紅源平葛(ベニゲンペイカズラ)の小道 - 仙湖植物園

《深圳の山と公園》 仙湖植物園へ

仙湖植物園へ


仙湖植物園大門
心づもりは小梧桐山(692m)へ登った後、仙湖植物園に下りてきて散策、だったのですが、前日に筆架山公園をあちこち歩きすぎて足に疲れが残っていると感じたため仙湖植物園だけにしました。おかげで入園料20元の支出。
植物園といっても仙湖植物園は6k㎡ほどあるので歩きごたえはありますが登ることが少ない分、楽です。園内を巡るバスも走っていますがとりあえず乗るつもりはなく・・
  →仙湖植物園

今回の目的は花の状態の確認とバードウォッチング。
朝の気温は7度、寒いです。最高気温は13度ほどだったようです。ただ日差しが強いので日のあるうちは歩いていると汗が流れます。でも空気は冷たい。難しい季節です。

弘法寺へ行く道とは別のルートをたどります。1万歩弱歩くと化石森林に出るコース。人の少ないコースでこの方がたぶんおもしろい鳥と巡り会える。

ところがまず寄り道。草苺園というところへ。草イチゴ狩りというところ。観光客がたくさん手にかごを持ってイチゴ狩りをしています。私は興味なしでもっぱら写真を・。木立のそばは鳥たちのよい餌場。イチゴをついばみにくるのをおっちゃんが発泡スチロールの箱をたたきながらやってきます。一斉に飛んでいく鳥たち。商売も大変ですがこちらはちょっとおもしろい。鳥はほとんどコウラウンとシロガシラ。

イチゴをねらうシロガシラ
鳥を追い払うおっちゃん


あと、環園路を歩いて人の少ない市花園とかを行きます。ここでは人がいなかったのでたくさんの鳥を見ることができました。再び鵲(かささぎ)とも会えました。
化石森林では香港回帰紀年林の背後の山に登ってみました。10分も登れば頂上というものですが少しでも高いところへ、という習性は・・
すごい急坂でした。階段のぐあいから見ると45度以上ありそうなところがいくつかありました。

あちこち散策する間に日がかげり始めて気温が急速に下がってきました。今日はこれまでかな。5時間ほどあちこち歩き回っていました。ちょっと疲れて弘法寺から園内バスで大門へ。
2万4000歩。


あれこれ

四十雀  筆架山で
前日の筆架山に続き、ここでも日本の春を告げる鳥という四十雀(しじゅうから)を見ましたがupできるような写真は撮れず・・


最近はまっているのがこれ、頬白白鶺鴒(ほおじろはくせきれい)。
なんかひょうきんでかわいい。
会うとにやけてしまう。

鳥はまとめて野鳥ギャラリーにUPします。

市花園で 人がいませんでしたので鳥がたくさんいました。かなり撮りだめ


化石森林そばの紅源平葛の散歩道 - 梧桐山を見ながら


香港回帰紀年林の裏山から
小梧桐山を正面に、大梧桐山が左奥に。仙湖、そして化石の木を並べた化石森林


サボテン区 ここだけは温室。暖かかった。 アメリカ州の温室はきれいです


ちょっと寒々しい夕刻


仙湖植物園ではデイゴの花が咲き始めました。

梧桐山を背景に草苺園

イチゴとイチゴの花

仙湖植物園付近には養蜂しているところが実にたくさんあります。
新しい巣箱も。

近くへ寄ってみました。
こんな小さな出入り口。
もしかして中は真っ暗?

香港回帰紀年林下の芝生ではカップルがささやいていました。
カップルが立ち去ると一斉に集まってきた鳥の群れ。おそらく数百羽いました。
種類もスズメ程度かと思いきや、写真をチェックしてみると実にたくさん。
さて何種類わかるでしょう?


前日の筆架山で
筆架山でもたくさんの鳥たちがさえずっていました。こんなにいるのにどうして写真が撮れないの、と情けなく思うほど。
この写真は夕刻、首輪椋鳥(くびわむくどり)が大挙して飛び交っていまして、とある大木に一斉にとまりました。
筆架山では珊瑚刺桐のつぼみが。