香港・新界元朗  ぶらぶら散歩 - 霊渡寺 香港三大古刹の一つ

霊渡寺のいらかと霊渡山
香港・新界元朗 霊渡寺へ


終点まで行ってしまいました。K65で
地図を見ていてふと散歩したくなって深圳のマンションを飛び出しました。
福田口岸から元朗へ、さらにK65に乗り換えて厦村へ行くはずが下車駅がわからず終点へ。
同じバスに乗って引き返しじっくり見ているとありました、厦村。
下車して見当をつけて歩き出しました。のんびりした田舎道歩きを想像していたのに、実際は・・・


ひっきりなしに通る「長車」
コンテナを積んだどでかい車両、いわゆる「長車」と言うやつがひっきりなしに通り、のどかどころか神経がぴりぴりする道でした。
沿線にはコンテナの会社ばかりが並びます。ほんとにこんな所にお寺があるのかと・・・ちょっととんでもないところに来てしまいました。
そうこうするうちに元朗・屯門地域の青山や圓頭山が見え、さらに「霊渡寺→」の案内板が現れ、『ほんまにあるんや』とお寺の存在を確認。途中不安になりながらもあると信じてお墓を通り過ぎたり高架道路の下をくぐったり、歩き続けて40分、やっとたどり着きました。


霊渡寺
小さな小さなお寺でした。でもきれいにデコレーションされていてちょっと風格の違うものを感じさせます。
実はお寺の創建は1600年前。驚かされました。さらに香港の三大古刹の一つだということでびっくり。どおりで人がいないながらもよく整備されて読経の声(テープ)が聞こえていました。時期によっては訪れる人も多いのでしょうか・・・


深圳湾大橋を渡る618
帰りは来る時によく見た618番のミニバス。「深圳湾口岸」の文字が見えていましたのでこれで深圳湾口岸に出てみようと思ったのです。B3とかの二階建てバスに比べると本数が多いと感じられました。
手を挙げてミニバスを止めます。方角がわからないので「深圳?」と運転手に行き先確認。「深圳湾」と運転手が答えたのでそのまま乗り込みました。10.5元。この値段設定はB3などの二階建てバスの料金11元を明らかに意識したもの、と思われました。

乗り込んで少し走ると深圳湾大橋。あれ、こんなに近いんや・・・ でマンションを出る前に見てきた地図を思い出しました。でも、こんなに近いのに10.5元は高すぎないかい・・
でも深圳湾は曇り空ながらも視界が抜群でした。


霊渡寺








後からぼたっと音がしたので振り向くと木から落ちてきた体長5cmほどあるどでかい蜂。ひやっとしました。