【47】 1997年1月13 - 14日(月・火) 香港で仕事で初めての徹夜

仕事も最後の追い込み。もう開き直ったが圧迫感はない。
結局オーバーナイトとなる。淡々とすすめる。僕は性格上オーバーナイトでも普通の時とペースは変わらない。学生時代でもそうだった。

すすめていくうち空が白みだし、8時も過ぎた。9時始業だが8時半にならないうちにガチッと音がしてドアが開く。アメリカ人のMr.Pが出社してきた。彼がこんなに早く出社していたとは知らなかった。「Morning」と言い合う。彼の奥さんは中国人で今アメリカにいるという話を以前F氏から聞いた。もとSDIでKさんが連れてきたということだった。今回の配置転換問題で彼も中国に行く。
間もなくして香港人のメイ小姐がやってくる。メイはすぐ僕のところにやってきて、「オーバーナイトか、F氏が寝てる」と言いびっくりしている。
今回のオーバーナイトではこのように朝誰がいつごろ出勤してくるか判ってちょっとおもしろい。
香港人Ms.Oが「お疲れ様でした」と言ってくれる。国籍の違う人たちのオーバーナイトの反応がなんかうれしい。
この次に就職した会社では中国工場技術部で明け方頃まで仕事をしていたことがあります。この時はどういう訳か、朝鮮族中国人の女性技術士がずっと付き合って手伝ってくれました。中国には女性の技術屋というのは普通にいます。

この時は私はホテルには帰らず、椅子がたくさんあったので椅子を並べてその上で寝ました。朝、気がつくと中国人技術屋がたくさん来てまして僕を見てはにこっとしてました。彼らの受けた印象はどうだったのでしょう。あるひとりがここで寝たのかと聞いてきました。
すごいと思ったのは明け方まで一緒に手伝ってくれた彼女が寮に帰って寝ていつも通り出てきたとのことでした。
なんか日本とは違いますね。

(写真はある中国工場)

2006.12.13


深圳は今日は朝から雨ばかり。このところ、温度が下がってきましたのでこたつを出しました。夜にのんびりテレビを見ていたりすると少し肌寒いという程度、日本で言うなら10月初め頃の服装でこたつに入ります。

このこたつ、香港在住時代に日本から送ったものなので電圧を合わせるため、容量1KWの大きい変換トランスを香港で300香港ドルぐらいで買い使用してます。

今ならこんなことをしなくても上海で日本メーカーが作っていますので、220V仕様を取り寄せることができます。以前メールで問い合わせたら深圳なら輸送 料100元で送りますとのこと。本体は布団付き680元と言ってました。ほかにも日本人のエージェントが扱ってますがびっくりするほど高かったので...