深圳と海を展望する香港・八仙嶺郊野公園を歩く

八仙嶺郊野公園 屏風山
香港・八仙嶺郊野公園を行く (2008.11.16)

深圳最高峰・梧桐山を碧桐登山道から登ると背後には香港・八仙嶺が常に控えています。八仙嶺からお隣の香港・船湾にかけての眺めはときおり見える香港・馬鞍山とともに雄大で美しい。
八仙嶺は文字通り連なる峰が特徴的で、碧桐登山道を登りながらその華麗な姿を見てあこがれていた山なのです。

八仙嶺は八仙嶺郊野公園に属し、この公園の最高峰は黄嶺の639m。その東側に犁壁山(550m)、八仙嶺の連峰へと続きます。
この登山道はまた香港の四大ハイキングコースの一つ、全長78kmの衛奕信径(衛奕信徑;Wilson Trail)の最終、第9、10ステージにあたります。

八仙というのは道教の代表的な仙人だということで、八仙嶺のそれぞれの峰に対応させているようです。()内は仙人の名前
峰は西(犁壁山側)から

純陽峰 590m (呂洞賓)
鍾離峰 543m(漢鍾離)
果老峰 530m(張果老)
拐李峰 530m(鉄拐李)
曹舅峰 510m(曹国舅)
采和峰 490m(藍采和)
湘子峰 510m(韓湘子)
仙姑峰 511m(何仙姑)

へと続いています。

この日は私の古巣、香港粉嶺からタクシー(40香港ドル)で鶴藪へ行き、貯水湖からトレール開始、まずはのどかなすそ野を歩き、急坂と変わり高度を急激に増して屏風山に入ります。
その後、八仙嶺郊野公園の最高峰、黄嶺に登り、さらに犁壁山ヘ進み、最後が八仙嶺めぐりとなりました。
深圳・梧桐山から見た香港・八仙嶺、船湾郊野公園。遠く香港・馬鞍山


香港・八仙嶺から見た深圳・梧桐山。遠く、深圳第四峰・梅沙尖753mが見えています。