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2008-07-16  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(194) 香港の給料を考える (1998.3.13)

【194】  1998年3月13日(金)  香港の給料を考える

約束通り10時過ぎ、退職した会社に出向きサインをすませる。
これでいやな思いは終わる。

上環の会社からも電話。一応年収XX万香港ドルとの連絡が来る。昨日の話よりも多くなっている。今のレートで○万円。日本では普通年収はどれくらいあるのだろう。
日本から香港にきて就職するにあたっては一応自分なりに年収の目標値を設定して交渉、一応給料の目的を達成できた。香港ドルで給料をもらうので円レートの安くなった今は円換算すると多くなったのだが。
ただ香港では毎年香港人の給料が上がり物価もそれに応じてはっきり上がるのでそんなに単純ではないが・・それに日本円で貯金すると利子は0.2%、香港ドルだと5.5%。
ただ香港の1.5年でX00万円程度の貯蓄ができたようだ。あと同じ条件で数年働けば日本の住宅ローンは完済できるのかも。

気にしてくれていた友人に電話して報告をする。彼もX社の方を勧めた。
1年目の給料が少なすぎるという税務署からのクレームに対して・・
会社は私の1年目の給料を中国工場からも支払われている、という体裁としたようです。で、この日のサインと言うのは中国工場から給料の受取書にサインをしたのです。
税務署もその気になれば不正をあばけるとは思ったのですが、香港という地域柄、担当者も「まあいろいろあるわな」と言うことで追求をあまりしないようです。この辺はやったモン勝ちか、という気になってしまうのですが・・・

ただ、今回のことについては日記を読んで全て思い出しましてイヤーな思いが蘇ってしまいました。もっと激しいことも思い出したのですがこれ以上は書かないことにします・・・ 退職するとなるといろいろな情報も集まりやすく(まわりの人が打ち明けやすいのです)、まあ、会社の内情を知ってちょっとあきれてしまいました。
2008.7.

香港 のどかな大帽山登山道
鳥と虫の声の絶えることがありませんでした




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