十年一昔・照明器具の変化 (2015.5.16)

さて十年一昔とはよく言ったもので照明器具はこの十年で大きく変わっていました。
高輝度、高効率のLEDがどんどん開発されてインジケーターでしかなかったLEDがどんどん照明の世界に進出しているニュースはよく聞いてはいたのですが、今回内装工事に当たり照明器具を見学(ウインドウショッピング)に行きすさまじい勢いで照明器が変化しているのにびっくりでした。今まで調べなかったのは技術屋出身としてちょっと恥ずかしいですね。


先日の内装イラスト図の事で内装設計屋で話しをしていてちょっとおかしいと思ったのがダウンライトでした。ダウンライトは天井に植え付けるタイプの照明ですが天井の上の方にデッドスペースが必要で天井が低くなってちょっと気を使う照明器ではありますが、これをやたらめったら使っているような気がして聞いてみると今はLED照明でデッドスペースが少なくなっているとのこと。これはちょっと調査してみる必要があるなと言うことで店に行って見学してみました。

近いところでは孫中山紀念堂公園の東を南北に延びる拱辰路あたりということです。ただし、30kmほど離れた中山古鎮という地域にははるかに規模の大きいところがあるとのことですが本日雨ということもあって気持ちの上からこれは明日ですかね。



拱辰路の南端に石岐灯飾街と書かれていました。
歩いてみると確かに小さな店がずらっと並んでいました。
中に入ってみるとほとんど全部LED照明のようでした。私の頭の中が古くなっていました。おはずかしい。リフレッシュ、リフレッシュ。

ただ大きいワット数のものには大きなヒートシンク(放熱器)がついていたので(半導体なので当然か・・)これはダウンライトだと上のスペースの放熱を考えないとダメということでちょっと気になりますね。

それにしても蛍光管を使っていた一昔前とは違います。デザインも豊かで面白い意匠のものもありました。中山古鎮へ行くのがちょっと楽しみですね。そして値段も大幅アップ。一昔前は日本と比べてただみたいな照明器具だったのですが今回はけっこうお金がかかりそうです。このへんの対策も考えないと。


気になって日本の実情を検索してみたらコンビニとかスーパーなどではすでに6割7割がLEDに変わっているとのこと。ただしこれは13年の記事なので今ではもっと変わっているのでしょうね。
日本の照明機器市場は今どうなっているのでしょうかね。興味が出てきました。


今日の中山は雨。五桂山には雲が白く流れています。でも能見度は非常に良さそうです。


灯飾街を見たあと久しぶりに孫中山紀念堂に寄ってみました。