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2008-10-20  カテゴリ: 深圳日記

日本語のせんせー?

深圳 日本語のせんせー?

2008年 10月 20日


とあるネットつながりの中国人男性からメール。
「私は基礎日本語の授業を担当しています。生徒たちはまだ日本人と会ったことがありません。・・・」
で、彼らと一度会ってくれませんか、という内容でした。OKの返信メールを。
でも彼は別に職を持っているのでちょっと頭が空転、転職したのかな・・
あとで聞くと彼は日本語の講師はアルバイトだとのこと、なかなかのバイタリティーがあります。

懇談かなとは思って快諾はしたものの、ふと気になって何を話すのか問い合わせたのですが間に合わず・・
おまけにバスに乗り間違え1時間以上のロスをして、30分遅れでやっと教室へ。

教室に案内される間に言われたのが彼は2時間の授業を持っていて今日は私に1時間授業をやってください、とのこと。
「!!!△□○」
そんなあ・・日本語はおろか講師といえるようなものはこれまでやっていないばかりか、人前で話をするのは苦手とするところ・・
しかしまあ、話があった時にどんな話をしたらいいだろうかとネタは頭で繰っていたのでそれを展開するしかないかと・・

「僕はそんなの初めてなのでさっぱり何をすればいいかわからないし・・・」と悩んでいると
「それではこんな話は動ですか?」
と彼は言い、次から次へとネタのアイデアを話してくれます。へえ・・。さすがにこういうバイトを選ぶ人はやっぱりそれなりの才能があるのだと感心したので す。
芸人さんとかだとしゃべりの好きな人が多いし、そう言う人はそれなりにいい位置をキープできますし、向き不向きというものはあるものです。

とりあえず自分の出身の奈良のことと西安を絡ませて自己紹介をしたあと、ちょっと日本語の生い立ちなど、お茶を濁してどうにかこうにか照れながら時間を終 えました。
やれやれでしたが彼らの授業料が高くないことを祈るばかりです。

でもちょっと頭の中をよぎるものが・・ちょっと味を占めたかも知れません。こういうのもやっていけば、いいせんせーになれるかも・・
まあ、まずそんなことはならないですがちょっと新鮮な興奮でした。
ありがとう、彼。


帰って写真を見てみると生徒のほとんど女性、男性はたった一人という幸せな教室。みなさんめちゃ明るかったのです。




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