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2010-01-09  カテゴリ: 奈良帰省日記2006-2016

【奈良帰省日記2009】【13】日本最高地点の城郭・高取城 高取山584m (2) (2009.12.17)

奈良帰省日記2009 【13】 日本最高地点の城郭・高取城 高取山584m (2) (2009.12.17)

高取山頂584mの城郭跡
山頂の城郭跡
本道に戻って10分ほど登ると天守閣跡に着いた。ここが高取山山頂584mでもある。どうやら日本で最高点にある天守らしい。しかし、こんな高いところに立派な城址が広がる。
明治20年頃まで天守などの建造物が残っていたらしいが、明治20年代に取り壊されたらしい。もし今に残っていたらいろいろ思いをはせることができただろうに・・・
でもどうして取り壊されたのだろう・・明治維新頃なら残党が立てこもって・・とか考えられるが、明治20年頃ならもう政権は安定していたのだろうに。残念だ。

案内板があった。ムム・・高見山・・おっあれがそうか、雪をかぶっている。おおお、すばらしい展望。この景色は寒いのを我慢してきたご褒美だろう。感激。もっともっと奈良の山に登りたくなった。高見山(1249m)は関西のマッターホルンと言われているらしい。

時折強い風が吹くと寒い。風上の方に背を向けると耐えられる。このジャンパーを買ってきてよかった。でも日本にいた頃はほぼ毎年、雪の季節に金沢へ雪を見に行っていたのだけど寒さに弱くなったか・・・

寒い寒いと思いながらも1時間ほど山頂でのんびりしていた。その間にいくつかのグループが来ては帰っていった。ガイドさんが一緒のグループがあったのでちゃっかりと説明を聞かせていただきました。


さて下山 壺阪寺へ
で、下山する。次の目標はお里・沢市で有名な壺阪寺。
「五百羅漢から壺阪寺へ」と言うコースをとる。八幡神社というのがあったのでまず寄り道ルートを。往時は盛大だったのかもしれないが小さなほこらが立派だったろう石垣の上に立っているだけ。
元のコースに戻ろうとするとここからも壺阪寺へ行くルートがあった。
けっこう怖い急坂、おそるおそる下る。
ここでカメラの電池切れ、電池を予備に交換・・・あれま。予備の電池もだめ・・予備の電池は寿命かも・・仕方ない・・・

途中、山頂で見たグループと再び会う。挨拶をして追い抜いて行く。
少し電池を休ませたので復活しているかも知れないともう一度カメラに装填する。
お、大丈夫だ、使えそう・・
五百羅漢の写真を撮っているとあのグループが追いついてきた。並行して歩く。
五百羅漢から少し行くと眼下に壺阪寺が見えてきた。グループの一人が
「ここから見たらただやなあ。入山料は600円や」
「え、600円も取りまんの?」と僕。
「そうだっせ」
とベタな会話。

壺阪寺は2回目。僕は三重塔、五重塔などの古塔が好きなのでずいぶん昔に塔を見に来たのが初めてだった。そのときにお里・沢市の壷坂霊験記と言うのがあると知った。そのためここに目の不自由な人が集まってくるのだとのことだった。今は目の不自由な人の老人ホームもある。盲人に対するお寺の取り組みにも感激してこのお寺の印象はよかった。その上・・・そのとき僕に淡いロマンスがあったような気がしてきた・・・・・
その当時、計画されていた巨大観音像もできていた。

今回の目的は山登り。で、入山料が高い壺阪寺は今回入らずに外から写真だけ。それにしてもここも美しい寺院になったと思う。
お腹が減っているので近くの食堂に入ろうとするが観光シーズンではないので休業中の模様。全部シャッターが下りている。しょうがない。

あとは舗装道路をひたすら近鉄壺阪寺駅まで歩くだけ。バスもあるけど本数が少ないので歩く。
壺阪寺から40分ほど歩くとお好み焼き屋があったのでここで食事にありつく。
店のおかみとよもやま話をしながらお好み焼き定食を食べる。炭水化物のご飯で炭水化物のお好み焼きを食べるという関東人が不思議がるあれ。

そして壺阪寺駅へ。お好み焼き屋から10分ぐらいだった。
17時1分の電車に乗った。空は暗くなりかけていた。

2万6200歩

山頂の城郭へ


山頂へ


山頂の本丸跡











山頂からの展望
大台ヶ原、大峰山方面


雪を戴いた関西のマッターホルン・高見山(奈良、三重の県境の山)


そして金剛山





下山 五百羅漢を経て壺阪寺へ
下ります


ちょっと寄り道 八幡神社


そして五百羅漢





壺阪寺




壺阪寺からの風景 飛鳥方面


帰途

日本最高地点の城郭
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