できたてのマンション 深雲村

《深圳のマンション》 深雲村/深云村 (2010.8.28)

深圳のできたてマンション 深雲村/深云村
2ヶ月ほど前に私のマンション前のバス停に新しい1元バス路線ができていました。往復運行ではなくループ状の路線で一方向のみの運転という不思議な路線。このバス停に停車するほかのバスの路線はすべて心得ています。自分の知らない路線があってはなりません。

バス停でバスを待っていると偶然このバスがやってきたのでためしに乗ってみました。何しろ1元、ためしやすいのです。
行き先は深雲村(簡体字は深云村)。バス停の案内でほかのバス停はすべて知っていますので道筋は分かりますがこの深雲村だけは知りません。どんなところか楽しみです。

バスは順調に進み、最後の深雲村へ。深圳の東西を走る幹線道路の一番北側、北環大道(北环大道)に入ってとある団地で停車、ここが終点でした。この団地名が深雲村。

私のマンションの裏山ハイキングコースの終点、塘朗山からバスに乗って帰る途中にたくさんの新築マンション群があります。このマンションもよく知っていましたが名前を知りませんでした。
何だそうだったか。

すでにマンションの引き渡しを終えているようで各オーナーがちらほら内装工事を始めた模様。
深圳ではふつう、マンション引き渡しといえば内装のしていないスケルトン渡し。したがって買ったオーナーは自分で内装工事をしなければなりません。この深雲村もこの内装工事が始まった模様。
その内装工事をしている人たちが1元バスを利用していました。
このあたりにはバス路線がないのでどうするのだろうと思っていたのですがそのためにマンション引き渡しを機に1元バスができたのでしょう。

ちょっと中を見学
マンションに着いたら大雨が。マンションの軒下で雨宿り。見ると各棟のエントランスのドアが開いています。せっかくですからちょっと中をのぞいていこうかな。
花園形式の団地のようなので入居が始まると中には入れないでしょうから・・
花園形式は団地全体を塀で囲って関係者以外、中に入れないようにしてあります。深圳の新しい団地はほとんどこれです。

エレベータに乗って・・・34階建てです。だいたい15棟ぐらいありました。大きな団地。
34階へ。戸数がワンフロアーに4戸、エレベーターが3基でした。充分かな・・エレベーターは日立製で音声の案内付き。シンドラーではなくてちょっと安心。

さすがに34階から眺める景色はいいですね。塘朗山が目の前。
部屋に入ろうとするとさすがにドアに鍵がかかっていました。内装工事でもやっていれば中に入れるのですが・・・まあしゃーないか。

バスに乗って帰ります。来る時は8駅目でしたが帰りは北環大道を通るので次の駅。所要時間6分。

深雲村へ
マンション前にはすでに内装材料屋さんの出店ができていました


マンションにはいるととたんに大雨



中へ
棟の入り口があいていました
通常は非接触式カードで入り口のロックをはずすシステムになっているようです。


各階は4戸。片方の2戸です


34階からの眺め。塘朗山(430m)が目の前



団地内
34階建てが15棟ほど


おそらく団地内の幼稚園とかスーパーとかだと思います


エコのため新しいマンションには太陽電池とか義務づけられています。
園内の照明にはすべて太陽電池パネルが付いていました。


プールがないなと探していたらありました。
50mプールと奥にテニスコートが2面ありました。2面だと少ないのでは・・・