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南蛮煙管 (なんばんぎせる)の花
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南蛮煙管 (なんばんぎせる) 野菰 - 小梧桐山で (2014.8.16)

世の中には変わった植物もあるものでこの南蛮煙管(なんばんぎせる)は葉緑素を持っていませんので光合成ができません。葉緑素がないため茎が枯れ草色、見た目には枯れ草に花が咲いているような感じ。
で生きていくために別の植物に寄生します。

久しぶりに小梧桐山に登りました。小梧桐山の最高点へ行く途中に南蛮煙管を見つけました。過去には大梧桐山でしか見たことがありませんのでちょっと嬉しい。一つ見つけると付近には散らばっているとのことだったので周りを探すといくつか見つかりました。

南蛮煙管 (なんばんぎせる)
野菰 (yě gū)

学 名Aeginetia indica
科属名ハマウツボ科ナンバンギセル属
花 期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)








●南蛮煙管(なんばんぎせる) ★野菰
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●南蛮煙管(なんばんぎせる) ★野菰 - 梧桐山で(2012.7.15)

2年ぶりの再会でした。
前回も同じ梧桐山。山頂で初めて見る変わった花が咲いていたので何気なく撮影して帰り、調べてみて珍しい花だと知ったのです。今回も梧桐山。山頂ではありませんが山頂に近い古道に咲いていました。2ヶ所で見つけました。

写真を見ると枯れ草に花だけ咲いているように見えますが葉緑素を持たないので茎など緑色になりません。これでちゃんと生きているのです。
植物としては光合成ができないのは致命的ですが生きるすべはあります。ほかの植物に寄生すればよろしい。
というわけですすきや茅(ちがや)、みょうが、サトウキビなどの根に寄生、花の時期だけ茎を伸ばしてその先に花をつけます。

もしかして太古の昔は花と草は別物だったのが交配に具合がいいのでお互い寄生しあってひとつの植物になったのでは・・で南蛮煙管はそのときの生き残り、とか妄想をふくらませてしまいます。

南蛮煙管(なんばんぎせる)
野菰 (yě gū)

学 名Aeginetia indica L.
科属名ハマウツボ科ナンバンギセル属
花 期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)


別の場所に咲いていた南蛮煙管


●南蛮煙管(なんばんぎせる) ★野菰

●紅花ぼろ菊(べにばなぼろぎく) ★昭和草


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●南蛮煙管★野菰 と ●紅花ぼろ菊★昭和草 (2010.8.14)

撮影日は8月14日と先月になります。場所は深圳最高峰大梧桐山頂944m。
メキシコ花柳とか雑多な植物に混じって見慣れない花が咲いているなと思って撮影、名前不明のまま放置してあったのですが、とあるページ(→FC2ブログ・花遊悠)で名前を知りまして調べてみると非常に興味深い花であることが分かり1ヶ月遅れですがアップすることにしました。

●南蛮煙管(なんばんぎせる)★野菰
南蛮煙管(なんばんぎせる)は葉緑素を持たないので自活できず、すすきや茅(ちがや)、みょうが、サトウキビなどの根に寄生するのだそうです。
葉緑素がないので緑色がなく枯れ草に花が咲いてるみたい。
茎がごく短くてほとんど地上に出ず、花の季節に茎を伸ばしてその先に花をつけるのだとのこと。

調べていくと偶然とはいえよく見つかったものだという気がしました。
日本では7月から9月にかけてすすきとかみょうがのあるところを根気よく探せば見つかるとのことです。
深圳の街の中で見つからないかな・・・

万葉集には「思い草」と呼ばれて1首だけあるそうです。
《 道の辺の尾花が下の思ひ草 今さらさらに何をか思はむ 》
  尾花:すすき
花が下を向いているので思い草なのでしょうか。


南蛮煙管(なんばんぎせる)
野菰(yě gū)

学 名Aeginetia indica
科属名ハマウツボ科ナンバンギセル属
花 期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
紅花襤褸菊(べにばなぼろぎく) 中国名は 昭和草

この日同じ梧桐山で撮影した何でもない紅花襤褸菊(べにばなぼろぎく)です。
もっときれいな写真が撮れたらアップしようと思っていたのですがとりあえず中国語の確認をと・・
中国語では「昭和草」。日本の昭和時代と関係が?
気になるので調べてみると・・

「相传在二次大战期间,日军为长期在台湾作战,特地以飞机在宝岛上空撒播其种子繁衍,以为当年在台的日本军队提供食粮,时为昭和年间,因以得名」
→  百度百科(中国語) 

とのことで昭和時代と関係があるようです。
「第二次大戦期間に日本軍が長期台湾作戦を行った。
台湾の日本軍の食料を提供するために宝の島上空で飛行機で種をまいた。それが昭和時代だったので昭和草と名がついた・・」

紅花ぼろ菊が食べられる?疑心暗鬼・・さらに調べますと

また、南洋春菊や南洋菊(紅花襤褸菊の別名)は、戦時中に兵士が、シュンギク(春菊)の代わりに食用にしたことに由来する
    →  薬用植物一覧表(日本語) 

紅花ぼろ菊を食用にしたと言う記述がありました。このページでは和名の別名に昭和草という記述もありましたので中国名の昭和草は日本からの外来語と言う可能性も残りますがまあ名前の由来としてはおおむね正しいのかな。

ほかにも繁体字、台湾サイトのページにも由来があります。2つの由来が記述されています。いずれにしても昭和時代の「昭和」です。
 → 校園植物:昭和草(中国語繁体字-台湾サイト)


紅花ぼろ菊(べにばなぼろぎく)
南洋春菊 (なんようしゅんぎく)
昭和草 (zhāo hé cǎo)

学 名Crassocephalum crepidioides
科属名キク科ベニバナボロギク属
花 期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)
タグ / 南蛮煙管
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2020_07


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