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2007-11-07  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(134) Ms.Kの困窮と嘘 (1997.9.13)

【134】  1997年9月13日(土)  Ms.Kの困窮と嘘

久しぶりにゆっくり眠る。
2時の待ち合わせ。バスが混んでいて尖沙咀まで1時間近くかかる。

Ms.Kに会う。
彼女は支払いが滞り電気、水道など止められているという。彼女は同僚の結婚式のときに知り合いになったフィリピン人。知り合ったきっかけがきっかけなので・・

昨日電話があってお金の借用を言われたとき、直感で返すつもりはないなと感じた。ほかにもいろいろ嘘をついていることが分かっているので・・・
でももし・・と言うことを考えるとあとで自分がいやな思いをしたくないので返ってこないつもりで最後のチャンスとして貸すことにした。

4500香港ドルの小切手を切る。受取人がアパートの大家さんでクロスチェック。したがって大家さんの銀行口座にしか振り込むことができない小切手。彼女が現金を受け取ることができない。
1ヶ月ごとに少しずつ僕に返せばいいからと言うと、2-3ヶ月後に全額返すと言う。これを聞いて返す気はないと確信した。
給料は1ヶ月分にしても8000-10000香港ドルぐらい。家賃が4500、家への仕送りが1000。あと生活費を考えると2-3ヶ月で返せるはずがない。

相手に信用を得られるようにしないと何事もうまくいかないだろうに。そういうことを考える余裕もない状態なのだろうか・・・
お金ができるまで電話をしなくていいと言って別れる。
2007年11月撮影

深圳 福永・鳳凰山から 夕日に映える深圳の海


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