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2007-06-05  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(94) メーデー (1997.5.1)

【94】  1997年5月1日(木)  メーデー

おとといの火曜日に中国工場にやってきた。深圳の駐車場でずいぶん久しぶりに「DAIWA」と書かれた車があった。ほんとに懐かしい。でも誰も乗っていなかった。

そして今日5月1日の中国工場はメーデーの休み。しかしながら香港族(日本人も含んで)は香港の休日に合わせて働くので中国にいても今日は出勤日。
協力工場へVCDの試験結果を見に行く。NG。4台不良、いやな予感。
工場に帰ってテスト。
夕方100台のエージング機のチェックと再テストのため作業員とともに再び超芸へ。

夕飯を近くの飯屋に食べに行く。
食後作業を始める。どうしてこれで動いているのかと思うような不良がいろいろ出てくる。10時過ぎ終える。
明日は6時起床か・・
「Daiwa」は私が大阪で働いていた頃の関連会社です。香港で働か ないかという誘いはあったものの、海外を知らなかった私はリハーサルのため、日本で設計し香港の会社に生産を依頼、香港の会社の中国工場で生産する、という会社に入社しました。
で、生産時は出張で中国にやってきていたのです。そのときの車でした。ほんとに懐かしかった。

当時、私は訪問客になりますので毎日入門帳に書き込まなければなりません。面倒なので一時的に社員証を発行してもらいました。「電子工程師、日語」と書かれています。中国では技術師は工程師となります。

ま、香港へ来て就職する以前のエピソードです。

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2007-06-05 コメント(2)

コメント (2)

遥   2007-06-05  (23:59)  


NASAが火星探査機の調査に成功した時に、NASAのスタッフの一人が中国系の人でしたね。
CCTVニュースでは盛んにその人が取り上げられていて、「工程師」と紹介されていました。
初めは「全体的な探査日程を調整する人か?」と思ったのですが、辞書を引いて「技術者」と分かりました。(笑)
そろそろ気温が高くなってきたので、中国製扇風機を購入しました。
床置きタイプで首振りの普通のタイプなのですが、価格は1,480円。
ちゃんと箱に入って、中国から持って来てこの値段、原価はいくらなのでしょうか?
私も製造業に関連する人間として、日本の製造業の進み方を考えてしまいます。

sceneway   2007-06-06  (07:34)  


NASAのニュースは知りませんでした。そんなこともあったんですね。

扇風機、安いですねえー。こちらでこの前買ったのですが日本にはないようなタイプ、四角の前にフィンのついたやつ。それが80元でしたから。

でもほんとに中国の価格はどうなっているのでしょう。
香港企業で働いていた時、中国工場で作ると原価率が85%だと余裕でもうけが出る、とのことでしたが中国企業なら90%以上だということでした。95%ぐらいという話でしたが、本当のところはどうなのでしょうか・・

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