西も東も分からないので15元で助手席に乗り込みました。


運転手が「あんた、どこの人?シンガポール人か」
シンガポール?どこをどう見ればシンガポール人なのだ。この端正ないでたちで・・ 短パンに去年テーマパーク「世界の窓」で15元で買った麦わら帽子ふうの帽子。カウボーイハットのように両端がそり上がっています。

「まあそんなもんや。あんたは?」
「四川省。あんたひとりか?」
「そうや。商売はどうや」と聞くと
「まあまあやな」
「どれくらい儲かる?」
「1日100元ぐらいやろ。月に2000-4000元」
おそらくこのあたりでいうと実入りは多い方だろうと予測して「ヤウチン・シンサン」(有銭先生、広東語でお金持ちの意)と言うと照れたように笑いました。ちょっと可愛い。
到着して距離計を見るとだいたい5、6kmでした。

帰りにバスのあることが分かってバスで大鵬へ帰りました。2元。
土木作業ふうのにいちゃんに尋ねたのですが丁寧に教えてくれました。このあたりは人がいいのを感じました。


大鵬所城
大鵬所城は東西345m、南北285m、約10万平方メートルですが、けっこう歩きごたえがあります。入場料20元。


大鵬所城の模型
前の客家民俗博物館のような家が並びます。私のような外国人にとっては同じような構造に見えます。おそらく日本に来る外人にとっては数寄屋も書院造りも民家も同じように見えるのでしょうか。同じように木と紙と土でできた家だと・・・


有房出租 联系电话1371・・
そして客家博物館と違うのはこの大鵬所城、今も人が住んで生活している生きた街。ところどころに貸家札も貼ってあります。
「有房出租 联系电话1371・・・・」

日差しは暑いのに風がよく吹いてけっこう涼しくておどろき。



 


 

 


 

 


 

穀物倉庫


懐かしい感じがしました。1994年ぐらいのとき、出張で中国工場へ行っていた時、工員の寮近く、こんな感じで水で髪を洗っている女子工員の姿をよく見ました。冬になるとバケツ1杯の湯を会社から1元で買ってきて洗うのだそうです。今はどうなのでしょうか・・・














龍崗区 大鵬半島 - 南澳

2007年 07月 23日
南澳の海・・大鵬湾



クリックすると大きくなります


大鵬所城から大鵬に戻り牛肉拉面を食べてから、時間がありそうなので更に南の南澳へ行ってみることにしました。砂浜の海岸の写真を見たことがあります。

バスターミナルへ行ってみると南澳へは頻繁に出ている模様。適当なバスに乗って南澳へ。2元。地図で見るとけっこう距離があったのでどれくらいの時間がか かるものかと思っていると20分かかることなく到着。一応バスの終点まで行ってみて歩きます。
市場をくぐり抜けて海へ。

あれま、砂浜がない、港だけ。でもホテル、旅館のたぐいが海岸に並びリゾート地らしい雰囲気を感じさせます。もっと南へ行けば砂浜があるとか、次の機会 に。

日差しは強いながらも吹く風は涼しくけっこう強いので日陰にのんびりする人たちががたくさん。歩いていてもそんなに汗が流れることもなく夏なのにいい感 じ。いつもこうなのかは分かりませんが油断をしていたために帰ったら手足がひりひり、焼けていました。

海岸沿いを歩いているとサングラスを板の釘にたくさん引っかけているサングラス売りが横に。
別に買う気はありませんが
「いくら?」
「12元」
「ふーん」。
更に歩いていきます。サングラス屋がついてきました。
「安くするよ。10元でどうだ」
「・・・」
買う気がないのです。
「8元・・・・5元でどうだ?」
5元になってしまいました。
「悪いな」と言いつつ更に歩きます。

適当に切り上げて帰ることにしました。ここらあたりではバスはまだどこでも手を挙げると停まってくれるという「古き良き風習」が残っているようなので羅湖 方面行きのバスが来たのを見て手を挙げます。
途中で大小梅沙の海水浴場の帰りのラッシュに引っかかって渋滞しましたが3時間足らずでほどよい頃合いに帰ることができました。








 







貸し船。 釣りや観光に使います。100元-200元












路線バスで - 散歩・深圳宝安区光明から石岩湖温泉渡假村

2007年 07月 29日


私のマンションを通る325路の路線バスで終点の光明まで行ってみました。内装工事時代に皇崗からよく使ったなじみ深いバスで、皇崗口岸から深圳特区外の宝安区光明まで57.7kmを走ります。
全距離57.7kmを乗ると10元(160円ぐらい)。私のマンションからは50km程度8元。




中国内を旅行してみると深圳の路線バス料金は他地域に比べて高くてちょっと不満に思っていたのですが、バスを利用してみると何となく理由が分かります。
深圳は年々渋滞の頻度が多くなり、走っている時間と信号待ちしている時間とどちらが長いのか思ってしまうぐらいゆっくりな進行です。これぐらいゆっくりだとコストがかかるのかなあと。
タクシーも以前は50元で走れていたのが今は渋滞待ちのため70元ぐらいかかるところもあるようです。

まず終着駅の光明へ




ここらあたりではバイクも3人乗り4人乗りが普通みたいに乗ってました


光明からバスに乗って少し引き返して公明で食事


またバスに乗って温泉のある石岩湖へ バス停「石岩湖路口」で降ります


三輪タクシー






5分あまり歩いて到着

石岩湖温泉渡假村
門票(入園券)平日10元、週末15元、祝日20元。
温泉票88元。
石岩湖も美しそうだったので次の機会に入園を・・・
タグ: 石岩湖光明
2007-07-29 コメント(2)
前の15件 次の15件

2024_03


Produced by Sceneway   copyright [コピーライト] "日本中国夢時間 香港から深圳そして中山へ" all rights reserved