深圳新マンション建設物語 【11】 2007年1月(1) クレーン組み立て

マンション購入と弁護士

深圳(中国)でマンションを購入するというのは内装していない物件を買うスケルトン渡しです。
2004年当時深圳でマンションを買った手続きは購入決意後、まず手付け金を払い(5万元程度)売買契約をしてその後1ヶ月以内の間に全額支払うというも のでした。マンション完成まではあと半年ほどありました。

日本の場合も完成前に売買契約をするということですが、決済は購入者に所有権が移転してから開始するとのこと。
深圳の場合(たぶん中国全土)は所有権が移転する前に全額払い込むのでちょっとリスクがあります。
今は聞きませんが、以前はマンション建設途中で開発業者が建設を放棄したことがよくあったようで、私の知り合いにもこれにかかった人がいます。ただこの人 の場合は契約で追加の一筆をとったらしく、このおかげでお金は返ってきたらしいのですが一筆がなければ泣き寝入りでした。

こういうリスクがあるので建設途中で買うのは安いという「常識」があったようです。今は建設放棄という話は聞きませんのでもっぱらマンションの高騰のため に建設途中で買う方が安いということでしょうか。
ただ、今は政府の対策により高騰は抑えられたようです。

そしてマンション購入後、初めての経験でよくわからないまま購入手続きは進んでいきました。そんな中、ローン手続きなどに時々登場してくるのが弁護士事務 所でした。
どうやらマンション開発業者と銀行の間を取り持つのが弁護士事務所というもののようでした。



代収
抵押合同委託書公証費 400元 (抵当契約委託書) 
売買合同公証費 1145元 (売買契約)
抵押登記費 100元 (抵当登記費)
印花税 20元
銀行 ・・費 2000元

と書かれています。



2007年1月7日



クレーン組み立て


2007年1月2日


2007年1月9日