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2006-09-25  カテゴリ: 深圳・香港マンション

《マンション事情》深圳のマンション税金事情と価格

深圳のマンション税金事情と価格

2006年 09月 25日
土地使用費が新設されたようです。使用費と言っていますが使用税?
マンションを買った時に高額の税金がある以外、これまで毎年の税金はありませんでしたが毎年2.1元/㎡の土地使用費がかかるらしいのです。私の部屋だと年に250元程度の税金が必要。

日本のように固定資産税はないらしいのですが、購入時払った税関系は香港ドルで1万2000元程度。借地期間は70年なのでこれを70で割ると1年170元。これよりも高い使用費、税金のローン分みたいな感じですね。

香蜜山マンションの庭園





マンションの場合、広さもわかるし、所得などと違って不正ができないし、払わなければ差し押さえという手段もとれます。日本の天引き所得税と同じように確実にとれる税金の新設みたいな気がします。

調べてみると、日本では購入時に支払う税関系の一番大きなものは消費税。土地は非課税らしいですが、それにしても大きな金額です。それに比べたら中国での購入時の1.5%というのも安いのか、高いのか。物件とすれば70年の所有権です。

それと今年2006年8月からマンションを売った場合転売差益の20%の税金が必要になったようです。
これら一連の対策はマンション投資によってこれ以上値段が上がらないようにするためらしいのですが、お上に膨大な税金が入るのも明らか。でも確かに現状では大衆が無理をしても手に入るように思えないようになってきました。


返還前の香港で、毎年需要量よりも少なく土地を払い下げて土地の値段を高値安定としたため、世界一とも思える高値で取引されている、と聞いたことがあります。
でも、深圳でもこれだけ高騰するところを見ると、もしかして民族の血がそうさせている要素もあるのかも知れません。手を打たずにほっとけば、香港のようになってしまうのでしょうか。

私が香港に住んでいたマンション、滙景花園は680平方フィート、すなわち63㎡で300万香港ドル以上していました。そして家賃が1万2000香港ドル程度でした。1HKDを15円とすると63㎡のマンションが4500万円以上、家賃が18万円ということになります。でもこのマンションは日本語で書かれているチラシでは最低家賃の部類でした。一般的な日本人はもうすこし高級なところに住んでいたということになります。

香港滙景花園


そして63㎡300HKDということはほぼ5万元/㎡。高騰が続く深圳の現状でも1万元/㎡ぐらいです。ただ香港と深圳の給料比較にすると香港人の方が買い易いということになりますが。




今日、不動産屋から電話がありました。「あなたはマンションをどうする、売るか?今が売り時で高値が付いている」ということ。頻繁にかかってきます。
で、今の相場を聞いてみたところ、私の所で1万3000元/㎡だといいます。2年3ヶ月前に6700元/㎡で買った物件なのに !
確かにネットで調べても1万以上の値がついています。
苦労して内装したこのマンション、気に入ってますし売るつもりは全くないですが、深圳のマンション事情、この先どうなるのでしょう。
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