【44】 1996年12月24日(火) クリスマスイブ、結婚披露宴の招待状

今日昼は会社でささやかなクリスマスパーティー。この前100香港ドル供出した。思い切り食べる。でも少し足りない。4時で終業となりほとんどが帰って行った。香港では大きな行事の時は終業が早い。
6時過ぎH氏と共に退社。彼は明後日からまた中国に行くもよう。

駅近くの電器チェーン店の泰林に寄る。Filipsのマルチビデオプレイヤーを買う。世界中の方式のテレビが使えるものだ。2880HKD。
帰って真剣にマニュアルと取り組む。英語か中国語を理解しなければならない。不足していたRCAコード、ACタップ、ビデオテープをヤオハンに買いに行く。
日本円にすれば4万円ちょっと、そんなに安くはないが、マルチと言うことを考えると利用価値は高い。3時間程度書けて操作をあらかたマスターした。

今日、香港人のMs.Cから結婚式の招待状を受けとる。香港人Ms.Oが独身の僕に「最後のチャンスがなくなるよ」とふざける。三石さんは去年7人ほどの結婚式に出たという。なかなか「ものいり」だったそうだ。
この頃はまだビデオテープの時代。日本にも多くのコレクションがあるので日本のTV方式のNTSCと香港のPAL方式の両方を見る必要があるのでマルチを買いました。同時に香港を引き払って日本に帰る場合を想定して電源も100V-240Vというものを選定しました。
今はもう博物館的存在、いろいろ考えたのがアホみたい。

香港の結婚披露宴は招待客は多くを集めるようです。丸テーブルで人数の増減はそんなに気にしなくていいし、招待客が勝手に自分の恋人を連れてきて一緒に参加、と言うのもOKです。服装もかしこまらなくてもOKですし、ほんとに気楽です。


わたされた招待状1式
上左から 封筒、紅包に入れられたお金10元(たぶん交通費)、ケーキの引換券
下 招待状

招待状の文面

ケーキの交換券は永久使用となっています。つまり交換期限がない。
式の日付は月暦と西暦の両方で表示されてます。公歴は西暦(キリスト歴)、農歴は陰暦です。
中国では月歴で誕生日を祝う人も多いですね。

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