深圳地下鉄建設記 - 地下鉄2号東延線から  香梅北駅(香梅北站)

2008年 04月 07日

二号東延線は「世界之窗」を起点として「僑城北」、「深康」「安托山」「農園路」「香蜜湖北」そして「香梅北」と続き、深南東路の東端、深圳古玩城に近い「新秀村」まで22kmをつなぎます。完成予定は2011年6月。

計画段階ではこの香梅北駅の建設が危ぶまれたのですが建設に決定されたようです。この辺りは1km程度の間隔で駅ができることになります。
ここには、おそらく深圳で一番高価と思われるマンション「香蜜湖一号」があります。おそらく5万元/㎡。狭い部屋はなかったと思いますが100㎡の部屋だと500万元、1億円近いお値段。したがっておそらく住人は車を使用、地下鉄は必要ないような気が・・・
といいつつもここはウォルマートがあります。元は山姆会員店、ウォルマートの会員制の店があったところ。駐車場の多くを地下鉄工事用に供出していてちょっとかわいそうかな。

歩道を歩いていくと


急に遮断されて


地下鉄駅工事用になりました 24ヶ月の専属使用となっています


で路肩も大幅変更


この部分が歩道のスペース



新しいコンクリートの部分が元のセンターラインですので道路の半分を地下鉄駅建設に利用。
となるとかなり道路が狭くなったか・・・と思いきや、元の本道片側3車線分はがっちりキープされていました。
元は片側本道3車線、補道1車線、その分離帯に半車線分が使われ、歩道には10m程度の緑地帯がありましたのでこれらを調整すれば片側3車線は確保できたというわけでしょうね。
まあ3年ほど我慢ですね。

ウォルマートもちょっと我慢 左の赤い「沃尔玛」の字はウォルマートと読みます


歩道のところどころに設置してある町の掃除用具入れ。置いてあるだけだったのですね。


たくましく・・






車線は確保されてました