深圳新生活日記 【79】 2005年12月26日 中国との相性、日本との相性

朝、Hから電話、これから東莞に行くとのこと。
Excelで内装日程を記録として整理しておく。

夜7時前、Hと東海坊の日本料理屋で落ち合う。今日は忘年会という名目なので、ここではこれまでで一番の散財をする。
すき焼き2人前と一品料理を。計311元。

彼は職種的に今の職場でそろそろ仕事がなくなってしまうのではないかと不安を持っているようだった。
他に中国でのいろいろの思いを話す。不満話だが同じ日本人ということで安心して話すのだろう。
ただ僕にとってはCクラスの怒りでも彼にはAAAクラスの怒りになるようで話に力が入る。
ふと、大阪時代の事を思い出した。そのときも同僚だった彼と喫茶店に行ってぼやきあったこともあったが、当時は僕の不満の方が深刻で彼にはそんなに深刻にはなっていなかった。
今回、その怒りの感情が逆になっていることに気づいた。やっぱり日本と中国、それぞれ個人との相性が違うのだろう。
日本人であれどの国の人であれ、外国に行ってその国を好きになるか嫌いになるかはやっぱり相性なのだという気がします。
お互い悪くなくても価値観の違い、感情の違いで気まずいことになったりするもので、小さな違いの不満が蓄積されて最終的に箸の上げ下ろしまでに不満が募ってくるのではないかとも思えます。
まあお互い悪くない夫婦の離婚みたいなものでしょうか・・・どちらも悪くないけど相性だけが悪かった、みたいな・・



深圳・南山区には南山公園がありますがその南西に小南山公園があります。小南山頂上にはアヘン戦争にも使われたというのろし台があります。
小南山ののろし台から深圳湾大橋を望みます。