【香港の山】 大帽山へ - 梧桐寨群瀑と山頂

散髪瀑上流
香港 梧桐寨群瀑めぐりと香港最高峰大帽山(957m) 

網友(ブログ友)とともに香港大帽山へ出かけました。彼は香港の山が初めてということでなじみやすい梧桐寨群瀑コースで957mの山頂へ。
天気は最悪。雨が降りそうな雲行きに加えてしたから見上げる山頂は密雲に包まれて・・

滝めぐりはのんびりと。降雨の少ない冬季、さすがに水が少なくて残念。やっぱりここは夏かな。夏は水量も豊富で天然のクーラーみたいに涼しい。去年7月末に来たときはしばらくのんびりしていると肌寒くなってきたものだった。
遠くに白い葉が群がっているのが見えたので望遠にして撮影、画像を拡大してみると崑崙花(こんろんか、中国名:玉葉金花)だった。あちこちに咲いていた。


山頂で
立ち入り禁止区域を守る「忠犬」
山頂は風が強く寒いし視界がきかない。シンボルのすぐそこにあるレーダーアンテナが全く見えず。
山頂は軍の施設があるため立ち入り禁止。門が開いていたのですこしだけ入ってみたがやっぱり追い出された。犬まで吠えたてて僕らを追い出しにかかる。
まあそれにしてもこれだけ視界がきかないとどうしようもない。
そこそこに下山。

下山後時間があったので途中、吉慶圍という客家土楼を見学。客家土楼は一つの集落を城壁(家の壁)で囲って防備するという作りの「団地」。深圳にもあちこちに残っている。これも客家の多い広東省の一面。

近くのマーケットで焼きそばを食べて福田口岸へ。
彼と別れて1元バスでマンションへ。

梧桐寨群瀑巡り
4つの滝を巡ります 井底瀑、中瀑、主瀑、そして散髪瀑。散髪といっても理容ではありません。


滝巡りに出発 


崑崙花(こんろんか)が多く咲いていました


最初の滝 一番低いところにある「井底瀑」


そして中瀑


木に苔が生えていました


これが一番大きな主瀑 高さ数十メートル


さらに登ると散髪瀑。文字どおり髪を散らすような・・はずなのですが水量が少ない



これは去年2009年7月26日に行ったときの散髪瀑の写真。
水量が豊富です。



大帽山頂へ


どんどんガスが濃くなります。視界数十メートル


山頂へ


不思議な木でした。つぼみかと思えば・・・


「つぼみ」が開いて中から若葉が・・・

頂上付近で見かけた香港人パーティー。手を振って陽気です


このM147付近に三角点があるのですが周りは何も見えません



下山


少し視界がよくなり気温も上がってきました


振り返った山頂は相変わらず雲の中


下ります




ふもとの町で

桜みたいに木一面に花が咲いていました


なんだろう?



梧桐寨群瀑から大帽山
おわり