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カテゴリ <華南 野鳥のギャラリー> ( 194件  古い記事順 )
2011.01.20 
《深圳で見かけた鳥》(16) ●尾長裁縫鳥(オナガサイホウチョウ) ★长尾缝叶莺 - 仙湖植物園ほか
2011.01.21 
《深圳で見かけた鳥》(17) ●腰白金腹(コシジロキンパラ) ★白腰文鸟 - 仙湖植物園
2011.01.23 
《深圳で見かけた鳥》(18) ●縞金腹(シマキンパラ) ★斑文鸟 - 仙湖植物園
2011.01.25 
《深圳・香港で見かけた鳥》(19) ●顔黒画眉鳥(カオグロガビチョウ) ★黑脸噪鹛
2011.01.26 
《深圳・香港で見かけた鳥》(20) ●唐赤腹(カラアカハラ)★灰背鸫 [雌雄] - 香港湿地公園ほか
2011.01.27 
《深圳で見かけた鳥》(21) ●首輪画眉鳥(クビワガビチョウ) ★黑领噪鹛 - 筆架山公園で
2011.01.30 
《深圳で見かけた鳥》(22) ●四十雀(シジュウカラ) ★大山雀 - 荔枝公園で
2011.02.01 
《深圳で見かけた鳥》(23) ●小鷺(コサギ) ★小白鹭 - 紅樹林海浜生態公園で
2011.02.07 
《香港で見かけた鳥》(24) ●蒼鷺(アオサギ) ★苍鹭 - 香港湿地公園で
2011.02.11 
《深圳で見かけた鳥》(25) ●反嘴丈高鷸(ソリハシセイタカシギ) ★反嘴鹬
2011.02.12 
《深圳で見かけた鳥》(26) 紅羅雲(こうらうん)のカップル - マンションで
2011.02.14 
《深圳で見かけた鳥》(27) ●栗色鵯(クリイロヒヨドリ) ★栗背短脚鹎 - 小南山公園で
2011.02.15 
《深圳で見かけた鳥》(28) ●白頭(シロガシラ) ★白头鹎のカップル
2011.02.18 
《深圳で見かけた鳥》(29) ●瑠璃鶲(ルリビタキ) ★红脇蓝尾鸲 雌[♀] - 筆架山公園で
2011.02.22 
《深圳・香港で見かけた鳥》(30) ●雀(スズメ) ★树麻雀
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●尾長裁縫鳥(おながさいほうちょう) ★长尾缝叶莺

●尾長裁縫鳥(おながさいほうちょう) ★长尾缝叶莺

裁縫をする鳥?
大きな葉のふちに嘴(くちばし)で穴をあけ、クモの糸や植物の繊維などで縫い合わせて巣を作るのだそうです。

ちょこちょこと歩き回ります。ある程度近づいても意に介さず、というような様子で自分のペースを崩さずちょこちょこ。小さい体で度胸がすわってるのか、それとも鈍感なだけなのか。
結構近づけるので撮影しやすいかと思いきや、目白(めじろ)ほどの小さい体でちょこちょこ動き回るのでピントも合わせにくいしブレてなかなかいい写真が撮れません。こうなれば数勝負、下手な鉄砲も数撃てば当たる。
ところがこれもなかなか当たらない。
で、枚数は撮ったもののいいのがなく、前日の筆架山公園での写真、以前のマンションでの写真を応援に。

中国名は「長尾縫葉鶯」、長い尾、葉を縫うウグイス。

尾長裁縫鳥(おながさいほうちょう)
长尾缝叶莺・長尾縫葉鶯 (cháng wěi féng yè yīng)

学 名Orthotomus sutorius
目 科スズメ目ウグイス科
全 長12cm
渡 り留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)








●腰白金腹(こしじろきんぱら) ★白腰文鸟

●腰白金腹(こしじろきんぱら) ★白腰文鸟

はじめはスズメの種類かな、と思って気にしてなかったのですが腰白金腹(こしじろきんぱら)ということを知りました。
ヒマラヤ,マレーシア,インドネシア,中国南部,台湾に自然分布するとのことで、写真を調べてみると思わぬほどたくさん出てきました。スズメと思って撮影していたので、何気なく写っていました。
仙湖植物園のものはなぜか毛羽立っています。

中国名は「白腰文鸟」。白い腰の文鳥。そういえば小さい頃飼っていた手乗り文鳥のくちばしと同じ。

腰白金腹(こしじろきんぱら)
白腰文鸟・白腰文鳥 (bái yāo wén niǎo)

学 名Lonchura striata
目 科スズメ目カエデチョウ科
全 長11-12cm
渡 り留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)








●縞金腹(しまきんぱら) ★斑文鸟 - 仙湖植物園

●縞金腹(しまきんぱら) ★斑文鸟

腰白金腹とよく似ています。腹に縞模様がなければ腰白金腹ですね。同じカエデチョウ科。大きさも同じです。
カエデチョウ科で有名なのが文鳥です。
インドから東南アジアに分布。日本では主に沖縄に生息しているとのこと 。

中国名は「斑文鳥」。
華南と西南地区でよく見られる鳥の一つ。

縞金腹(しまきんぱら)
斑文鸟・斑文鳥 (bān wén niǎo)

学 名Lonchura punctulata
目 科スズメ目カエデチョウ科
全 長11cm
渡 り留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)




●顔黒画眉鳥(かおぐろがびちょう) ★黑脸噪鹛 - 仙湖植物園で
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●顔黒画眉鳥(かおぐろがびちょう) ★黑脸噪鹛 - 仙湖植物園、香港湿地公園

今回の仙湖植物園最後の鳥は顔黒画眉鳥(かおぐろがびちょう)です。
主に中国中南部、東南アジアに生息。日本でも近年見られるようですが、輸入された飼い鳥から野生化したものと考えられているようです。
あまりさえない容姿ですが(個人的感覚・・)、おしりの方がはっとするようなきれいなオレンジ色。機会があれば撮影を。

中国名は「黑脸噪鹛」。黒い顔のガビチョウ。

顔黒画眉鳥(かおぐろがびちょう)
黑脸噪鹛・黑臉噪鶥 (hēi liǎn zào méi)

学 名Garrulax perspicillatus
目 科スズメ目チメドリ科
全 長27-32cm
渡 り留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)
上の写真と雰囲気は少し違いますが同じ鳥のはずです。同じ鳥を追いかけて写真を撮りましたから・・でも自信ない?
(頭の毛羽だった部分は中文サイトで幼鳥としてあったのとよく似ています)



園博園に行くとここにもいました。夕方ですが、夕刻は結構鳥たちが出てくるような気がします


実は香港湿地公園でも撮影しています。夕刻で光線が赤く、ほかの写真も赤っぽく写っているので正確な色がわかりにくく 雰囲気が違う気がして自信がなかったのでUPしませんでした。
上の画像を見ていると同定してもいいような気がします。
1月8日の湿地公園で


1月22日の湿地公園で


●唐赤腹(からあかはら) ★灰背鸫 [♀] - 香港湿地公園で (2011.1.22)

●唐赤腹(からあかはら) ★灰背鸫

香港湿地公園に味を占めて2週間後、再度訪れたのですが、前回とは違い寒い。そのためか、鳥たちがあまり顔を出してくれません。ただ尉鶲(ジョウビタキ)の♀が今回もサービスよく顔を出してくれました。向こうからかなり近づいてきてくれたのでズームを絞らないと入りきれないほどのアップで撮影できましたがこれはまた別の機会に 。

帰りのルートをたどっていくと門近くで飛び出してきてくれたのが唐赤腹(からあかはら)でした。
実は仙湖植物園でもそれらしきものを撮影していたのでよく調べてみると雄と雌の違いでした。胸の模様が違います。
今回の写真、全部ピントが甘い・・・

分布は中国南部、北部の海岸沿いに分布するとのことで日本にはまれな旅鳥としての渡来記録があるとのこと。

唐赤腹(からあかはら)
灰背鸫・灰背鶇 (huī bèi dōng)

学 名turdus hortulorum
目 科スズメ目ヒタキ科
全 長23cm
渡 り冬鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)
雌 ♀ - 香港湿地公園で (2011.1.22)


雄 ♂ - 仙湖植物園で (2011.1.16)






●首輪画眉鳥(くびわがびちょう) ★黑领噪鹛

●首輪画眉鳥(くびわがびちょう) ★黑领噪鹛

ある日マンションを散歩していると鳥が。目をこらすと見慣れた鳥ではない。あわてて写真を。すぐにどこかへ。
写真の状態はあまりよくなかったのですが名前を知ることができました。
首輪画眉鳥(くびわがびちょう)、首のところにネクタイ風の首輪があります。

東南アジアから中国南部にかけて生息、警戒心が比較的強いとのこと。確かにこの写真を撮った後、お目にかかったことがありません。

中国名は「黑领噪鹛」、黒いネクタイのガビチョウです。

首輪画眉鳥(くびわがびちょう)
黑领噪鹛・黑領噪鶥 (hēi lǐng zào méi)

学 名Garrulax pectoralis
目 科スズメ目チメドリ科
全 長30cm
渡 り留鳥
観察期 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)


●四十雀(しじゅうから) ★大山雀 - 荔枝公園

●四十雀(しじゅうから) ★大山雀

この四十雀もWEBで見ているときれいな写真がたくさんあるのですが、よく動くのでなかなか撮影できませんでしたがやっと成功。
やっぱり夕刻が鳥の露出が大きいですね。食事時なのかよく人前に出てきます。

琉球列島をのぞく日本全土に分布する、と書いてあったのにはびっくり。香港深圳にいるのに・・
でも沖縄で亜種がいるとのことです。もしかしてこれも亜種かなあ・・私にはわかりません・・・

中国名は大山雀。

四十雀(しじゅうから)
大山雀 (dà shān què)

学 名Parus major
目 科スズメ目シジュウカラ科
全 長14cm
渡 り留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)






●小鷺(コサギ) ★小白鹭 深圳・紅樹林海浜生態公園

●小鷺(コサギ) ★小白鹭 - 深圳・紅樹林海浜生態公園

深圳のマングローブ公園、紅樹林海浜生態公園の海岸部が解放された日に行ったときにマングローブの海にやってきた小鷺です。海岸沿いを走っていたのをマングローブの隙間から撮影したものです。
冠羽をなびかせながらちょっとかっこいいですね。
特に最後の写真はロングヘアをなびかせてうしろ姿でポーズをとる女性のよう。

中国名は小白鷺。

小鷺(こさぎ)
小白鹭・小白鷺 (xiǎo bái lù)

学 名Egretta garzetta
目 科コウノトリ目サギ科
全 長55-65cm
渡 り留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)




●蒼鷺(あおさぎ) ★苍鹭

●蒼鷺(あおさぎ) ★苍鹭

今日の深圳香港は暖かくて昼間は25度ぐらいまで上がったようです。

先月、寒かった日に香港湿地公園へ行くと水鳥がわんさかやってきていました。水鳥は寒いのがお好き?
蒼鷺(あおさぎ)といっても灰色っぽい色合いです。中国名も同じ蒼鷺。

蒼鷺/青鷺(あおさぎ)
苍鹭・蒼鷺 (cāng lù)

学 名Ardea cinerea
目 科コウノトリ目サギ科
全 長93cm
渡 り冬鳥 留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)








●反嘴丈高鷸(そりはしせいたかしぎ) ★反嘴鹬

●反嘴丈高鷸(そりはしせいたかしぎ) ★反嘴鹬 - 紅樹林海浜生態公園で

嘴の先が反りあがっています。
日本ではまれな鳥のようです。
深圳の紅樹林海浜生態公園で普段は保護のため海岸部は立ち入り禁止になっていますが一時解放されたときに海岸部に行った時、マングローブの隙間から深圳湾にかいま見えた鳥でした。

反嘴丈高鷸(そりはしせいたかしぎ)
反嘴鹬・反嘴鷸 (fǎn zuǐ yù)

学 名Recurvirostra avosetta
目 科チドリ目セイタカシギ科
全 長42-45cm
渡 り冬鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)




紅羅雲のカップル?

マンションのカップル - 夕刻の小鳥たち

夕刻、マンション内を散歩するとうるさいほどのさえずりとともに鳥たちが木々を飛び交います。就寝前の忙しいときなのでしょうか、カメラに対する警戒感もほんの少しおろそかになっているような気がします。
鳥のカップルらしいものを撮影。適当につなぎ合わせて5コマ漫画を作ってみました。



おーー!

えー こっちにも


ちょっと!まわりのことはええやん、集中して!


そうかあ ほな  いくでー  うん・・


・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・


いつまで見てんねん 嫉妬すな!


失礼しました

●栗色鵯(くろいろひよどり) ★栗背短脚鹎

●栗色鵯(くろいろひよどり) ★栗背短脚鹎

去年の暮れに深圳地下鉄2号線、蛇口線が開通したとき、試乗したついでに小南山に登って下山するときに木の陰になりながらも見つけた鳥でした。いがぐり頭のきょとんとした表情がいいですね。

中国南部とベトナム西北部に分布する鳥で日本ではあまり縁がないようでWEBで調べてもなかなかヒットしません。かろうじて和名を発見。

栗色鵯(くりいろひよどり)
栗背短脚鹎・栗背短脚鵯 (lì bèi duǎn jiǎo bēi)

学 名Hypsipetes castanonotus
目 科スズメ目ヒヨドリ科
全 長21cm
渡 り冬鳥 留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)




●白頭(しろがしら) ★白头鹎 のカップル?

●白頭(しろがしら) ★白头鹎 のカップル?

紅羅雲と同じ夕刻。カップルが出現しやすいのかな。
ただ紅羅雲のようにぴったりとは寄り添いません。三歩下がって影踏まず・・








何をうなだれて・・


夕日を見る白頭  ちょっとロマンティックに


●瑠璃鶲(ルリビタキ) ★红脇蓝尾鸲 [♀]

●瑠璃鶲(るりびたき) ★红脇蓝尾鸲 [♀/幼鳥]

筆架山公園で林の中を行くと遠くの木の幹に小さな鳥が張り付いているように見えました。写真を撮りモニターで拡大してみると唐赤腹の雌のようでもあり・・何か少し違うようでもあるのでちょこまか動き飛ぶ小さな鳥をカメラで追って数枚の写真を撮ることができました。

帰って写真を検討してみるとやっぱり唐赤腹にしては少し小さいし・・・瑠璃鶲の雌ではないかと掲示板へお伺いを立てたところ同意をいただけましたがいろいろ調べてみると雄の若鳥も同じような写真があり私には同定はできません。
でこれは瑠璃鶲の若鳥、もしくは雌としておきます。
いずれにしても筆架山では初めて見る瑠璃鶲。
雄の成鳥は背も頭も名前の通りの青色がきれい。この次は瑠璃色の瑠璃鶲が撮れますように・・

2亜種があり、ヒマラヤ地区と中国西部に分布して越冬期に南下するものと日本、中国、モンゴル、ロシア等で繁殖し越冬期は南下するものがあるとのことなので暖かくなると見られなくなるのだろうか・・

中国名は紅脇藍尾鴝と雄と雌で共通する特徴を名前にしているようです。

瑠璃鶲(るりびたき)
红脇蓝尾鸲・紅脇藍尾 (hóng xié lán wěi qú)

学 名Tarsiger cyanurus
目 科スズメ目ヒタキ科
全 長14cm
渡 り冬鳥 春過 秋過
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)




●雀(すずめ) ★树麻雀

●雀(すずめ) ★树麻雀

日本では普通に見るすずめなのですが深圳に引っ越してきた頃は、「おっ、すずめ」と思って写真を撮ってみると腰白金腹だったりと、見ることがなかったので深圳にすずめはいないのかな、と思っていたのですがあちこち出かけてみるとやっぱりいるものです。ただ香港の方が見ることが多いような気がします。
日本と同じく人間が近づいても逃げることが少ない。なかなかかわいいものです。

始めは鳥にそんなに興味を持っていなかったのですが撮影してアルバムにまとめたり編集したりしているとかわいいと思う写真がたくさん出てきて思わず「かっわいーい!!」と声を上げたりします。犬や猫など、動物を飼うのと同じ気持ちなんでしょうか。まあでも鳥はかごにいるよりいつまでも木々を飛び交っていてくれるように願っているのですが・・

中国名は「樹麻雀」。木の上で麻雀をする?

雀(すずめ)
树麻雀・樹麻雀 (shù má què)

学 名Passer montanus
目 科スズメ目スズメ科
全 長15cm
渡 り留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)








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