【119】 1997年7月29日(火) 上海出張日記 第2日 気のいいポン引きとひげそり

なかなか起きられない。朝8時半起床。45分にロビーへ降りると昨日の運転手がすでに迎えに来てくれていた。
チェックアウトして車へ。9時過ぎ事務所へ到着。

昨日書いたレポートをS氏に見せ確認を撮って香港へFAX。
香港から2度FAX。こちらからのFAXのアクションをとってくれた。
いろいろ複雑な問題が出てきたので今日の帰りを明日に延長することにした。

退社後ホテルへ戻る。
ひげそりを忘れた。ひげそりを買うためロビーに降りる。60元近くするため安いのはないかと聞くと外にあるというので買い出る。
ホテルを出たところで少し日本語を話すポン引きにつかまる。その気はないと断る。

外へ出て歩いているうちに人民元を持っていないことに気づきホテルへ引き返す。さっきのポン引きに再びつかまる。彼はひげそりならそこだと指さす。僕が歩いていった反対側だ。散髪屋が並んでいる。
あきらめてホテルに戻るとあの彼は散髪屋で剃ってくれるようなことを言う。さっきはそう言う話だったのかな、僕の言語力の問題か。彼が一緒に連れて行ってくれる。気のいいポン引き。

散髪屋でひげを剃ってくれるが蒸しタオルをしたあと、石鹸をつけないので少し痛い。
でも剃ってくれているのはけっこうかわいい女性。ひげを剃ってくれる時に目の前を胸元がふらふらするので目のやり場に困ってしまう。
15分ほどで5元。刃物を使うのでちょっと怖い面もあるが(病気)、もし心配がなければ毎日ひげそりに来てもいい値段である。