深圳新マンション建設物語 【6】 2006年6月25日
釘子戸
釘子戸(钉子户)とは再開発地などで立ち退き要求を拒否して住み続ける家です。
2007年3月、重慶で釘子戸のニュースがネットを駆けめぐりました。
→ 腾讯网
成田空港内で反対派の家がぽつんと残った状態が長く続いていましたが、重慶のニュースを知った時、ふと成田空港を思い出していました。
でもまあ重慶のは強烈ですけどね。
そしてこの釘子戸は4月2日(2007年)、和解が成立し、持ち主は移転地と90万元の営業損失費を獲得したとなっています。
→ 深圳之窗
そして深圳でもありました。
蔡屋围という地王ビルの近く、深圳の一等地にある6階建てのアパートで総面積780平方メートル。
土地開発商は1平方メートル6500元の立ち退き料を支払うとのことですが、持ち主は現在の相場1平方メートル1万8000元、総額1400万元(2億円あまり)を要求。
そして決着は持ち主が1000万元以上を獲得して和解した模様。
→ 深圳蔡屋围钉子户获超千万补偿同意拆迁
このアパートは1997年に100万元で建設されたということで深圳の不動産の急騰ぶりを象徴しているようです。
それにしても10年で10倍以上とはうらやましい話です。
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