【93】  1997年4月28日(月)  香港事務所で

アパートのセキュリティーカードの新設に伴う申し込みとクーラーの修理の用事ができたため香港九龍湾への事務所に出勤する。
たまっている中国工場への交通費の請求と請求していた出張費の受け取りをする。

自分の銀行口座を開く時に使った身分証明をパスポートからIDに切り替える。パスポートは新規発行ごとにパスポート番号が変わるので不便なため香港IDカードでの身分証明に切り替えることにした。開発部の秘書が手伝ってくれた。これをきっかけに社長秘書から通帳を返してもらう。

住んでいるアパートの居住証カードの手続きをするため申込書の手配を助けてもらう。アパートのオーナーのサインが必要なため、自分で手配できない。

4時退社して修理されたクーラーの受け取りのためアパートに戻る。
日本への送金案内が来た。円安でかなり日本円の額が増えている。
出張費などその受け取りは小切手になります。現金を受け取ることはありません。で、自分の口座のある銀行に行って口座に振り込む手続きをしなければなりません。小切手は2種類あり銀行へ持っていけば現金に換えられるものと、現金は受け取れず口座に振り込むことしかできないものがありまして普通は安全のため後者を使います。この場合振り込まれた現金が使えるのは3日後ぐらい。手数料は無料です。

日記を読み返して思い出したのですが、この頃は銀行通帳を社長秘書に預けてあったのですね、ちょっとびっくりでした。入社して何も判らなかった頃に「キャッシュカードがあるからあなたはそれを使えるから安全のために通帳は私が預かっておきましょう」と言われて預けていたものでした。ただその後すぐに通帳のないカードだけの口座にメインの口座を作ったのであまり気にしていなかったのです。でもこれをきっかけに返してもらうことにしたのです。この社長秘書(日本語堪能な香港人)はどんな意図があったのか分かりませんが気をつけないと・・
この秘書、のちに香港人から、会社の金で自分のアパートを2戸買ったらしいと聞かされました・・
日本語が堪能な社長秘書と言うことで日本人には便利だったのですが、香港人からは立場を利用していろいろ口出ししてくるので嫌われていたようでした。ほんとにいろいろあります。

毎月給料から定額の香港ドルを日本円に換えて日本の家に送金する手続きを銀行でしてありますので、毎月決まった日に自動で日本へ送金されて案内が来ます。円安の影響で日本円の額が月ごとにどんどん増えていました。
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