《奈良帰省日記2021》帰省 - 広州~常州~関空 (2021.5.21)
去年(2020年)11月18日に中山に戻ってからほぼ1年半、帰るに帰れずビザ延長を繰り返して旅費の安くなるのを待ったのですが・・ビザ延長は公安で申請のあと10日後にパスポート受け取り、そして私の住んでいる地区担当の別の公安に出向き滞留延長の届け出をします。これを毎月繰り返します。延長は基本的に1年以内となっているのですが今はコロナの関係で大目に見られています。
でも申請に行くたびにストレスは急激に増加、で、帰ることにしたのです。まあ運悪く帰るときになって日本のコロナ状態がえらいことになって・・
中山から初ルートで奈良へ
今回は中国国内便併用で初めてのルート、初めての空港からの帰省です。
20日 広州白雲機場→常州奔牛機場(常州泊)
21日 常州奔牛機場→関西国際空港へ、さらに予約済みの専用ハイヤーで帰宅。
20日 広州白雲機場から常州へ
4時半に起床。ストレッチをすませて6時前出発。タクシーがつかまるかどうか心配だったので今回初めて滴滴出行アプリを使ってみました。(病院へ行くのに2回ほど試用)
すぐにやってきました。
車に乗り中山候機楼(空港バスターミナル)へ向かっています。着いたら紐付けしている微信で支払い終了。
3回目の使用ですがとても具合がいい。大好きです、こんなシステム。
7時のバスに乗り広州機場へ。バスはすいすいと走り早く着きすぎました。まあ、健康申告を作成するのにあれやこれや出時間がかかり、ちょうどよかったかも。
白雲機場。私の乗る飛行機のゲートはここから階下へ。バスに乗ります。
常州へ 1泊
さて国内便広州から常州へ。常州は上海の西160kmにある歴史の街だとか。説明を聞くとゆっくり旅行してみたいような気分に。飛行機は11:50発、少し遅れての出発でしたが到着は少し早く。
アナウンスは飛行時間1時間50分と言っていたように聞き取りましたが予定時間では2時間半かかることになってます。かなり余裕を見た飛行時間。飛行機はA320。
機内と機内食。
食事が付くかどうかわからなかったのですがありました。でも予約案内(上の写真)を見ると「正餐」と書かれていますね。
常州到着ではQRコードの健康嗎が必要。外人は中国の身分証ではないので手書きの登録です。
予約している空港近くのホテルへ。滴滴出行で検索してみると15元程度。目の前にタクシーが止まっているのでこれを利用することに。途中不審さを感じたので下車、やっぱり滴滴出行で。
あとでじっくり状況を考えてみるとタクシーの運転手、印象がよくないだけで怪しいことはなかったと結論しました。
でも滴滴出行にしておくと一番ストレスがありません。
部屋の第一印象は悪かったのですがチェックアウトする頃には普通かなと感覚が変化しました。もしかして常州人ってそういう感じなのかも・・・
21日 常州から関空へ
朝。2階に朝食用の部屋があったのでフロントで聞いてみると15元だというのでここで朝食を。中華式バイキング。お腹いっぱいに。ホテルをチェックアウトのあと滴滴出行で車を呼びます。すぐにやってきました。
空港へ。健康申告をして空港に入ります。二階へ。小さな空港で国際便もあまりなさそうで、国内便と国際便を分けるのはアクリルの壁だけ。
警備員の経っている所が国際便の入口。時間がくるまで閉じたまま。
中に入って健康申告アプリのQRコードを読み込むといろいろメニューが出てきますが「健康申報」だけ必要です。
質問蘭に書き込みが終了すると・・・
これが出てきて一応スクリーンショットで保存して終了。
そしてまたまたA320で関空へ。国内便同様予定よりも早く15時過ぎに到着。
関空で
ここからがたいへん。まあ時間がかかりました。おまけにウォーキングかと思うほど歩いて何箇所ものコーナーを移動。頭がくらくらして余りよく覚えていませんが・・・それはそれは大変でした。
こんなんでした
唾が漏斗にまとわりつくのだろうという予測と裏腹に無駄な唾はなくすべてするすると下に落ちていきました。さすが。
そして様々なコーナーを経由。
出発前に用意しておいた質問表ウェブの回答済みQRコードです。
もちろんこれも確認されます。
質問票Web
常州空港にも質問票WEBのQRコードがあります。
次に中山での出発72時間前までのPCR検査陰性証明書。中国語様式だし、年齢が0歳になっていたので年齢を修正して英語にしてもらったら時間的にも詰まっていたのと慣れないためかパスポートNo.を間違えてたり採集方式が書いてなかったりと不完全。時間的に間に合わなかったので2枚持参しました。
空港では事情を説明して中文と英文両方を提出してOK。
そしてスマホに3つのアプリをインストールすることを要求されました。係員の目の前でインストールします。メールアドレスが有効かどうかもチェック。
この3つのアプリです
地球のマークみたいなのはGPSアプリ、次がココア、SOSとあるのがビデオ通話アプリです。以前の情報ではSkypeだったものですね。
「関空を出て帰りの足は確保してますか?」と。「専用ハイヤー、芝山タクシーです」「それはどうも、ありがとうございます」
いえいえ、自分の感染防止のためです。私はPCR検査で非感染が一応証明されてますので現在の日本の状況を考えると一般交通機関を使うことは自分にとって感染リスクが高いことになりますので・・
あちこち歩き回ってどれくらいの担当者と会ったのでしょうか、もし彼らのひとりが無症状感染していたら・・・と思うとちょっと怖いですがとにかくたくさんの人がチェックに携わっておられました。乗客に中国人が多いので中国人と思われる方もたくさん。
どれくらい時間が経ったでしょうか、ようやく最終。検査結果も非感染と出てやっと解放されて荷物を受け取り出口へ。
さて最後は専用ハイヤーに「乗車可能」メールを出し待ち合わせ場所に移動。
そして乗ったタクシーの運転手は中国人の呉さん。1992年に日本に来たと言いました。
やっぱりタクシーは速いですね。電車よりも速く家に到着。デビットカードで支払い。
準備期間を含めて長い長い旅の終了です。これでストレスから解放されます。めでたしめでたし。