ちっちっと騒がしいくらいに鳥の声が聞こえる木立の中へ入っていくと鳥が一斉に羽ばたいたあと、鳥たちは息を潜めて静まりかえります。だいたい5m以内に近づくと飛び去って身を隠してしまいます。植物とは違い撮影には骨の折れる鳥の撮影です。
いろんなホームページやブログでお目にかかるあのきれいな鳥の写真はどのようにして撮影しているのでしょうか。根気と工夫の勝負なのでしょうね。
せっかちの私にはなかなか困難ですが、これまで偶然の場面に出くわした時の写真を整理してみました。

第1回目は紅羅雲(こうらうん)を選びました。

●紅羅雲(こうらうん) ★红耳鹎 - マンションで 2009.4.11

●紅羅雲(こうらうん) ★红耳鹎

日本での雀みたいにどこにでもよく見る鳥です。頭には個性的な冠羽があるのですぐ分かります。
木のてっぺんの目立つところにとまっていたり、目に付きやすいところにもよく出てくるので撮影は比較的スムーズです。(「スムーズ」と「いい写真」とは別ですが・・・)

中国名は紅耳鵯、"赤い耳のひよどり"

紅羅雲(こうらうん)
红耳鹎・紅耳鵯 (hóng ěr bēi)

学 名Pycnonotus jocosus
目 科 スズメ目ヒヨドリ科
全 長20cm
渡 り留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)
宝安で 2010.7.30


香港・文天祥公園で 2羽の紅羅雲 2010.9.30


香港・乾山の登山道で 2009.10.2


マンションで 2010.12.22


暑くなったのか、水に飛び込んだあと水辺に上がって羽根をふるわせて水分を切っています。

マンションで 2010.5.12