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2007-06-12  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(96) 中国工場から恵州へ出張 (1997.5.9-10)

【96】  1997年5月9-10日(金-土)  中国工場から恵州へ出張

週末。今日は香港へ帰るつもり。よけいな話は聞きたくない。でもこういう日に限って・・・

無事1日が終わりそうに思えた夕方4時半。VCDの件で恵州のカスタマーへ行けと開発部同僚の日本人に社長から指示。
彼は心情穏やかではなく、ささやかな抵抗をしたが最終的に承諾。
僕もつきあうことになった。僕は恵州は初めてで好奇心があるので抵抗はない。
PEトップの日本人といろいろありながらPE(生産技術)の中国人に一緒に来てもらうことになった。

夜7時45分、会社の車で恵州へ出発。あたりはすでに真っ暗。東莞のこの工場からは120kmぐらいあるらしい。
2時間ほどで恵州に着く。いつものことながら何度も何度も道路の通行費を支払う。
「西湖大酒店」に一泊することにする。フロントには480元とある。3割引になった。

恵州は初めて。が暗いので辺りの景色がよく分からない。明日分かるだろう。チェックインは10時前、3階で飲茶とビール、コーラ。3人で2時間ほど話をする。
恵州西湖

モーニングコールで起きる。テレビをつけてみると6時59分。フロントに8時で頼んでおいたのに1時間違っている。まあ仕方がないか。少しベッドでうとうとする。
8時にバイキングの朝食のあと9時前、タクシーで出発。

グレートウオール(長城)へは15分ほど。会社は大きい。従業員1万人ぐらいという。香港系の会社でエライさんは香港から来ているらしい。
最初話をしたグレートウオールの品管の人は香港人だった。昼食前、土曜日の半ドンで彼は香港へ帰っていった。さすがよく割り切っている。で、昼食は近くのレストランで中国人スタッフが相手をしてくれる。

昼食後ふたたび仕事場へ。当方のPE氏は品管にインタビューして試験方法をどうしたかなど聞いている。彼はしっかりした印象を与える。元々先生をしていたらしいがイメージが合う。

午後4時半、一応仕事を終え、PE氏はタクシーで我々の東莞工場へ。僕たちはタクシーで深圳に向かう。深圳へは1時間ちょっとかかった。

香港藍田に7時半ごろ帰宅。日本時代の同僚から電話。今香港にいるらしい。22日まで滞在とのこと。僕は普段中国なので僕のアパートを宿泊所に提供することになった。
恵州西湖




万里の長城は英語でGreat Wall。この名前を冠したGreat Wall Groupという会社があります。
考えてみるとVCD基板の不具合問題で出張となったわけですが、社長にしてみれば週末を返上して打ち合わせに来たというポーズをしたいのでしょうね。対する出張者とPEトップは香港に帰りたい気持ちが強く抵抗したのでしょう。
ただ、香港人が土曜日の昼に帰ったようにどちらかといえば週末に来られて迷惑、という印象であまりねらい通りには行かないようです。事情が違いますから。それぞれ、早く香港に帰りたいのですね。

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2007-06-12 コメント(2)

コメント (2)

遥   2007-06-12  (23:05)  


Great Wallというとワインを連想しますね、雲南ワインと共に手頃な価格で愛飲していました。
福州のホテルでワインをたのむと、氷とレモンを合わせて出してくれます。
私はレモンは搾りませんが、ワインに氷を入れるのが好きになりました。

sceneway   2007-06-12  (23:27)  


そう言えばワイン、ありましたね。でも氷とワインですか。
私はアルコールがだめなのですが、ロッキングチェアにワインというのもいいかなあとひとりで思ったりします。
少しぐらい飲めればいいのですが・・

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