スーパーへ価格調査

昨日は夜に小学校の同窓生10人ほどと共に食事会、カラオケ。前日寝ていないこともあり昼頃に起床。

昨日、関空について一番に思ったのは空気の透明感でした。深圳では毎日朦朧としていて視界が悪い日が多いのでまずこれに感激。ただ、深圳の透明感のなさが何の原因か知りません。ひどいスモッグを知っている私には深圳のが単にスモッグのようには思えないので・・・
大阪も高度成長期にはスモッグで視界のない日ばかりだったことを思えば、深圳もいつの日かよくなることを期待したいですね。 

この種の環境問題に対しては世界中で日本人が一番敏感ではないかと思えます。品質と共におそらく永遠に続く日本人の良さだと思います。でも同時にどうして電柱に気を注がないのかが不思議でもあるのです。電柱の立ち並ぶ光景は気分をまったく不愉快にさせるのに・・・・

列車が山を抜け奈良に入るとまた透明感が変わります。見通しの良い日はJR法隆寺駅の前後で遠く飛鳥を遠望することができるのですが、昨日はあいにくでした。私の生まれたところは平城京の羅生門にもほど近いところ、従って奈良市ではなく大和郡山市。まだのどかな田園があります。帰省してほっとする瞬間です。

今日はあいにくの天気で近くのスーパーへ価格調査にでかけました。
家を出ると梅の花が・・


家の近くのスーパー


サッポロ一番の塩ラーメンが好きで深圳でもたまに買うのですが
輸入品のみで一個8-10元、100-150円。
ここでは5個入り278円、1個56円。


醤油は「うすくち」という私、キッコウマンとヒガシマルでは味がまったく違います。私はヒガシマルでないと・・・
香港・深圳ではヒガシマルを手に入れることができませんのでチェックポイント。安いです。


うどんは朝ご飯によく食べます。香港のスーパーや深圳のJUSCOでは1玉3-4元。50円程度。ここでは60円で2玉。


私にとって重要なお好み焼きとたこ焼き粉。これは香港より少し安い程度でした。

一瞬どっきり。頭だけ中国へワープ。1折398円
おお90%ディスカウント!!!
香港・中国で1折というと10%で売る、と言う意味。8折なら2割引


しかしさすがに本場、日本料理素材は私の深圳の頭の常識からすると激安。ほぼ半額です。
深圳や香港で日本食材にこだわって生活しようとすると日本での2倍から3倍のお金がかかりそうです。
深圳や香港での日本料理屋はコストの高い食材を使わねばならないのですね。でも深圳の場合、メニューの値段はそんなに高いとも思えません。利益率が悪いのでしょうか、それとも人件費?

反面、野菜など、深圳では日本より1桁違うものも多くありました。で、深圳の方が安いものも探してみました

米、中国産「あきたこまち」は5kg700円程度でした。本場の「あきたこまち」、10kg3880円。5kgあたりにすると1940円。


リフォームコーナー、リフォーム材コーナーでも値段を見てみました。
この部分はうーん、どうしてこんなに高いのでしょう・・・
きれいさや細やかさを感じるものと、ちゃちさを感じるものが同居しています。高いです


照明器具は日本が断然高いですね。深圳に比べて5倍以上です


食事と言えば生命や健康に重要なものです。とくに小さいときから慣れている日本料理で胃腸や体の具合が決まってるみたいな感じもします。
で、私にとっては日本料理は重要なもの、いかに自分の胃腸にやさしいものを料理するかというのが重要です。
深圳で住んでいくには日本食にこだわるとかなり高くつきます。これをいかに克服するか努力が必要なところです。日本に帰ってくると私の胃には心なしか少しやさしいです。

自分の胃のために大根ジュースの材料を買いに行きました・・ん・・・高い!
まず蜂蜜、見ると中国産。深圳でいつも買っている蜂蜜の3倍の値段。そして柚子茶、これも3倍。表示されている価格を人民元に変換すると手が出なくなってしまいました。
うーん、日本と深圳の「ええとこ取り」はできないものか・・・