【住】 中国の衛生間 - バス・トイレ室

2006年 11月 27日


おそらく深圳に限らず中国では内装工事でバスタブを設置するオーナーは少ないと思います。深圳で賃貸マンションを探すとバスタブのある物件は非常に少ない ので風呂がほしい私はけっこう困ります。半年ちょっと羅湖で賃貸マンションにすんでいたことがありますがここにはバスタブがありました。ちょっと汚いです が。

(写真は庶民的なマンションのトイレ。右に入ると洋式トイレがあります。ここの洋式トイレの横の小さいスペースにシャワーがあります。草履を履いてシャワーをしてました)



中国語でバス・トイレ室のことを衛生間と言いますが、深圳の100㎡程度以上の物件では複数個の衛生間が あります。香港でも70㎡(800スケアフィート)程度以上に衛生間を2つあることが多いです。

部屋の狭くなるのが嫌いな私にはなんか面積がもったいなく思えるので、内装設計で衛生間は1つでいいと設計士に話すとすごく不思議な顔をされました。

設計士の話を聞いてみると、トイレはどんな使い方をされるか判らないので、一般用のトイレと主人用のトイレの2つを作ると言うことのようです。中国や香 港の従来の便器はほぼ和式便器と同じタイプですので、洋式の便器の場合、便座にいろいろな人が座るのもいやがるようです。
で、私はマンションを転売、と言う可能性も考えて衛生室をオリジナルどおり、2つ作ることにしたのです。


最近木製のバスタブが増えてきました。
「どんなひとが買うの?」と聞くと「日本人」と言ってました。日本人で買うとはそんなに多いとは思えませんが目立つと言うことでしょうか。


百安居

そういえば、5つ星のところなどは別ですが、3つ星ぐらいのホテルなどでは部屋のランクに比べて衛生間はランクが1つ2つ下がるような感じがしていましたがこういう原因ではないかと思い ます。
あるホテルでバスタブの中に入れる大きなナイロンのカバーを見たことがあります。このカバーをバスタブの中に敷いてから湯を入れるのですが、水を抜く時のためにちゃんと栓までついて いました。
これが何の目的なのか判らずおもしろそうなので1つ失敬したら、チェックアウトの時に10元取られました。
結局バスタブを使う時はこれを敷かないと気持ち悪いと言うことでしょうね。