MPF解約手続きと買い物 (2015.3.6)


香港元朗へ


元朗、屯門の軽鉄
久しぶりに深圳から香港に行くことにしました。
香港で働く場合MPF(強制性公積金-強積金)という年金保険のようなシステムがあるのでこれを毎月納入する必要があります。給料の何%を年金用にファンド会社に投資して積み立てます。会社が半分を負担します。
私は1996年から香港で働き始めましたが2000年にこのシステムができましたのでMPFに参加していた時は短く金額的にはそんなに多くはありませんが65歳からこのMPFを受け取ることができますのでそろそろ手続きしておくかな、ということで香港の私の銀行、HSBCに出かけました。

香港・元朗のいつもの支店へ。まずはMPFをキャンセルしたいと服務員に告げます。ここに並んでください、といって導かれたカウンターは「MPF查詢」と書かれていました。へえ、MPF専用の所があるんですね。

人数は少ないながらもけっこう待ちました。ほんとに中国も香港も銀行は時間がかかります。深圳や中山の場合は番号札を持って椅子に座って待つだけなのですが、香港の場合、銀行のスペースが小さいのでずっとたったまま並ぶのでけっこう疲れます。
まあ HSBCも無料のWiFiがあるのでスマホで遊んで気分を紛らせます。中国ではアク禁になっているサイトとか・・・

解約手続きは割合簡単にすみました。香港IDを提示して申請書を書いてもらってサインをするだけ。住所と電話番号も告げます。「おっ中国に住んでいますか!」と思わぬ反応。住所は英文も用意していましたが、漢字でもOKなようで漢字の住所で送ってもらうよう手配。以前はアルファベットでないとダメ、と言われて深圳の住所を書くのに一苦労したものでしたが時代も変わったものです。
電話番号は携帯の中国番号と香港の番号。
で終了。彼女は「だいたい手続きに1ヶ月かかります。」「!!! 1ヶ月も?!」
手続きが済んだら自宅に手紙が送られてくるそうです。
会話は始め片言英語、思わず普通語が出るようになってあとは英語と普通語のチャンポンで。

あとは屯門のイオンへ買い出しに。中山は深圳よりも日本の食材が買いにくく思わずいろいろと買いだめたのでけっこうヘビーになりました。これならキャスター付きの買い物袋を持ってきた方が良かったか・・
支払いは中国の銀聯カードで。


深圳に戻って福田のバスターミナルへ。自動販売機で帰りのバスチケットを・・・「おや」
売り切れ・・・かろうじて最終のバスチケットがあと2枚だけ残っていてほっ。こちらも支払いは銀聯カードで。

バスの出発時刻まであと1時間半。バスターミナルには時間をつぶすところが少ない。どうして時間を・・
ふと見るとセブンイレブンができていました。かなり繁盛しています。空いたところで弁当を買ってチンしてもらいました。セブンイレブンで初めて弁当を食べました。

中山の自宅に戻ったのは23時。荷物が重くて疲れました。

香港・元朗
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中山に帰ると小雨。かすむ利和のビル
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久しぶりの深圳と香港、思いきりのびのびリラックスしました。
それにしても少しのご無沙汰なのに深圳も香港もまた変化していました。HSBCに行く途中には中国銀行とか中国系の銀行がきれいな大きな支店を出していました。こうなってくると香港既存の銀行もちょっとうかうかしてられないかも・・
イミグレも混んでいてもスムースですし、深圳の地下鉄は無料だし、香港の交通費はどこまで行っても1回2ドル。気分も軽快です。
中山-マカオもいいけどやっぱり深圳-香港ですね。時々こちらのルートも活用しましょう。次の口実も考えてあります・・

それにしても最近ネットの接続がちょっと悪いような。考えてみると今は全人代、いつもこういう時は何となくネットの接続が悪いような気がするのですけど、どうなんでしょうかね・・