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2008-03-04  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(165) ふたたび職工食堂へ - 深圳羅湖で (1997.12.15)

【165】  1997年12月15日(月)  ふたたび職工食堂へ - 深圳・羅湖で

8時に起床。10時に香港のマンションを出て直接中国東莞工場へ。

羅湖で少し食べていくことにした。再び前回行った職工食堂へ。
今日は中国人と思われる男性のテーブルに同席する。彼はむっつりした顔をしていたが目が合うとにっこりした。
笑顔が思い切り印象的だった。はにかむ感じと純粋そうな笑顔がすばらしい。
前回同様サンドイッチとコーヒーですませる。彼は注文の時に僕を外国人と気がついたようだった。
食べ終えて彼にさよならの笑顔をするとさっきの笑顔で返してくれた。気分がよくなる笑顔。
もっと中国語ができれば食事中もいろいろ話せるだろうに。

直通バスに乗っていつもの「太平」へのコース。午後一番に工場に入る。
夕方、香港人たちがやってきた。とすると朝の送迎車は誰も乗らなかったのか・・
23時半、仕事を終える。
中国(深圳)で一見ぶっきらぼうに見えてもそうでないことが多いです。

私はマッサージが好きでよく行くのですが、マッサージ屋で店にはいるとぶっきらぼうな顔をした小姐がたくさんいましたがマッサージ部屋に入りマッサージを始めるととたんに愛想よく話し出す小姐を多く見ました。こんなに愛想がいいのにどうして始めはぶっきらぼうなのかとよく思ったものです。
深圳の土地柄を反映して深圳のあんま小姐は様々な地方の出身者がいます。マッサージの時の話題はまず「あなた、どこの人?」と出身を聞いたり聞かれたりすることが多いのです。次にこちらからの質問は「あなた、いつからここで働いてる?」

マッサージ小姐の出身地で一番多いのは湖南省。四川省も多かったと思いますが出身地によってもけっこう雰囲気が変わります。
そして「いつから・・」という質問にはだいたい3ヶ月というあたりが多いようでした。1年と答える人はほとんどありません。より大きい収入を求めて出入りが激しいということでしょうか。

湖南省といえばタクシーの運転手も圧倒的に湖南省出身者が多いですね。
ちなみに毛沢東は湖南省出身、以前、タクシーで毛沢東の写真をぶら下げているのを見たことがあります。


散髪屋のマッサージ室とマッサージ小姐

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2008-03-04 コメント(0)

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