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2007-05-23  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(91) 深圳のイミグレで (1997.4.21)

【91】  1997年4月21日(月)  深圳のイミグレで

いつものように中国へ。
香港のアパートの電気代の請求が来ていたが、支払機へ行く時間もなさそうなので今回は小切手を郵送することにした。朝投函して地下鉄へ。九龍塘でKCRに乗り換えの時注意してみてみると支払機があるのに気づく。次回からここを利用するのが便利そうだ。小切手は書いたり投函したりめんどくさいし。

中国側のイミグレで中国人女性職員2人に付き添われた車いすの紳士、同僚のアメリカ人のPに似ていたが・・・
順番を飛び越して優先的にイミグレを通過していった。

会社の送迎車のある駐車場には香港人の相方に付き添われたPがやってきた。やっぱりあのイミグレの紳士は彼だった。彼は中国人女性と結婚していて香港で働いているそうで、欧米白人によく見る肥満タイプ。そのためだろうか最近は足が悪くなり杖をつくようになった。で、イミグレを通過する時にイミグレから車いすを提供されたのだろう。以前から時々見ているが身内がその恩恵を受けるとは。楽そうでいい。

工場へ行っても彼の足を気遣って中国人社員が優しくしていた。何か中国人の未知の一面を知ったような気がする。彼に付き添ってきた香港人の相方にしてもごく自然な感じに見えたし。

明日は不要輻射の測定に出かけるので深夜11時半まで残業。
寝る前に持ってきているMDで久しぶりに日本の混声合唱曲を聴く。おちつく・・
イミグレに用意されている車いすはデモンスト レーション的な意味もあるのでしょうし、工場での中国人の親切さは香港から来た上司みたいな感覚かなということも思ったのですが、香港人にしても中国人にしても動作に気負いがないしはっきりとしていました。

路線バスに毎日乗っている今なら当時のことが裏のない気持ちだと信じることができます。
当時、電車で降りる人を無視して強引に乗り込んできて席を確保しようとする光景を見慣れている私にとっては思いきり違和感があって不思議な感じだったのです。まあそういう強引な光景も現在はかなり改善されていますが・・・

どうやら「老・弱・病・残・孕・抱婴者让座」(老人、虚弱者、病人、身障者、妊婦、赤ちゃんを抱いた人には席を譲りましょう)というのは中国における重要なマナーのようです。
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2007-05-23 コメント(0)

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