【63】  1997年2月21日(金)  日系アメリカ人Mr. KK

香港人Ms.Oが僕のマンションのことで話をしに来た。技術部が中国へ移動するので今のマンションはもったいないので別の用意された所へ移るようにとのことらしい。前の話では今のマンションをキープするとのことだったが・・・

僕の後ろでMr.KKが部下の日本人女性と話をしている。彼女がインドに行ったときの話をしている。彼は「僕はとてもそんな所には行けないよ。彼ならたぶん大丈夫だよ」と僕のことをいっている。僕もまあ大丈夫だろうと答える。久しぶりにMr.KKと話をする。
彼女とは少し話をしたことがある。香港が好きで来た、と言っていた。僕はアジアが好き。そういう話で僕がそういう雰囲気を持っていることがわかると彼女は積極的に話してきた。仲間を求めているのかも知れない。

マンションに帰ってから有線テレビの日本ドラマ「聴不到的情話」(愛していると言ってくれ)を見る。なかなかいい。
中国へ移動の準備が進んできました。ウィークデイは中国、週末には香港に戻るという二重生活となります。で、今のみんなのマンションは大きすぎてもったいないというので、中国へ配転になる人はマンションを共同で使うようにするという上層部からの提案でした。提案が二転三転するのでいろいろとあちこちでもめてました。給料、待遇などの契約内容もそれぞれ異なっているので調整が大変です。

Mr.KKは日系アメリカ人。アメリカに渡ってアメリカ人女性と結婚しアメリカで働いていましたが、その後香港へ単身赴任。私とはけっこうウマが合うのでよく雑談をしていました。
アメリカでは国外で働いても7万米ドル以上の収入があるとアメリカに税金を納めなければならないということで、給料調整が大変だ、とかいう話や彼の愚痴話などを。愚痴といっても私にとっては嫌みがなくすんなり入ってきます。

とにかくもこの会社は日本人が数十人、そのうち女性も数人。女性は広東語、北京語を話す人が多いです。男はほとんどが英語だけ。これは男女差だろうと思いました。女性は実生活に適合するように動くのでしょうか・・・

今の香港、ジョーダン付近