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2008-01-08  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(149) 上海出張 - 危険なタクシーの呼び込み (1997.10.23)

【149】  1997年10月23日(木)  上海出張 - 危険なタクシーの呼び込み

会社ではこのごろMs.Oの元気がない。会社を辞めたそうなことを言う。確かに会社の雰囲気は最悪だ。会社がうまく作動していない。もう会社も長くないの だろうか。みんなそれぞれがやりたい放題やっているように見える。


昼過ぎ上海へ向け出発。
香港空港ではそんなに大きくない布製の手押し鞄なのに機内に持ち込まさせてくれない。持ち込むつもりだったので鍵のない鞄だ。鍵を買わされた。

上海の空港。好奇心からタクシーの呼び込みの相手になる。タクシーはこちらだというので歩いていく。途中両替の話を出してきた。日本円がどうとか・・あいにく日本円は持っていない、香港ドルだけ。

彼の雰囲気が怪しい。タクシーはこっち、と言いながらどんどん暗いところへ連れて行かれる。これはやばいと真剣に感じていい加減なところでちょうど来たタクシーを停めて強引にタクシーに乗り込んだ。彼はタクシーの窓から顔を突き出してしつこく迫ってきた。タクシーはこの怪しい男を振り切って出発してくれない。
仕方なく怪しい男との最初の話の100元を払う。彼はタクシーの運転手に50元を渡して僕をホテルへ送るように手続きした。

結局のところ怪しい彼に50元の手数料を払った勘定だ。まあしかし、あのままついていけば好奇心どころの状態ではなかっただろうと思える。

前に何かの記事で読んだことがある。寂しいところに連れて行かれて怪しい男の仲間に取り囲まれて身ぐるみはがされたという話。
おそらくこれがそれだろうと思えた。


ホテルには上海の技術者が待っていてくれた。なにか元気がない。
ご飯代わりのラーメンを食べしばらく話をする。
10時半、彼は帰っていった。
このタクシーの呼び込みの怪しい男、今の上海でこんなことがあるかどうかは知りません。何しろ、変化の激しい上海の10年 前の話です。
2008年1月5日 深圳

タウンウェアとブーツで深圳・羊台山(標高587m)を登る女性たち。

登山道の小姐


山頂の小姐

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