【108】  2005年5月23日  壁造りミスと壁紙配達

壁紙屋が配達に来るというので朝早くに出かける。
香蜜山についてまずチェック。システムキッチンをどうするか、あとリビングの下の据え置きタイプ空調の大きな孔の処理。今回は壁掛けタイプを選択したので処理が必要。

壁紙屋から電話、10時半に着くとのこと。項目経理(現場責任者)からも電話、11時頃こちらに来るとのこと。両方とも30分遅れでやってきた。壁紙屋は到貨(品物が届いた)と言うことで残金を全額支払わさせられる。またまた銀行へ。このとき一時的な大雨となる。彼ら、壁紙屋の車で送ってもらう。このとき項目経理から電話が入った。着いたらしい。
壁紙屋は元設計士が友人から紹介してもらったというところで楽安居の中にありました。舶来品も多く扱っています。
今回はスペインだったかどこかのヨーロッパ製と神戸と書かれていた日本製を使用します。のりも配達されましたが見るとこれも日本製。京都製のようです。壁紙屋のこだわりみたいなのを感じました。

のちに聞いてみると、京都は友禅染ののり屋さんが多くあって壁紙用ののりも作っているとのことでした。大阪のくいだおれ、京のきだおれ(着倒れ)。
私の母方の叔父が京都二条の御所の近くで友禅の下絵書きをしていましたので京都へ友禅をよく見に行きました。
青花の汁で下絵を描いたあとこの下絵をのりでなぞっていきます。絵付けをする時に色が混じらないよう、のりで「壁」を作るのです。用が済めば水洗いをしてのりと青花の汁の下絵を落とします。
母の叔父が言っていたのは着物を作る場合、生地が10万円なら友禅染をした完成品は70万円ぐらいになるとのこと。
項目経理との打ち合わせ。
1. 床と壁の間の隙間が問題になっていた部分は木枠を追加してかくす。
2. 空調の下側の穴は埋める
3.キッチンの元のガス管の穴の部分はタイルを貼り替える。
など。

壁造りにミスがあった。
設計図面では壁紙仕様になっているのに壁塗り仕上げにしたという。
ああ、それであんなに丁寧な壁塗りとチェックが行われていたのか。こちらは運が良かったのかな。

熱水器(給湯器)の設置工事にやって来たので門まで迎えに行く。彼は入門証がないので入門できない。
彼は靴のカバーを用意していた。でもゴミなどは処理せずに帰った。ま、よくあること。これでまた一つ設置がすんだ。

あとあの壁塗りの兄ちゃんがやって来て壁紙の準備をする。防水のため下に油漆を塗るようだ。それが乾ききってから壁紙を貼る。初めて知った。で、明日は乾かないから壁紙貼りは無理だという。
壁紙屋に電話してあさってに変更してもらう。
彼の一生懸命塗った壁が全部壁紙に変わってしまうのは、いくら内装工事ミスとはいえちょっと忍びないので少し壁塗り部分を残した。
空調も変更する必要がある。彼は明日朝から油漆塗りに来ると言い6時をすぎたので帰って行った。

楽安居の壁紙屋に行って説明をしておく。
書棚のガラスドア用のロックを買う。システムキッチン屋に寄っていつできあがるか聞いてもらうよう伝える。

快餐店(ファーストフード店)で食事後、タクシーで皇崗へ。18元。

16,100歩
この日に撮影した香蜜山。二期工事も終わりかけ