【106】  1997年6月29日(日)  香港返還前前夜

香港返還もカウントダウン。
明日、香港返還記念クルーズの客船に乗って友人夫妻が来る。ひとり70万円のところをモニターとして無料とは運のいい奴ら。彼らは外国は行くことはないだろうと言っていた。で、香港は初めてなのでこちらがちゃんとしなければ。だがこちらもいたって心もとない。観光地など知らないし。

トーストの朝食。昼食後2時半ごろ215Xのバスに乗って下見に出かける。尖沙咀に入ると渋滞。返還2日前だし香港の休日でもある。たくさんの人だかり。バスを途中で降りて歩く。歩いた方が早かった。スターフェリーののりば付近はごった返している。やはりこの辺は僕の住んでいる藍田とは違う。観光地らしく人種が全く違う。でも最近はこのあたりが何か安普請、はりぼての街に見えて空しい。映画のセットのように見える。

報道陣のたむろす中をのろのろ歩く。やっと待ち合わせ場所である香港酒店を見つける。埠頭からの道も確認する。港を歩きながら構想を練るがなかなかうまくいかない。

地下鉄で油痲地へ。ここから女人街へ。信和中心でVCDを買い込む。(続)星の金貨、放課後、酒井法子など。続編は1枚20$だった。買い込んだ割には安かった。
帰ってからチェックしてみるとけっこう不良ディスクがあった。