SSブログ

2006-05-20  カテゴリ: 深圳マンション購入内装記 2004

《創房記 - 7》2 - 5 決断へ (2004.6.2 - 6.7)

2 - 5 決断へ ( 2004.6.2 - 6.7 )

このころには地域を香蜜湖周辺に絞り始めていました。ネットの資料で香蜜湖のあの不動産屋のあったところから2kmほどのところに安そうな物件が書いてあり、その途中にもいくつかの物件があるので歩いて行くことにしました。6月2日のことです。


新天国際名苑
まず見えてきたのは新天国際名苑(新天国际名苑)という所でした。「新天国」と思えて笑ってしまいましたが。ここは2003年3月に発売されていて、一番小さい部屋は130m2、100万ぐらい、平均1戸あたり180m2程度、モデルルームもすでに売り切れのため、まだ売れていない(内装のない)物件を見学。「复式」といわれる2層式のメゾネットタイプも多いとのこと。団地内の庭園も特に特徴があるわけでもないし、高価という印象だけが残りました。

この裏、香密湖西岸沿いに熙園(熙园)という戸建ち(別墅)を持った高級住宅がありましたが1万元/m2でおまけに狭い部屋はなく180m2程度が主流で総戸数689。メイドさんの部屋も全戸に付属していて、戸数以上の駐車スペースもあるみたいで場違いの感じ。外観だけ見学、ここもメゾネットタイプが多いです。


金地香蜜山
新天国際で教えてもらった金地香蜜山へ。その途中にも新しいマンションがありましたがすでに入居しているし興味をそそられることもなく金地香蜜山へ。

小さな丘をそのまま利用して設計されたマンションだそうで総戸数1,200、開発商として深圳市国际网球俱乐部有限公司(深圳市国際テニスクラブ会社)となってます。7面の国際規格のコートを持つというテニス場と会館がすでに完成していて、会館にマンションの販売所(售楼处)があります。高台になっているので屋外に設置されたエスカレータでまず玄関へ。エスカレータは非常にゆっくり動いているように見えましたが、人が乗るとスピードが上がる最近流行のもの。要所要所に守衛が配置され高級感が漂い場違いなところへ来ているような気もしましたがとりあえず見学だけ。

2階分ほどのエスカレータで上り詰め、会館に入り、さらにエレベータで2階へ。ここが販売所。マンションと戸型の模型を見ていると、いつものように女性営業員が声をかけてきて、模型を前に説明を受けます。高そうだな、と言うと、安いのもある、と言って示された値段を見ると、121m2のところで77.4万元でした。この付近ではめちゃ安。マンション設計のコンセプトが気に入ったし、価格も高くないと思い大いに興味がでました。香蜜山も一番高いところでは14,000元/m2となっていますので示された場所はマンション側に価値が低いと判断されているようです。私の判断は逆に中程度の判断でしたので穴場といえるかも知れません。


金地香蜜山の見積もり
モデルルームを見学するためにエレベータで4階へあがりマンションの入り口へ、下にプールを見ながらモデルルームへ。途中の通路も工事中でしたが美しさは伝わってきます。それまでになかった好印象とともに第1回目の金地香蜜山の見学を終えました。それにしてもこのあたりは広い物件ばかり。香蜜山1期も1戸あたり平均140m2

このマンションの特徴は地形の変化を利用した設計で、これは確かに他のマンションにない味わいだと思います。バックには低くて小さいですがが山が控えていて田舎の雰囲気がでること、周囲に古い建築群が少なく、風景が新しいこともメリットに思えます。反面、買い物や生活にはちょっと不便、3年ぐらいは我慢が必要かも知れません。田舎派の私にはおそらく大丈夫。

以後5日間、場所を転々としマンションを見学した結果、環境、価格ともに香蜜山が一番と判断、5日後の6月7日、再び香蜜山を訪れ手付け金を入れました。ただ高い階にしてもらったので金額は上がりました。
2006-05-20 コメント(0)

コメント (0)

コメントを書く

名前:[必須]
あなたのURL(名前にリンクされます):
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。


2024_03


Produced by Sceneway   copyright [コピーライト] "日本中国夢時間 香港から深圳そして中山へ" all rights reserved