奈良帰省日記 2008 (3) 世界遺産 薬師寺、唐招提寺、平城宮跡を歩く 《1》 | 2008.4.29 |

平城宮跡

平城宮跡へ 2008.4.29

電車で平城宮跡へ行くつもりをしていたが気分が変わり家から歩いてみることにした。
家を出て県道に入り子供の時に通っていた地元道へ迂回して九条駅に出る。付近の道が整備されきれいになっているので少し脱線してこちらを歩いてみる。

と、平城京西市跡と石碑ができていた。2010年に開催される遷都1300年記念事業の一環だろうか。ここはまだ郡山市、西市がこのあたりだったとは。少し行くと西市船着き場跡もあった。秋篠川が市場へ物資を運ぶ運河として利用されていたらしい。

自転車道を通ってまず薬師寺を目指す。まだ春の名残の菜の花がたくさん残っている。菜の花の菜種油を燃やしてそのすすから奈良の伝統工芸品である墨を作る。

それにしても帰省するごとにふるさとは美しくなっている。
自転車道をウォーキングする人もちらほら。若者はグループでにぎやか、初老の人々は一人で歩くのが目的のように一点を見つめてすたすた歩く。もうちょっと楽しく歩いてもいいのでは・・

家を出てから1時間あまりで薬師寺へ。あちこち道草しながら歩くので思わぬ時間がかかっている。
子供の時は1300年前の東塔と豊臣秀吉が造ったという仮金堂があっただけで堂内のみ拝観料が必要だったが、再建が進み堂宇が建ち並び拝観料も800円。

少し北にある唐招提寺を目指す。唐招提寺は解体修理中で通り過ぎ、自転車道を通って平城旧跡を目指す。

東側に平城旧跡が見えてきた。秋篠川沿いに歩く。このあたりの秋篠川は川を利用して庭園が造られていたとのことで京都を考え合わせて想像してみた。
郡山を出発




平城京 西市跡


薬師寺塔を


秋篠川と自転車道


薬師寺両塔


1300年の薬師寺東塔


30年満たない薬師寺西塔


10年満たない猫たち






近鉄西ノ京駅




薬師寺の花


唐招提寺へ




唐招提寺


菜の花がきれいです さらに歩いて




平城宮跡の朱雀門が見えて・・ 遠く大仏殿と三笠山

つづく