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2006-06-02  カテゴリ: 生活

大根ジュース

【食】 大根ジュース (2006.6.2)

私は胃が悪く、逆流性食道炎と診断されています。オメプラールという胃酸を抑える薬が良く効くのですが長期間利用すると少し不具合が出る可能性があるようです。一般的な副作用と しては便秘っぽくなるとのこと。

で、薬もなくなり中国でかなり具合が悪くなってきた時、ふと思いついて大根おろしを食べてみました。子供の頃、天ぷらと大根おろしを一緒に食べると胸焼けがしないことに感激した ことを思い出したのです。
けっこう具合がいいのでしばらく食べていたのですが、とある日、思いついて大根おろしを発展させて大根ジュースと言うものを作ってみました。

大根をミキサーにかけるため液体の媒体が必要なので手近にあったヨーグルトを、さらに大根の辛さを和らげるためローヤルゼリーを混ぜることにしました。
中国の大根は辛く、特に根っこ付近は強烈で大根おろしではとても食べることができませんのでローヤルゼリーや蜂蜜は必要です。大根おろしにする時は大根の上部を使い、根っこに 近い部分は大根ジュースに使っています。

大根ジュースは、大根を1 - 2cmの厚さ(50 - 100g)に切り、ミキサーにかけるため適当に細かく刻みます。それにヨーグルトを100g程度、蜂蜜、またはローヤルゼリーを大さじ0.5から1杯をミキサーに入れてミックスしてできあがりです。


蜂蜜とヨーグルト
大根    2~3元/1kg
ヨーグルト 20元程度/2リットル
蜂蜜またはローヤルゼリー  15~30元/1kg


この大根ジュースを飲み続けて5ヶ月になりますが胃の調子はきわめて良好で、以前の胃の燃えるような感じはほとんどなくなりました。ジュースを作れない 状況の時(外出、旅行時など)のみオメプラール錠剤を服用しています。以前は朝起きると、ひどい口臭を感じていたのですがこれもなくなりました。胃酸の臭 いがしていたのでしょうか..
難点はあまりおいしくない。薬のつもりで飲むので飲めますが、味をよくするのが今後の課題です。

ホームページで大根おろしを調べてみると消化酵素があり、ビタミンも豊富、など良いことばかりが列挙されています。
ビタミンC 5分後に90% 2時間後に半分 

大根
胃の消化を助ける消化酵素が豊富、発ガン物質を中和する効果あり、ビタミンCも豊富に含まれる。
消化酵素は熱に弱いので生ですり下ろして食べる。ビタミンCはすり下ろすとどんどん少なくなる。すり下ろし後2時間で半分になるので早く食べる。

ヨーグルト
腸のビフィズス菌を育てて、便通をよくし、骨を作り、老化を防ぐ。

現在は大根ジュースはしていません。メラミン問題があったことと、解決法が見つかったのです。
油ものを食べたあと、胃がおかしくなっていたのは、油をピーナッツ油からトウモロコシの油に換えることで症状が全く出なくなりました。
おそらくこちらに来てからの胃の具合の悪い原因はこれだと思われました。
したがって外食はなるべく避け自炊でしのぐ生活スタイルに変えました。外食する時は店を選ぶ必要があります。
今のところ胃の調子は日本にいた頃に戻りました。(よくなりました) (2009.3.)
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2006-06-02 コメント(0)

【食】 中国産 「あきたこまち」 (2006.6.5)


中国産あきたこまち
深圳の山姆会員店で中国産の秋田小町を買いました。袋の印刷を見てみると湖北省で生産されたようです。5kg44.6元(625円)。JUSCOでも売っていますが値段が53元と高いです。普通は中国・東北大米を買っていますが、これが10kg38元(530円)なので2倍ちょっとの値段。そんなに高いわけでもなく試してみる気になりました。

香港では主に粒の長いインディカ米が売られていて粒の丸いジャポニカ米は種類が限られます。香港時代は「桜城」という種類を買っていました。
これが確か5kgで35香港ドルぐらいだったと思います。カリフォルニア米が2倍近い値段で売っていましたが、味がそんなに良いと思わなくて桜城を選択してました。


普通こちら(香港・中国)で買う米は炊いたあとしばらくすると米が団子のような感じに固まっていくような感じがします。香港時代、友人が日本から遊びに来た時に日本のコシヒカリを買ってきてくれましたが、これが雰囲気も味も非常に良くて、水を多い目にして炊くと炊きあがりのお米がほんとにきらきら光っていて感激したものです。この時は桜城とははっきり差がありまして日本で食べたおいしい米の味が再現されました。

さて、この中国産「秋田小町」の試食です。米のとぎ方は1回目だけミネラルウオーターで洗い2回目から水道水で、最後に水道水をよく切りミネラルウオーターでうめて約15分ほど放置した後、電気釜のスイッチをON。水は指定よりも30%ほど多く入れています。
炊きあがり後、米は光っていないながらもしゃもじでかき回すと感覚が違うように感じました。普通よりも粘りけがあります。
味はまあまあです。普通の中国産よりはおいしい感じがしますが日本米に比較するとちょっと違う気がします。ま、水の問題もあるのでもう少し工夫して米を炊いてみるかな。

再試食しました
前回の試食結果があまり良くなかったので再試食しました。水は多めですが前回よりは少なくしてできあがり直後に食べました。
お米が少しですが光っていました。味も日本で食べるのと遜色ないと思います。
どうやら前回の不評の原因は炊きあがってから時間が空いてたのかも知れません。これなら5kg44.6元はOKです。
明日20kgほど買い増します。
(2006.6.6)
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2006-06-05 コメント(2)

2006-06-11  カテゴリ: 生活

深圳の交通事情

深圳の交通事情 (2006.6.10)

 いつもの道が渋滞、どうやら事故があった模様。ほんとにたくさんの事故があります。自分にやってこないのが不思議。そのうち順番が回ってくるのでしょうか。
 大きな事故はまだ見たことはありませんが、ちょっとした小さな事故でも公安がきて検分するまで状態を保存しておくようで、日本に比べればはるかに広い道路なのに簡単に渋滞するようです。

 地下鉄工事が始まった頃、羅湖にあるミニバスのたまり場の停車場でのこと。

 ミニバスが数十台集まる停車場にどう思ったのか、ミニ生コンミキサー車が停車中のミニバスの間をぬってくねくねと通過しようとしていました。と、あるミニバスの横をゆっくり左折した生コンミキサー車は、真新しいミニバスのテールを引っかけました。びっくりしたのはミニバス。急いで前に少しずらしました。ミニ生コンミキサー車は引っかけたことに気がつかないような感じで普通に走りすぎようとしていましたがやっと気がついたようでした。

 真新しいミニバスは無惨にもテールランプのカバーはめちゃめちゃに破壊され車体にも被害を受けた様子。ミニバスの運転手とミニ生コンミキサー車の運転手が外に出てきてなにやら始めたところで、私の乗ったミニバスが発車。残念ながら最後まで見届けることができませんでしたが、これが始めから見ていたちょっとした事故でした。こういう軽い事故はよくある出来事のようで、これが道路上で起こるとすぐ渋滞するのでしょうね。



 そして信号機です。私はバスをよく利用しているのですが、信号機でよくいらついてしまうのです。

 日本の場合、信号では対面どおしの車は同時に通行して右折車は最後の少しの時間だけ通行するようになっていると思うのですが、香港・中国では対面する車も別々に走ります。1回の信号で走るのは基本的に1方向の車だけです。したがって1サイクルとして4回の信号の変化があります。全部こういうスタイルではありませんがこういうスタイルが主流だと思います。

 ま、これは方法の違いだけでたいした問題ではないのですが、問題は信号の変わる時間です。大きな交差点では1回の信号の変化に1分以上かかることがまれではありません。ですので、運が悪いと信号で4分以上待つことになります。
 さらに各交差点の信号はコンピューターで系統となっていないようなので、しばしば走行が中断され時間のかかる原因にもなっています。走る時間よりも信号を待っている時間がはるかに長くなることも多く、いらいらするのです。




 バスの場合、時間がかかるということはコストがかかるということで、このロスのために運賃が高いのではないかと思ってしまうのです。さらにアイドリングが長いので空気汚染にもつながるでしょうし。

 深圳・福田区など、立体交差が進んでいるし道も広くて気持ちがいいのですが、当局に何とか考えて欲しいものです。

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2006-06-11 コメント(0)

香港の銀行と深圳の銀行 (1)(2006.6.15)

私が1996年、香港に来て香港銀行(HSBC)に口座を作り、使ってみてこちらのシステムが進んでいることに驚きました。

まずATMは年中無休24時間営業で手数料無し。ATMは銀行所有ではなくATM専門会社の所有で、銀行は顧客のATM利用額の1/1000をATM会社に支払うということのようです。

街での買い物もキャッシュカードで払えたので大金を持ち歩く必要がありませんでした。光熱費などの支払いも登録さえしておけば電話を利用して振り込めましたし(PPS; Payment-by-PhoneService)、街にはATMのような支払機があってバーコードのついている請求書ならここでも支払えました。もちろん今はインターネットでも振り込めます。これらのシステムは単身生活の私にはこの上なく便利でしたし、自分の性格にも合い重宝しました。




最初の口座を作ってしばらくしてからその口座の不便なことが判り、新しく「POWER VANTAGE」というHSBCの口座を作りました。定期預金、外貨、小切手などのある総合口座です。これには通帳はなくカードだけで、月末に利用詳細が郵送されてくるというシステムで、現金の取引以外は電話で指示ができました。

これも今はインターネットでできます。インターネットのログインは自分の指定の暗証番号のほか、安全のため、銀行から支給された暗証番号発生器で1回限りの暗証番号を発生させてこの番号も同時に使用します。

カードの裏にあるEPSと言うのがキャッシュカードでの支払いのシステムです。


香港では当時、小切手は頻繁に使用されていました。現金書留なるものがないためか、現金の代わりに小切手を送るのです。光熱費などの支払いも会社によっては小切手を送りました。インターネットはNTT系のを使っていましたがここは電話の支払いができなくて小切手を郵送していました。最初の口座のは小切手がなかったのです。

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2006-06-15 コメント(0)

香港の銀行と深圳の銀行 (2) (2006.6.15)

香港の銀行でインターネットバンキングが登場してからは小切手を使うことも少なくなりました。日本への送金などはインターネットで設定しておけば毎月決められた日に自動的に両替して送金することもでき、家賃などの支払いも予約しておけます。インターネットですので操作は日本でもできますので重宝します。

深圳では招商銀行工商銀行に口座を持っていますが、招商銀行の口座には通帳はありません。残高や履歴などはATMやインターネットで確認します。でもインターネットバンキングはセキュリティーに不安があって中国ではしていません。メインの銀行は香港にしています。工商銀行は香港の小切手でも入金できると言っていましたが、私はまだ利用したことがありません。


50階建ての招商銀行ビル
深圳でも大きな店ではキャッシュカードで買い物ができて便利です。地元の大きい商店、JUSCOなど外資系の商店でも使用できます。

香港ドルから人民元への両替ですが、人民元切り上げ前は香港ドルを深圳の銀行に入れてから口座内で両替をしていました。当時はレートが良かったのです。切り上げ付近から様子が変わり、レートが悪くなったので羅湖のイミグレ前で両替してから人民元で銀行に預金するようになりました。銀行で両替をすると両替証明を発行してくれますので再両替が必要な場合に便利です。
Power Vantageの場合はインターネットで両替できるので楽なのですが・・・銀行サービスに関しては香港に比べてかなり不便です。
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2006-06-16 コメント(0)

2006-06-18  カテゴリ: 生活

深圳のこんなサービス

深圳のサービス

2006年 06月 18日

香港のめし屋ではレジで支払いをするところが多いですが、一般に香港や中国のレストランでは食後の支払いは普通、ウェイトレスを呼んで座席に着いたままで支払いをします。喫茶店でも同じで、有名チェーン店、「名典珈琲」のとある店の奥で友人と軽食をとっていた時のことです。


ウェイトレスを呼んで支払いをすると、彼女は「今、外は大雨だからもう少し後で帰った方がいい」と教えてくれました。確認するとすごい大雨。で、とって返して友人とおしゃべり。と彼女は新しい水を持ってきてくれて、ゆっくりしていきなさい、と言ってくれました。しばらくすると先ほどの彼女がやってきて「雨が小降りになってきたから帰れますよ」と教えてくれ、私たちは引き上げました。



こういうサービスもなんかすごく嬉しくて未 だに頭に残っています。他にも、いつもよくDVDを買いに行く店では私が日本人であることも趣味も大まかに知っているので、行くと必ず私好みの新着DVDを紹介してくれます。ま、これは商売ですが。店内DVDを探して歩くと一緒についてきてピックアップしたDVDの荷物持ちをやってくれます。


荷物持ちをやってくれるのは文房具屋でもありましたし、レストランでは出てくるのが遅い時にウェイトレスに言うと必ず厨房へ行って確認して急がせてくれますので、効果のあることが多い、というように、数えたらきりがありません。中国のサービスを最低だという話をよく聞きますが、私にはこういうことがすごく気持ちがいいのです。

確かに話し方や態度は日本人には横柄に見えるのですが、割り切ってしまうと杓子定規でもなくマニュアル的でもない気楽さがあるので私はけっこう気に入っているのですがね。相性がいいのかも知れません。
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2006-06-18 コメント(0)

香港人・深圳人のマナー (1)

 普通電車の乗降は降りる人が先のはずなのですが、深圳や香港では様子が違います。混雑する駅ではうまく降りないと降りそびれてしまうかと思うほど乗ってくる人に迫力があります。


香港KCR粉嶺駅


香港のとあるバス停

 普通、駅で列車を待つ人はドアの両側付近に待機しているのですが、ドアの真ん中に待機、列車が着いてドアが開くと降りる人も関係なく一目散に空いている座席めがけて突進。親に怒られていた自分の子供時代を思い出しました。とすれば、こちらでは子供のままの状態?
 深圳と香港の境界駅の羅湖ではこれが一番ひどい状態でした。今は乗降ホームが別になったので楽ですが。

 私は電車内の携帯電話の使用は全く問題ないと思っているのですが、こちらでは話す声が馬鹿になりません。対岸の人に大声で話しかけるぐらいの声で話します。そんなに大声なら携帯電話がなくても相手に聞こえるだろうに・・・

 と、マナーは最悪のように思えますが、ここにも彼ら独特のマナーがあることを発見することができます。老人やハンディのある人が乗ってくると必ず誰かが席を譲ります。香港でも中国でも観察しているとこれは徹底しています。妊婦さんにも譲ります。
 香港では以前、日本のシルバーシートのような座席ができたことがありましたが、今ではなくなったようです。こういうシートは必要ないのです。誰かが席を譲ってくれます。

 深圳のバスには「老・弱・病・残・孕・抱?者?座」と書かれています。(?は譲の簡体字)。老人、虚弱者、病人、身障者、妊婦、それに赤ちゃんを抱いた人には席を譲りましょう、というものです。
 これらに該当する人や準じる人が乗ってくると必ず席を譲ります。時々はバスの車掌がそういう人が乗ってきた場合、すぐさま周りを見渡して「あなた、席を替わって!」と指示することもあります。その指示は絶対的なようで乗客も素直に従います。
 私はこういう場面に数え切れないくらい遭遇していますが見ていてもほんとに気分のいいものです。


 深圳に引っ越して1年。時々香港に行きますが、香港では急速にマナーが改善されていまして電車を降りる前に突進する人もぐっと減ってきましたし、携帯電話も声がかなり小さくなりました。

 道路横断のとき、赤信号を無視することも少なくなってきました。ただ...
小さい声で言いますと、これは改善しなくても良かったのですが....実は私がそうなのです・・・やりにくいなあ

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2006-06-25 コメント(0)

香港人・深圳人のマナー (2) KCRでの小事件

 香港・深圳共に「老弱病残孕抱嬰者譲座」のマナーは絶対的なようですが、香港KCR列車内での出来事です。

(写真:香港・粉嶺)

 羅湖でイミグレをすませてKCR鉄道を利用して中国から香港へ行く白人ペアがいました。いつも通り羅湖駅は大混雑で到着した列車に乗り込むのはたいへんでどうにか車内に入り込みました。

 見ているとな白人ペアの女性の方が座っている老人になにやら怒っている様子で、最後には杖をついた老人を席から立たせて自分たちが座り込みました。おそらくその老人が自分たちを押しのけて座った、とでもいってるのでしょうか。

 これを見ていた香港人の中年女性が自分の席をその老人に譲り激しく白人をにらみつけていました。広東語で文句を言いますが白人はきょとんとした顔。

 電車が次の駅の上水に着く頃、思いあまったような香港人中年女性は知っている英語の単語をすべてはき出すかのように「私たちは香港人だ!」と白人に対して怒鳴りました。

 私は声はよく聞き取れなかったものの、知ってる範囲だけで推測すれば、どんな事情があるにしろ、はっきり見てわかるハンディーのある老人を無理矢理立たせる、というのはやりすぎだと思います。
 白人側もこの大混雑で自分たち流のマナーを持たない香港人にいらついて理性を瞬間的になくした気持ちもよくわかりますが、第3者から見れば明らかに問題でした。

 つれの白人男性は黙ったままでしたが冷静になりやすい立場だったので冷静に判断して欲しかったような・・・

 やっぱり、郷に入れば郷に従え、当地の常識をまず把握することが大切と思った事件でした。

(写真:香港・ビクトリアピーク)

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2006-06-26 コメント(0)

香港人・深圳人のマナー (3) 深圳の交差点で

 以前よく通った4車線どおしの道が交差する小さな交差点。朝の通勤時間帯にはバスや乗用車、トラックなどが行き交いよく渋滞しています。

 青信号が黄色に変わる頃、渋滞で交差点を渡りきれる可能性も全くないまま駆け込みで交差点に飛び出す車。案の定、交差点を抜けきることができずに交差点内に留まります。で、せっかく青になった方はこの車がじゃまをして交差点へ入ることができません。渋滞が加速していきます。とまあ、こういう状況も数多く見受けます。

 ある日、この道がスムーズに流れていたので何があったかと思っているうちに交差点にさしかかりました。信号灯を見てびっくり、停電らしく信号がついていません...
で、各車が自分たちの判断で走っているだけなのです...ほんとにぼーぜんとしてしまいました。信号機は必要ない?? で、私は普段より緊張しながら交差点を横断したのでした。



 そういえば、深圳の街角で横入りとかあってもそんなに気にしている様子がなくクラクションも鳴らさず道を譲ることも多くて寛大だなあと思っていたのですが、その影響なのでしょうか...ただ競争心は強いみたいです。せっかちの人も多いみたいで、バスなどでもとんでもないスピードで走り抜ける時があります。

 深圳で中国を感じるにつけ、現在の欧米中心に決められたマナーではなく、中国独特のマナーを確立した方がいいのでは、とよく思います。この小事件もそれに属する事項なのでしょうか...



 ついでに...
歩行者の道路横断方法ですが、まず中央分離帯までの安全を自分の責任で判断してとにかく分離帯付近までわたります。分離帯でふたたび対面までの安全を自分で判断できたら渡ります。分離帯がなくても立ち止まっていても大丈夫です。車の運転者は頭の中で認識して注意しています。したがって非難するクラクションもありません。

 ただ私が杭州へ旅行した時、杭州で友人の杭州人は「上海なら難しいが狭い道だから大丈夫」と8車線と6車線の道が交差する交差点を信号無視で斜め横断し始めましたのはちょっとまねできない行動でした。

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2006-06-27 コメント(0)

2006-07-01  カテゴリ: 生活

禁煙方法と健康

禁煙方法と健康

 日本ではたばこの値上がりとかでたいへんそうですね。私も日本ではマイルドセブン、香港に来てからはセブンスター・インターナショナルという箱幅の広いたばこを吸っていました。香港でも中国でもイミグレを通ると免税たばこが買えるのでコストは日本の半分くらいになり喜んでいて禁煙とはほど遠い状況でした。

 胃の具合が気になりだした頃、たばこを吸って胃がちくりとした感覚を受けたことがあり、喫煙は胃に悪そうだ、という感じがしました。で、こういうやめやすい条件を利用して禁煙を決意。


 最初は喫煙日を決めました。水曜日と日曜日を喫煙日として他の日を我慢することから始めました。始めは喫煙日になると思い切り吸っていましたが、少しずつ自制して喫煙日を日曜日だけにに変更。この頃には喫煙日の喫煙本数もかなり減ってました。

 そして最後の仕上げ、全面禁煙を達成しました。この間2週間ぐらい。胃に悪いという思いがあったので、そんなに苦労とか我慢とか思うことなく達成できました。

 すでに禁煙3年目になりますが、以前書いた大根ジュースと合わせて胃の具合はよく改善されていると感じています。健康状態のこともあるので再び喫煙することはないでしょう。

 大根ジュースですが、サンデー山口の記事を見つけ、問い合わせをしたらアドバイスをいただけて試したところ効果絶大。飲むのに多少の苦痛があったのがうそのようです。おかげで大根ジュースの味をよくすることにひとまず成功、今後も続けていくつもりです。
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2006-07-01 コメント(0)

2006-07-02  カテゴリ: 生活

米にわく虫 - 穀象虫

米にわく虫 - 穀象虫

2006年 07月 02日

 去年は何ともなかったのに。米びつに虫が....初めての出来事にあわててネットで調べてみました。虫眼鏡で虫を観察しながら調べて虫が穀象虫というこ とをつきとめました。体長3mm程度で先は象の鼻のように突き出ていると。これを米粒に指して卵を産み付けて約1ヶ月後に成虫して米を破って出てくるとの こと。

 まあ、暑くなると普通にわき、食べたとしても害はない、とのことですが気になります。冷凍庫に入れておけば2-3日で死滅するとのことで米びつの米を袋に入れ冷凍庫へ。2日後 調べてみると死滅してました。
 鍋に入れて洗う時に、虫と卵が産み付けられたと思われる米粒が浮いてきましたのでこれだけを捨てて炊飯しました。

 原因を探ってみますと、
香港時代はナイロン袋で買い少し穴を空けて、普段は穴の部分を折り重ねてクリップで留めて密封していました。
 深圳に引っ越してからは写真のような計量米びつ(日本にあるようにノブを押すと1合分が出てくる)に袋から米を取り出して移します。

 調べてみると米びつのふたの裏側と本体とのかみ合わせ部分に虫が入れる隙間がありました。おそらくこの隙間から穀象虫が進入して米に卵を産み付けたのでしょう。
 米を米びつに移して1ヶ月くらいたちますので計算が合います。これから気をつけないと。米びつはよく洗い日光消毒。


 ただ、穀象虫が食べるのは農薬の少ない良いお米だそうな。そういえば香港で一時期食べていたオーストラリア米は虫が付かないように米を毒ガスの中に入れて貯蔵しているので よく洗って食べなさい、と言われたことがあります。今回の米は中国・東北大米。
        
タグ: 穀象虫
2006-07-02 コメント(0)

公安派出所へ 外国人登記 (2006.7.7)

中国では日本人に対して15日間のビザ免除がありますので、深圳に引っ越してからも香港を往復してビザ無しで住んでいましたが、忘れていて17日間滞在、オーバーステイになったことがありました。オーバーステイの罰金が1日500元とか1000元とか聞いてたので覚悟してイミグレへ。

イミグレで責任者らしい人も来ましたが、注意だけですみラッキーでした。ま、こんなこともあって香港で6ヶ月間連続滞在可能のマルチビザを取得しましたが、時々香港との往復という生活は変わりません。




マンション管理所から、警察の派出所へ行って外国人登記をするようにと通知を受けたので、派出所へ行き登録をしました。

派出所の戸証室と書かれている部屋で登録、必要書類はパスポート、ビザのコピーの他、最終入境日のはんこのあるところのコピー、それに写真。



就業ビザとかではないので書類がそろっていれば5分で登録終了です。

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2006-07-07 コメント(0)

2006-07-16  カテゴリ: 生活

香港永久性居民

香港永久性居民

2006年 07月 16日

1997年7月1日、香港は中国に返還されました。でもこの地域に住む外国人にとってはそれまでと全く変わらず他国同様の扱いになります。香港から中国へ移動するとそれは外国間の移動とまったく同じ入国審査を受けなければなりませんのでパスポートが香港と中国のはんこで埋まることになります。

日本人の場合、観光目的であれば3ヶ月以内ならビザ無しで香港に入国できますし、期限が来たらお隣の深圳を往復すればいいのですが、働く場合はワーキングビザをとる必要があります。もちろんビザの許可がおりるまで香港で働くことはできません。
初めてのビザは1年有効から開始です。その後はビザを延長しながら滞在を続けます。

こうしてビザを延長しながら7年経過すると香港永久性居民の申請をすることができます。永久性居民として認められるとそれ以後はワーキングビザをとる必要がなくなり、選挙権もできますし、老齢年金も受け取ることができるようになります。

これは国籍以外、香港人とほぼ同様の権利が発生することを意味します。ただし、外人の場合、3年以上連続して香港にいない場合永久性居民の権利がなくなりますが。

他、永久性居民ですと香港を出入りする時に香港側でパスポートを見せる必要がありません。全てIDカードで処理されますのでパスポートがはんこだらけになることがありません。また香港では指紋の自動照合によってイミグレーションを通過することができますがこれを利用することもできるようになります。自動改札みたいにIDカードを読み取り機に通して指紋データを読み取らせ、指を押しつけて照合、OKであれば扉が開く仕組みです。ほんとに自動改札感覚でイミグレ通過です。

私は香港に来てから仕事で中国との往復が多いため、今まで増冊したパスポートが2年間で判子でいっぱいになって使えなくなったのですが、2003年12月に無事香港永久性居民の資格をゲット、以後は単純に4年間は使用できるようになるはずですね。

IDカードを申請しIDカードができるまでの証明書

香港逗留の条件がキャンセルされた、と書いてあります。

仮発行のIDのため、はんこがありますが逗留期限はありません。正式IDカードになるとはんこはなくなります。

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2006-07-16 コメント(0)

2006-07-24  カテゴリ: 生活

たこ焼きとお好み焼き

【食】 深圳でたこ焼きとお好み焼き

2006年 07月 24日

香港には台湾系のたこ焼きチェーン店のようなものがありましてたこ焼きを食べることができますが、ちょっとお味の方が..生地はそんなでもない気がする のですが、おそらくソースとマヨネーズの味がおかしい。それと焼き具合。
名前が同じなのでこのチェーンになるのか、深圳のお隣、東莞で売っているのを見ました。これも生地は良さそうなのですがソースとマヨネーズの味が...

太古城のJUSCOで食べたたこ焼きはおいしくて、さすが日本系スーパーと思いました。でも遠いのでしょっちゅう来るというわけにいかず、頭の中で自前 で作ろうと「作戦」を少しずつ練っていました。


まず、香港、深圳のJUSCOなどで手に入るものをチェック。たこ焼き粉、天かすは香港JUSCO(香港そごうにもあるという情報も入手)、肝心のたこは深圳のJUSCOで刺身コーナーで売っていて、しかも8時半以降では半額になることも発見。で、この時間帯でまとめて購入、冷凍庫に保存、という方法を。ねぎは深圳のスーパーで普通に売っていますのでこれを使用。
 深圳・東門市場の厨安居 近くで鉄板を購入、22元とメチャ安(写真、木の台付き)。お好み焼き用の鉄板として使用できそう。


日本へ帰省した時にたこ焼き器や必要な器具を大阪の道具屋筋で購入。本場の材料として大阪製たこ焼き粉、お好み焼き粉も2kgずつ購入。きざみショウガなども買いそろえておきました。IHクッキングヒーターでできることを条件にして。

近畿の人間であるにもかかわらず、たこ焼きを作ったことがないので、ネットでレシピをいくつかピックアップ、自分の気に入った方法を選びます。これで準備万端整いました。ではスタート。

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・・・・・・・・・・

うまい!!!
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2006-07-24 コメント(3)

2006-07-27  カテゴリ: 生活

お茶と効能

【食】 お茶の効能

2006年 07月 27日

上海に出張した時のこと、ちょうど旬だった上海蟹を食べに行きました。上海蟹は小さくて手も使って食べることになりますので、手は油でねばねばしてきます。

香港や中国では油っこいものを食べる時、レモンをうかべたお茶の入ったフィンガーボールを出されることが多いのですが、この時もフィンガーボールが出てきました。で、油でぎとぎとした指を浸してしばらくすると、指から油がするっと抜けていく感覚をはっきり感じて感激したことがあります。
さらに油でぬるぬるになった唇をお茶でしばらく湿らすとこれまたさっぱりとして油分が消えていく感じになりました。

日本では昔から油を「中和」させるために大根おろしを使いますが、こちらではお茶を使うのでしょうね。

そういえばこちらのスーパーへ行くと日本の普通の大豆油などのペットボトルなら5、6本を束にして売っています。私は1本買っただけて1年近く持ちましたが、こちらでの油の使用量は半端ではありませんので、油を中和させる方法に普通にお茶を使っているのかも知れません。

(マンションにあるお茶屋さん。中国茶の喫茶店、と言うところでしょうか。店内は広くて2階もあります。麻雀をすることもできるようです)




  

 お茶を調べてみますと、中国には中国六大茶と呼ばれる六種類のお茶、 「緑茶」「紅茶」「黒茶」「青茶」「白茶」「黄茶」があるそうです。

それぞれ発酵度合いが違います。発酵させないお茶が緑茶で龍井茶がこれ、半発酵が青茶で烏龍茶や鉄観音がこれに当たります。

そして体内の脂肪を落とし、コレステロール値を下げると言われるのが、後発酵の黒茶と呼ばれるもので、香港で飲まれている70%がこれ。たぶんフィンガーボールのお茶はこれでしょう。
「普洱茶」プーアル茶、香港ではポーレイ茶と発音されます。黒茶というとおり色の黒いお茶で葉を乾燥させる前にこうじ菌で後発酵させます。他のお茶と違って古いものほど高価になります。
私は100年ものといわれるのを飲んだことがありますが、お茶の色がかなり薄くなっていて赤ワインがロゼになったという感じで、味が大きく変わっていました。私にはいい味とは思えなかったですが...

で、私は緑茶の龍井茶、青茶の鉄観音、黒茶の普洱茶、それに雲南紅茶を用意しています。
龍井茶は味が日本の玉露に似ているので日本料理などの時、油っこいものを食べる時は普洱茶などと、状況や気分で使い分けています。

こちらでは湯飲みにお茶と湯を入れてお茶を沈めてから飲みますが、飲む時に葉っぱも一緒に口に入りそうになるのが面倒です。
で、写真のような容器を使っています。これには網になった中ぶたがついていますので、中ぶたをして飲むというぐあいです。白いのはふた。

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2006-07-27 コメント(2)
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