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春節の帰省中に撮った写真です。
薬師寺までは自宅から自転車で10分の距離でしたので中学校時代は夕方にはよく自転車で遊びに行きました。現在とは雰囲気が全く違っていますが、1250 年前の東塔を見ながら当時の様子を想像していました。中国との結びつきのある遺産を日常多く目にする私の大切なふるさとです。ふるさとは遠きにありて思う もの...
写真は全部拡大できます。



奈良












薬師寺付近


薬師寺




奈良・春日大社での結婚式


奈良時代の藤原氏の氏神をまつる神社です。藤原氏の氏寺は興福寺。
kasugataisha-1.jpg

kasugataisha-2.jpg

2001年1月28日撮影

一年ぶりの日本へ

インド航空で

インド航空で香港から関空へ。
料金は安いのですが香港からの朝がめちゃ早くて7時半の便。

朝4時マンションを出てタクシーで皇崗へ。こんな時間は客が少ないのでタクシーも値切り交渉OKです。
正式には深夜11時を過ぎると3割程度の深夜割増料金になりますが実際には客が少なくなるので昼間より安くできます。

皇崗では誘われるままにワゴン車へ。値段を聞くと150元、人民元でも香港ドルでもいいと正直な対応。
「何時に出発するか?」
「5時頃、6時までに香港の空港に着く」
「間違いないか?」
「きっとだ」
と言うことで様子見にお金を払わずに乗りました。間に合わないと思ったらタクシーに変更できるように・・・

約束通り5時には客が7人そろい、めでたく出発。去年は日本人の客がほとんどだったのに今年は私だけ。英語が流暢な台湾人(外省人かな?)、フィリピン人、 白人など英語が飛び交います。
香港側のイミグレーションでフィリピン人のパスポートに問題があり30分ほど時間を浪費しましたが6時過ぎ香港空港に到着。

インド航空機は予定時間をかなりオーバーして離陸。はじめからかなりつまずきましたが無事関西国際空港へ。
そしてJR関空快速からJR大和路快速に乗り継ぎ。4人がけの席には前にちょっとイケメンの若者らしい身なりの2人。
小さな声で話し始めました。
「・・・ え ・・・」
なんとまあ中国語でした。日本へ帰ってきて初めて聞く会話が中国語とは!!

何回もつまずいた帰国日でした。
香港国際空港




空が白み始めた空港


日本関空付近


関西国際空港




スーパーへ価格調査

昨日は夜に小学校の同窓生10人ほどと共に食事会、カラオケ。前日寝ていないこともあり昼頃に起床。

昨日、関空について一番に思ったのは空気の透明感でした。深圳では毎日朦朧としていて視界が悪い日が多いのでまずこれに感激。ただ、深圳の透明感のなさが何の原因か知りません。ひどいスモッグを知っている私には深圳のが単にスモッグのようには思えないので・・・
大阪も高度成長期にはスモッグで視界のない日ばかりだったことを思えば、深圳もいつの日かよくなることを期待したいですね。 

この種の環境問題に対しては世界中で日本人が一番敏感ではないかと思えます。品質と共におそらく永遠に続く日本人の良さだと思います。でも同時にどうして電柱に気を注がないのかが不思議でもあるのです。電柱の立ち並ぶ光景は気分をまったく不愉快にさせるのに・・・・

列車が山を抜け奈良に入るとまた透明感が変わります。見通しの良い日はJR法隆寺駅の前後で遠く飛鳥を遠望することができるのですが、昨日はあいにくでした。私の生まれたところは平城京の羅生門にもほど近いところ、従って奈良市ではなく大和郡山市。まだのどかな田園があります。帰省してほっとする瞬間です。

今日はあいにくの天気で近くのスーパーへ価格調査にでかけました。
家を出ると梅の花が・・


家の近くのスーパー


サッポロ一番の塩ラーメンが好きで深圳でもたまに買うのですが
輸入品のみで一個8-10元、100-150円。
ここでは5個入り278円、1個56円。


醤油は「うすくち」という私、キッコウマンとヒガシマルでは味がまったく違います。私はヒガシマルでないと・・・
香港・深圳ではヒガシマルを手に入れることができませんのでチェックポイント。安いです。


うどんは朝ご飯によく食べます。香港のスーパーや深圳のJUSCOでは1玉3-4元。50円程度。ここでは60円で2玉。


私にとって重要なお好み焼きとたこ焼き粉。これは香港より少し安い程度でした。

一瞬どっきり。頭だけ中国へワープ。1折398円
おお90%ディスカウント!!!
香港・中国で1折というと10%で売る、と言う意味。8折なら2割引


しかしさすがに本場、日本料理素材は私の深圳の頭の常識からすると激安。ほぼ半額です。
深圳や香港で日本食材にこだわって生活しようとすると日本での2倍から3倍のお金がかかりそうです。
深圳や香港での日本料理屋はコストの高い食材を使わねばならないのですね。でも深圳の場合、メニューの値段はそんなに高いとも思えません。利益率が悪いのでしょうか、それとも人件費?

反面、野菜など、深圳では日本より1桁違うものも多くありました。で、深圳の方が安いものも探してみました

米、中国産「あきたこまち」は5kg700円程度でした。本場の「あきたこまち」、10kg3880円。5kgあたりにすると1940円。


リフォームコーナー、リフォーム材コーナーでも値段を見てみました。
この部分はうーん、どうしてこんなに高いのでしょう・・・
きれいさや細やかさを感じるものと、ちゃちさを感じるものが同居しています。高いです


照明器具は日本が断然高いですね。深圳に比べて5倍以上です


食事と言えば生命や健康に重要なものです。とくに小さいときから慣れている日本料理で胃腸や体の具合が決まってるみたいな感じもします。
で、私にとっては日本料理は重要なもの、いかに自分の胃腸にやさしいものを料理するかというのが重要です。
深圳で住んでいくには日本食にこだわるとかなり高くつきます。これをいかに克服するか努力が必要なところです。日本に帰ってくると私の胃には心なしか少しやさしいです。

自分の胃のために大根ジュースの材料を買いに行きました・・ん・・・高い!
まず蜂蜜、見ると中国産。深圳でいつも買っている蜂蜜の3倍の値段。そして柚子茶、これも3倍。表示されている価格を人民元に変換すると手が出なくなってしまいました。
うーん、日本と深圳の「ええとこ取り」はできないものか・・・

飛鳥-明日香村へ

ずいぶん久しぶりに飛鳥へでかけました。私の日本時代の休日は奈良、京都、飛鳥を歩き回ることが多くありました。
飛鳥にはもう10数年ご無沙汰している気がします。家からは数10キロ離れていますが子供の頃の思い出もありますし私の心の中ではふるさとになっています。
京都市は母のふるさと。前回の帰省では奈良、京都へ行ったので今回は飛鳥に。

近鉄飛鳥駅前




天武持統天皇陵


川原寺


石舞台古墳と二上山(にじょうざん)遠望


祝戸地区






大和棟の家


橘寺



最後は甘樫丘。蘇我氏の大邸宅があったと言われるところです。ここから大和三山を見るのを楽しみにしていました。

大和三山は耳成山(みみなしやま139m)、天香具山(あまのかぐやま152m)、それに畝傍山(うねびやま199m)。畝傍山は麓で初代天皇の神武天皇が即位したと伝説のある山で、 この伝説に基づき明治時代に神武天皇を祀るため橿原神宮が建設されました。

大和三山は100m台の低い山々ですが、ここには日本で初めての都、藤原京が建設されたのです。低い山なので私も高校時代、三山とも頂上まで登りました。とくに天香具山は オートバイで登ったというならずものでした。

いざ甘樫丘へ


畝傍山と二上山(にじょうざん、嶺が2つ並んでいる山。高い方が雄岳、低い方が雌岳)



大和三山を目指して甘樫丘に登り、畝傍山と二上山が目の前に現れたとき、思わず涙腺がゆるんでしまいました。これがぼくのふるさと・・・予想しなかったことに誰もいないのに一人おろおろ。

二上山はふたかみやま(二神山)とも言われる山で大津皇子が処刑されまつられているところでこれまた古代の歴史の舞台です。姉の大来皇女の「うつそみの人なる我や明日よりは・・・・・」と言う歌が頭をよぎります。

深圳にもミニ・二上山があります。皇崗からバスに乗って深南路に向かう途中、北向きに走っているときに見えます。本場のよりも低くすぐにビルに隠れてしまうので写真を撮ることができないでいますが、私の心の中にミニ・二上山として登録されています。

石舞台古墳から夕日の沈む二上山を眺めて写真を撮りたかったのですが天気がだんだん悪くなってきたので断念。でも久しぶりの飛鳥は本当に楽しく知らず知らず2万7000歩、歩きました。ほぼ14kmになります。最後は知らないところを歩いていて橿原神宮駅まで行ってしまいました。健康も考えて結構早足で歩いているので疲れているはずなのですが・・

甘樫丘では飛鳥に関係ないのですが、ふとあの「三笠の山にいでし月かも」の歌を思い出しました。仲麻呂が中国にいて見た月を奈良のように感じて詠んだと言われる歌です。
本当に日本と中国仲良くしてほしいものです。

飛鳥はまた私の子供時代とは大きく姿を変えていました。言うなれば整備されすぎというか、保存のためのポリシーを感じないのです。整備をしましたという主張のための整備をしていないか、よく考えてほしいところです。
先祖の貴重な財産にカビを生やし、それを隠そうとするような保存であってはならないのです。
自分のふるさとと思っているだけにいろいろ感じる日でもありました。

大和三山

大和民俗公園

家の近くに大和民俗公園というところがあります。家からは2km足らずなので歩いてでかけました。

大和民俗公園は26.6haの広さ、県立で県立民俗博物館も併設されていてここで定期的に講座があって時々講座を受けに行っていました。大和棟とか大和格子など昔の民家のことを知ったのはここの講座でした。私がふるさとを勉強する手段の一つでした。

博物館の外は奈良県各地から集められた文化財級の古い民家を移築して野外展示しています。町家、農家、山家など。
その周りは広い森林公園みたいにとなってます。これが以前よりよく整備され充実してとてもきれいで感激でした。歩き回りました。
大和民俗公園へ


民俗博物館






野外展示 町家












これが出窓の発想なんでしょうか


民俗公園




山家




帰り道で 奈良高専前


家を出て横断歩道、信号は青、横から車が右折してきました。思わず中国のくせで、センターラインあたりで車を待ちました。これには車のドライバーが「????」。
一瞬止まったのですが私のこの反応にびっくり。でも次にすぐ私の前を通り過ぎました。
「車優先社会」(強者優先?)に慣れてしまった私、日本では不思議な習性でした。でもこのドライバーもちょっとあつかましいですね。
昨日も今日もこういう状態が続きました。再び日本で住もうとするとリハビリが必要なようです。

今日は一服のつもりだったのですが民俗公園を散歩していたら結局1万5000歩歩いてました。
中学の頃に悪友たちで休みの日には5-10kmのところの奈良、法隆寺などを歩いて往復しながら遊んでました。夏みかんが育っているのを見つけたらこっ そりとって食べたりとかもあるちょっと悪ガキだったかも。その影響でしょうか、今も歩くのはあまり苦になりません。三つ子の魂百まで・・みたいなものなの かな・・・・

京都山科小野梅園へ | 2007.3.8 |

京都の梅林巡りです。
今日はJRで・・


JRみやこ路線(奈良と京都を結ぶ線)でまず山城青谷へ




青谷梅林
梅も終わりかけでちょっと寂しい、おまけにみぞれも降ってきました








さらに六地蔵、地下鉄経由で小野小町ゆかりの山科随心院小野梅園へ












地下鉄で

今日も飛鳥へ
この前は途中から天気が悪くなってきたのでもう一度挑戦と思ったのですがやっぱり甘樫丘へ行くと天気が・・・
普段の行いの問題でしょうか・・・
でも今日も元気よく2万6000歩

再び飛鳥へ

飛鳥の梅










高松塚古墳 入院してあちこちパイプを入れられてる人みたい。
痛々しくてあまり見たくない図ですね。元々エアコンなしで自然に保存されていたのに




甘樫丘で絵を描く人・・




大和棟と梅


とある喫茶店で


楽しかった思い出とともに深圳への帰途に・・

テレビはあまり見ることはありませんでしたが気になったのは金属が盗まれる事件。テレビの全国ニュースで毎日取り上げて言うほどのニュースとも思えないのですが、このニュースのおかげで私の深圳の隣のマンション建設現場、又ほかの建設現場でもそうですが、一晩中、煌々と灯りを点けて監視されている理由と効果がよくわかりました。ほんとに油断も隙もないですね。

深圳マンション建設現場の夜間照明



さて今日はインド航空で深圳へ戻ります。
液体持ち込みルールが2007年3月1日から変更になっていました。


インドから大阪にやってきた機で引き返すのですが、大阪への到着が遅れているとのことで13時の予定が1時間近く遅れて出発。
香港の空港からどの道筋で深圳へ出るか頭の中でいろいろ考えましたが、バスで帰ろうと模索。前回皇崗(落馬洲)まで100ドルだと言われ、高いと思って使わなかったルートです。

香港のバス乗り場へ行く通路はわからないぐらいに整備されていて中国行きのバス停も立派になっていました。
ここで2つの会社の呼び込み員が来てしつこく迫ります。皇崗へのバスです
「値段はいくら?」と聞くと1人が「100」、それを聞いた別の会社の小姐「うちは80だ」と、もう一つの会社も「こちらも80でいい」と。
「60ではどうか?」と調子に乗った私が問うと1人はそんなのだめだ、と離れていきました。
残った1人はしつこく迫って結局決めました。もらったチケットには100ドルの値段が書かれていましたので値切れると言うことでしょう。

予想通り30分ぐらいで落馬洲に到着。荷物はバスに残したまま、バスを降り香港側のイミグレ通過。中国側のイミグレについて荷物をバスから受け 取ってイミグレ通過、と言う手順でした。
関空へ海の上を


関空






香港


皇崗へのバス車内。すごくきれいでした。リクライニングもスムースに動きました


奈良帰省日記2007.9 (1) 深圳航空大阪便 | 2007.9.17 |

深圳航空の新しい航路、深圳福州大阪便に乗って帰省してみました。
旅行社問い合わせると国際便だから2時間前にくるようにと回答があったとのことでした。でもイミグレ手続きは福州のはず・・・
まあとりあえず今回は1時間半前に行ってみるか・・と、8時半のフライトなので朝6時過ぎにマンションを出ました。
朝早いのでタクシーで深圳空港へ、値切って80元

カウンターは国際線。国内線と違ってよくすいていました。私の前には数人。
日本語がよく聞こえます。日本人が多そう。







7時40分、引率されて待合室からゲートへ移動、十数人。8時20分ごろバスで飛行機へ。タラップを上ります。
飛行機はけっこういっぱい。ゲートで待つうちに集まってきたのでしょう。してみると、インフォメーションの2時間前でなく30分くらい前にチェックインすればよかったかな?

飛行機は福州へ。
機内では日本語のアナウンスもあり簡単な朝食がでました。




機内

福州では誘導に従い飛行機を降りて出国手続きをしてふたたび飛行機に乗り込みます。福州でおりた人も多いようでけっこうすきました。福州から乗り込んできたと思う人もいました。



福州空港内



福州から2時間半で関西空港着。予定より少し遅れて日本時間14時40分着。
滑走路2本体制になって初めて、空港が変わっているのは感じましたがいつも通り狭いなあという印象。
新しい建物がオープンしていました。ホテル日航関西空港。
関空前のホテル日航



JRホーム


ちょうどやってきた特急「はるか」で大阪・天王寺まで久しぶりに乗ってみることにしました




我が家へ


というような一日でしたが、深圳航空大阪便、開通して間もないので手際にまだ慣れていないのかちょっと時間がかかりすぎたような気がしましたが、乗客乗員 ともに慣れてくればどうかなという感じではありました。

まあ香港へ行かなくてもよいこと、安いことが魅力なので何とか続けてほしいものです。

奈良帰省日記2007.9 (2) 奈良公園若草山へ | 2007.9.19 |

奈良公園 若草山から大仏殿を望む

奈良に帰ってみると暑い!
風は秋の感じがしないでもないですが、なぜか蒸し暑い感覚があります。深圳よりもしのぎにくい感じがするのは深圳に慣れてしまったからでしょうか・・


深圳の歩道
でも考えてみると深圳は南国、暑いし、ちょっと前まではクーラーなどもそんなに普及していませんでしたから涼しくする工夫がされているように思います。
歩道では両側に街路樹を小さい間隔で植えてある所も多く木陰が続いています(写真)。
はじめは何とも思わなかったのですが木陰というのは建物なんかの陰と違ってけっこう涼しいのです。

日本の古建築は夏涼しくなるように設計されていると聞きますが同じことなんでしょうね。



奈良公園飛火野付近
さて、そんな中、奈良公園の若草山に登ることにしました。子供の 時に登って以来です。
若草山は海抜342m、ふもとは海抜100mぐらいあるでしょうから200mちょっとの丘登り。
深圳で登っていた山と違い、若草山は山焼きの行われる山、したがって芝生の山で太陽がもろに当たります。そのためか観光客はわんさかいたものの、山を見上 げると登っている人は全く見かけません。

ともかく入山料の150円を支払い登ります。たいしたことはなかったという印象が心の中にあったのでかなりピッチをあげて登ったら頂上で半ばてになってし まいました。


若草山から
午後だったので西の麓に見える奈良は逆光。若草山のススキが光り ます。そして下山。

三月堂、四月堂をすぎてお水取りの行われる二月堂へ。ここからも大仏殿が見えます。

近鉄奈良駅前から


新芽をついばむしか。 芝生を刈る必要はありません。鹿が食べてくれます。


国立博物館前の鹿


若草山入山口




大仏殿を




登っている人がいました


山麓で。 しかせんべいを買うのかな


三月堂


二月堂


二月堂


二月堂から大仏殿を


二月堂参道


二月堂を出て大仏殿へ




大仏殿 江戸時代に元の三分の二の大きさで再建されたものです


南大門 これは鎌倉時代の再建。
鎌倉時代にしては意匠があまりよくないし金額的にもけちっているような・・・

奈良帰省日記2007.9 (3) 散歩道 - 大和民俗公園 | 2007.9.23 |


大和民俗公園

クリックしてください。壁紙です


前回の帰省で大和民俗公園がよく整備されて気持ちがよかったので今回夕方の散歩によく出かけました。
民俗公園は家から2kmほど、歩いて公園へ行き園内を散歩して帰ればほぼ1万歩、ほどよい運動です。
きれいに整備されているので散歩している人をけっこう見かけました。ほんとによい田舎になりました。

大和民俗公園は広さ26.6ha。自然の森を取り入れて整備されて1周の散歩は約2km。


































家に戻ってくると日は暮れています。この日は中秋の名月


家の近くの名古屋系スーパー


奈良帰省日記2007.9 (4) 法隆寺へ - 斑鳩三塔をめぐって | 2007.9.26 |

法起寺

奈良の私の家は北東へ5km行けば奈良公園、南東へ5km行けば法隆寺の斑鳩と散歩の条件に恵まれています。
とくに田んぼの中にある法隆寺、斑鳩の里は田んぼが黄色くなる秋が一番いいと思っていますので出かけてみました。

斑鳩には法隆寺のほか、聖徳太子にゆかりのある塔のあるお寺が三つ、法起寺、法輪寺そして法隆寺です。この三つの塔を斑鳩三塔といいます。法隆寺が五重 塔、法起寺と法輪寺は三重塔ですべて国宝に指定されていましたが、法輪寺は昭和19年雷火で炎上してしまい、今は昭和50年に再建された塔です。
そして斑鳩は日本で一番最初の世界遺産となった地。

法隆寺へは時々行くのですが斑鳩を歩き回るのは随分久しぶりです。久しぶりに訪れた斑鳩はこれまた美しく変貌していました。なんか日本もいろいろありながら着実に美しくなっているのでしょうか・・・ほんとに嬉しいですね。
もし今奈良に戻って生活を始めたらしょっちゅう歩き回ることでしょう。

天気にも恵まれて(暑いけど・・)あちこちに咲いているコスモスの花が斑鳩に溶け込んでいました。

法起寺

現存する最古の三重塔。バス停には英語、中国語、韓国語で表記しています。今回の帰省で町にはこれらの文字が氾濫していました。実際外国人の姿をよく見かけましたし、日本人かと思えば中国語だったりしてちょっと楽しい・・










法起寺を出て法輪寺へ




法輪寺







お地蔵さん





法起寺、法輪寺を経て法隆寺にさしかかると今までの静けさが一変、観光客であふれていました。

法隆寺













そして法隆寺東院堂近くには中宮寺。
ここのご本尊、弥勒菩薩、半跏思惟像。中学のとき見た入江泰吉の写真の美しさがずっと頭にあり時々ここへやってきます。
今回見る像は何か少し違っているような・・・どうしてだろう。年と共に印象が変わるのか・・





帰り道で - 民家




子供のときから塔が好きで日本中を一人旅していましたがそのときに感じたのは、ほかの地域の塔は構造がほぼ一定なのに比べて大和の塔はそれぞれで意匠が大 きく異なることでした。法隆寺の骨太いどっしりした印象、薬師寺のほっそりとリズムを奏でるような軽快な軽やかさ、室生寺の檜皮葺の塔、談山神社の十三重 塔など・・・
各地の塔をめぐるたびに大和の塔の興味深さを知りました。ほんとに奈良に生まれてよかったと思います。

奈良帰省日記2007.9 (5) ふたたび深圳航空で深圳へ | 2007.10.1 |

深圳航空

一応日本滞在目的を果たしてふたたび深圳航空の帰りの飛行機へ。

関空では普通通りの手続きで飛行機に搭乗しますが、往路と同じように福州で入国手続きをしますので福州で降りなければなりません。
福州で飛行機を降りると案内にしたがって入国手続きに向かいますが、福州で降りる人とは入国手続き場所が違うので要注意です。
案内人の指示に従っていくのですが思わず間違いそうになりました。

入国手続きを済ませてふたたび機内に乗り込めばあとは1時間の空の旅で深圳ですので福州の入国手続きはちょうどよい息抜きかも知れません。

さて深圳です。
福州はボーディングブリッジがあるので楽なのですが、深圳ではボーディングブリッジがなく飛行機を降りるとバスに乗ります。
このバスも福州から国内便で来た人と大阪から乗ってきている人とは別のバス。
福州では預けた荷物の検査を受けていませんので深圳で検査するのだろうなと見当が付きました。

バスを降りると荷物の受け取り所、すぐに荷物が出てきました。これは非常に速い。
そして荷物のX線検査を受けて無事に終了。


深圳航空を利用した感想としては、慣れないとけっこうややこしいのでどうなのかなと。やっぱり直行便がいいのかなあ。
個人的には金額的な面と経路のバリエーションを考えてずっと続いて欲しいと思うのですが・・
価格次第ですが使い続けたいと思っているのです。
関空


関空


関空





奈良帰省日記 2008 (1) | 2008.4.27 |

奈良帰省日記2008

今日17時に香港へ、7時過ぎ深圳の我が家に戻りました。
日本ではネット環境が整わず文明に取り残された気分でした。

帰省は前半、予想しなかった暑い日が続きましたが、ここ数日3月下旬の気温とのことで寒暖の差が激しくて少しのどをやられたもよう。
でも今回の帰省は深圳の流れを引きづって奈良のあちこちを歩き回っていつになく楽しくて初めて深圳に戻りたくない気持ちが・・
でもこんな気持ちになったのは深圳の山歩きで楽しさを覚えたせいなので事情は少し複雑。

で帰省2週間で歩いたのは18万歩あまり、距離にすると90km程度、デジカメを新しく買い撮影した写真は1500枚あまり。
次回から少しずつ紹介します。

葛城山山頂の高原から金剛山を遠望 2008.5.6

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